■こだわりのるつぼ
- iPodを磨く -

・俺とiPod
発売当時動画が再生できる大容量メディアとしては最も安かったことと、気まぐれに導入したiTunesの使い勝手に丸め込まれる形で購入してしまったiPod。デザインもインターフェイスも自分好みではなく、単に安くて動画再生可能なポータブルデバイスとして愛着も沸かないまま適当に使っていたらわずか1年で傷が大変なことになってしまいました。
ビフォー

動画が・・・ちゃんと見えません・・・。
仕方ない!買い換えよう!えっと、何がいいかな、いいのがねえや!

iPod mini 8GBに半落ちしかけたんですがどうにか体勢を立て直しダメ元で磨いてみることにしました。しかし世の中には裏側の鏡面部分を磨いてくれる業者はいても、表のポリカーボネイト部分を磨いてくれる業者はいない模様。まあいいけどね、それなら自分で磨くから。

・コンパウンド?なんだっていいんだろ?
ネットで調べたところiPodの傷はコンパウンドで磨くのがいいようです。昔エアガン用に買った安物のコンパウンドがあるんだけどこれでもいいんでしょうか。・・・さすがに怖かったのでホームセンターで自動車補修用の物を購入することにしました。

で、色々ありすぎてよく分かりません。
なんか研磨剤2個とスポンジ2個がついているお得なやつがあったのでそれにします(いい加減な!)。
パッケージ写真撮り忘れたので商品についてはリンクから飛んでください。

・本編135分だそうです
帰宅。 いそいそとPCの電源を入れ「レッドオクトーバーを追え」のDVDをセット後、新聞紙の上で黙々と研磨開始。あ、マスキングとか忘れたけど大丈夫かな?まあ壊れたら捨てるからいいや。ごしごしごし・・・。

ショーン=コネリーの渋さに見とれていたら「キズ消し」で磨きすぎたような気がしますが映画残り30分くらいのところで「ツヤ出し」にチェンジ。エンディングテーマを合唱して終了。

さて、きれいになったんかいな・・・? ぬお!?

アフター

実際には埃ほどのキズがわずかに残っていて若干液晶がにじんでいるんですが、それにしても劇的ビフォー&アフターです。これではあまりにやらせくさいのでどうにか残りキズを写そうとしたものの挫折しました。

ちなみに裏側は面倒なので磨いてません。

・今日もまた満足
700円の投資でこの結果なので大満足です。

結局そのまま調子に乗って3000円のケースを買ったりと余計な出費は続いたのですが、それはまた別のお話。あまりの汚さに窓から投げ捨てる準備が整っているのならやってみる価値はあるでしょう。