PCとDLNAクライアントがお互いに見えていることが確認できたら、DLNAネットワーク上にメディアを公開してみましょう。
[表示/共有設定]タブを開いて、一番下の欄の
[共有フォルダ]という字のすぐ下にあるフォルダマークをクリックすると公開フォルダが選択できます。
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[表示/共有設定]タブ |
これだけでDLNAクライアントからPC上のメディアファイルを参照できるようになります。
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Xbox360で参照したところ |
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PS3だとサムネイル付きになります |
FLV形式のファイルなど、標準で対応していないものを選択すると自動で再生可能な形式に再変換され、準備が終わり次第再生が始まります。
再変換がうまく行かない場合は、次項の
[Default renderer when automatic detection fails]の設定を変更してみてください。
[ソフトの再起動が必要]と書かれている項目は、サーバーを再起動しないと変更が反映されません。ウィンドウ最上段にある[サーバーを再起動]を押して再起動を行ってください。
重要なところだけかいつまんで説明するつもりでしたが、ほとんど重要な感じなので上から順番に説明します。
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[基本設定]タブ |
[表示言語]
標準で”Japanese”になっているはずなので大丈夫だと思いますが、もし違っていたら変更します。UMSはファイル名の日本語表示にも標準対応しています。
[起動時に最小化]
スタートアップにショートカットを登録して自動起動する場合など、起動時にいちいちメインウィンドウが開いてしまうと邪魔なときチェックを入れます。Windowsマシンで常に自動起動させておくなら
[Windowsサービスに登録]を使った方が邪魔になりません。
[Windowsサービスに登録]
UMSをバックグラウンドサービスで走らせるようにします。普段はアイコンやウィンドウが全く表示されないのでずっと起動しておいても邪魔になりません。サービスモードでの起動を止めるときは隣の
[Uninstall Windows service]をクリックします。
[Check for updates]
UMSに新しいバージョンがないかチェックします。隣の
[Check automatically]にチェックを入れておくと自動で新しいバージョンを確認するようになります。
[Edit UMS configuration file manually]
DLNAクライアントの機種を判別して自動変換するためのテンプレートを追加・編集できます。DLNAクライアントの対応形式やFMPEGのコマンドラインの知識が必要です。
[ネットワークデバイスを指定]
UMSとDLNAクライアントがお互いに相手を見つけられないとき、この欄が空欄になっていたら、プルダウンメニューからLANデバイスを指定してやると問題が解決することがあります。
[Default renderer when automatic detection fails]
DLNAクライアントに対応していないメディアファイルを自動変換しようとして失敗する場合は、この欄のプルダウンメニューからDLNAクライアントを指定してやると問題が解決することがあります。
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UMSにはその他にもたくさんの設定項目があるので、必要に応じて設定をいじってみてください。