DLNAサーバーソフトは色々なものがリリースされていますが、当サイトではWindows Media Player 11・12とUniversal Media Serverを使って、PS3とXbox360から動画を再生する方法について解説します。
これまではTVersityも取り上げてきましたが、ver.2.0以降は有料ソフトとなり筆者がUniversal Media Serverに乗り換えてしまったため、今後当サイトで取り扱う予定はありません。
一応フリーソフトだった頃の解説記事だけ残しておきます(→
こちら)。
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各サーバーソフトの解説にジャンプする
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Windows Media Player 12による共有
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Windows Media Player 11による共有
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Universal Media Server導入編
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Universal Media Server設定編
WMPでの共有は簡単で分かりやすく初心者にもお勧めです。
最新バージョンはWMP12ですが今のところWindows7用のみの提供となっています。一つ前のWMP11でもDLNA配信は可能ですのでXPやVistaユーザーの方は
こちらを利用してください。
WMPを使用する準備が整ったらライブラリにデータを登録してみましょう。登録といっても実際にやることはマイコンピュータからユーザーフォルダを開いて、該当するフォルダ(下の画像を参照してください)にデータをコピーするだけです。
オレンジの矢印で指したフォルダへコピーします
(画像をクリックすると拡大します)
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オレンジの矢印で指したフォルダへコピーします (画像をクリックすると拡大します) |
画像なら「マイ ピクチャ」のフォルダへ、動画なら「マイ ビデオ」のフォルダへ、音楽なら「マイ ミュージック」のフォルダへコピーします。ライブラリからデータを削除したい場合は各フォルダからコピーしたデータを削除します。
Windows7は起動すると自動的にWMPのライブラリデータをネットワークに公開します。PCの電源が入った状態でプレイヤーからDLNAネットワークにアクセスすると、PCと同じ名前のDLNAサーバーが立っているのが確認できるはずです。
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WMP12のサーバーをPS3で見るとこんな感じ |
サーバーは基本的にライブラリの内容全てをネットワークに配信しますが、再生するためにはプレイヤーが公開されているデータ形式に対応している必要があります。対応していない形式はあらかじめ変換しておくか、後に紹介するUniversal Media Serverによるリアルタイム変換等を使用することになります。
WMP12が用意されていないVista・XPではWMP11を使用します。XPには標準搭載されていませんので
Microsoftのサイトからセットアッププログラムをダウンロードしてインストールしてください。
ライブラリにデータを登録する手順等はWMP12と同じですが、WMP11はデフォルトではライブラリを公開しない設定になっているため使用前に公開の設定を変更します。
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「ライブラリ」から「メディアの共有」を選択 |
「メディアを共有する」にチェックを入れます
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「メディアを共有する」にチェックを入れます |
ネットワーク内のプレイヤー一覧
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ネットワーク内のプレイヤー一覧 |
ネットワーク内のプレイヤー一覧が表示されたら、再生する機器を選んで「許可」ボタンを押します。許可されたプレイヤーにはチェックマークが付きます。PS3等プレイヤーによっては「不明なデバイス」としか表示されないものもありますが、再生には問題ありません。
共有するデータをライブラリ登録する方法や、プレイヤーから見たときのサーバーの表示のされ方はWMP12と同じです。