3Dモデルは俺の心の闇

アイマス2はXbox360で出るそうですね。
バンダイナムコの3DエンジンはPS3に最適化してあるとの噂を聞いていたので、てっきりそっちで出るのかと思っていました。ちょっと意外・・・なんてここで書き出す俺の方が意外ですか?そうでもない? えー。

昼ご飯を食べながらスターウォーズ・クローンウォーズを見ていて、「この作風をこのクオリティでアニメ化するのは日本じゃ絶対無理だな」と思っていた直後のアイマス2発表で、「あ、逆も無理だ」と考えたら笑いがこみ上げてきてしまいました。

オビ・ワンの髭面は中世ヨーロッパの絵画そっくりだし、日本は日本で浮世絵の流れをくむデフォルメ絵が、それぞれ3Dモデルになって動きまくるというのも民族の因果か、洋風和風の両方を同時に楽しめる今の時代の素晴らしさに改めて感謝しておくことにしましょう。

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でもなー、クローンウォーズのスタイルが今後の世界市場を席巻すると決まったわけじゃないんですが、このまま行くと日本アニメも遠からずガラパゴス化していきそうな不安があります。

海外ドラマなんかは既に何気ない街中の風景までCGで処理してしまうほどデータとノウハウが蓄積されています。使い回しやすさが最大の武器になる3Dモデル技術はアニメの分野ではドラマ以上にその真価を発揮するはずで、今後何かしらのモンスタータイトルが誕生したときに世界市場の主流が一気にそっちへ移行する可能性は十分、いや、十二分あるでしょう。

なにしろ世界のゲーム市場がHALO以後、一気にFPSに移行するのを目の当たりにしてきましたからこの主張には自信があります。世界観や操作性がきちっと仕上げられていたHALOは「やっと海外のゲームも日本に追いついてきたか」と思わせるゲームでしたが、その後海外のゲームスタジオが市場を席巻したのはあっという間でした。

アニメには造形のデフォルメが大幅に受け入れられる土壌があるぶん、そこで無二の才能を持つ日本が3Dモデルのノウハウを飲み込んで、再び敵無しの次世代に進む展開を期待しております。たまにここのアンテナにフィギュアとかアイマスとか初音ミクなんかが引っかかってるのはそのせい。

なんだかんだ言われつつもガンダムとかアイマスをあのクオリティで作れるバンダイナムコは凄いと思いますよ。最近じゃプリキュアも3Dモデルが踊ってましたしね。はい、端から見ると変態なのは否定しません。

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このページは2010年7月 4日に書いたブログ記事です。

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