男の料理

最近気になっていることが2点ほど。

「父上、なんかずっと家にいるようにお見受けしますが?」
「俺もう年だよ、そんなにいつまでも働かないよ」
「おお・・・言われてみればお尻のあたりの肉付きがすっかりおじいちゃんに・・・」
「さーわーるーなー」
「さわっても面白くないですな」
「そう、面白くないと言えば、毎日家にいるのって案外飽きるね」
「私めに機会を与えてくださるならば、2年や3年存分に引きこもってみせる自信がありますが?」
「それはダメ」
「チッ・・・」
「だからさ、いま家の料理を勉強してるんだよ」
「は!どうも最近味のないみそ汁やら、得体の知れない揚げもの(こんにゃく揚げとか)が出てきておかしいとおもったら!」
「まずいよね、俺の料理」
「作る前に気づいてください」
「隠し味がね」
「いりません、そんなもの」
「難しいんだよ」
「そういうのを余計な手間というのです」
「今日はカレーを作ってみたんだけど」
「おお、父上のカレーはなかなかどうして」
「隠し味に栗を入れたら変な味になった」
「だから何故栗!?」

ほんと決まるとうまいんですが、隠し味云々と言っているときは7割方地雷。

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このページは2005年11月 4日に書いたブログ記事です。

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