せんとりーの、びーぶ2

そうした状況においてのIntelのプラットフォーム戦術は、実は我々相談を受ける側にもっとも便利なレッテル貼りであってそこそこの性能があるPCが欲しければCentrinoと書かれているのから好きなのを選べ、PCをTV試聴やらHDDレコーダー代わりに使いたいのならViivのロゴを目印に、なんて言うだけでまあ間違いのない選択肢を提示できるわけです。趣味で相談を受ける自分がこうなのだから、ショップの店員に至ってはいわずもがな。

なんていうとプラットフォームサイコーで終わりなんですが、CentrinoはともかくPCをTV試聴やらHDDレコーダー代わりに使いたがるライトユーザー・Viiv購買層が日本にどれだけいるかというと、WindowsMCEが壊滅的に売れていない現状をみるに明るいとは口が裂けても言える状況ではありません。なんでも取っておきたがる日本人がPC=壊れやすいものの代名詞にわざわざデータを保存したがるとも思えないし・・・。プラットフォームを強調するのは結構だけどPentiumの名前を捨ててまでViivを強調する必要はあったのでしょうか。

今後もCPUを前に出さない戦術を取っていくとすると苦しくなっていくのはIntelCoreの方な気がします。Viivは良く聞くけどそんなすごいのは要らないというライトユーザーにとって聞き覚えのないIntelCoreをあえて選ぶ理由はあるのでしょうか。ブランドイメージを無くしたときに得をするのはどちらかというとAthlon64だと思うのですが。

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このページは2006年2月 2日に書いたブログ記事です。

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