Universal Media Server(以下UMSと略)は、有志によって開発が続けられているPS3用のDLNAサーバーソフト・PS3 Media Server(通称PMS)に、さらに有志の方が独自に機能を拡張して各種DLNA機器に対応させたもので、オープンソースのフリーソフトとして公開されています。
本項では筆者の手持ち機材の都合、PS3とXbox360での接続方法について解説しますが、UMSは標準状態あるいは各種プラグインの導入によって様々なDLNA機器に対応できます。まあPS3とXbox360だけなら本家PMSでも普通に動かせちゃうんですけどね・・・。
プログラムを配布している公式サイトはこちら。
【公式サイト】
Universal Media Server
http://www.universalmediaserver.com/
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ダウンロードファイルの場所 |
Windows版の場合は、矢印で指したWindowsマークをクリックするとダウンロードページに移動します。
JAVAで書かれたソフトなのでその他のOSの場合も、インストールした後の使い方は同じになっている・・・はず。
JAVAランタイムがインストールされていない場合、初回起動時にJAVAのインストールが勝手に始まります。
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「おっちゃんJAVA無いと動けへんのや。今持ってくるけんな」 |
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が、失敗!! |
JAVAの自動インストールは失敗することが割とよくあります。
その場合は
JAVAの公式サイトからインストールファイルを調達して、別途インストールしてください。
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ようやく起動・・・と思いきや、その前にWindowsファイアウォールが有効になっている場合、JAVAが外部と通信するのを許可していいか確認する画面が出ます。
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セキュリティの重要な警告 |
外部からアクセスできるようにしておかないと、もちろんPS3やXbox360からもアクセス出来ませんから、”アクセスを許可する”を選択してください。
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各種設定に問題がなければ、起動後しばらく待つとネットワーク上にあるDLNAクライアントがメイン画面に表示されます。
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メイン画面 |
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Xbox360側から見た場合 |
5分くらい待っても赤いエラーマークが緑のチェックマークに変わらないときは、上記のJAVAのアクセス許可設定や、次ページの
[ネットワークデバイスを指定]や
[Default renderer when automatic detection fails]の設定を変更してみてください。