多分に雑誌的であり、決してそうではないblog

なんかね、blogって書きまくると死ぬらしいですよ
ここの更新ペースが日増しに適当になっていくのもこれで納得というものでしょう(違うよ!)。

お手軽に始まった日記の形式が徐々にプロの体裁をなしてきて、それを飯の種にしてしまったら後は際限のないスクープ合戦と疲弊しか残ってないという話。でもこれって冷たい見方をすれば内容の魅力が速報性しか無くて再利用に耐えられないものだから早さだけが売りの体力勝負になってしまうのではないかと思ってしまったり。

特にblog業界は「ニッチな興味対象についてとにかく濃い情報が手に入る」が魅力だったネット初期の利便性から、「手軽に情報がつまみ食いできる」用途に特化してきました。かつてここで「blogは一つの情報を乱反射的に伝播させるツールだ」みたいなことを書いた覚えがありますけど、blogで飯を食う”プロ”がそれに忠実なコピペblogばかりというのは悲しい話です。

幸いにしてこの記事でインタビューされているblog管理者様達みたいな若干の例外もいるものの、情報の信頼度に対する担保がblogそのものであること自体、そのほかの媒体と比べてお手軽過ぎるblogを独自の情報源にする最大の障害なのかもしれません。そうした中でスクープを拠り所にするのも手段としては分かる話ですが、やっぱりもう少し頭を使ったうまみが出せないと人気を維持するのは難しいってところでしょうか。

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このページは2008年4月13日に書いたブログ記事です。

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