軍板の猛者たちもこいつだけはフォローできない

妥協の産物だとか、開発意図が全く分からないとか、とにかくぼろくそに言われがちな9mm機関けん銃の話。そんなことないだろ、ちゃんと考えられてる。うーんと、うーんと・・・角度・・・とか?

ストックが無くてフォアグリップがついている、PKOに持って行けるフルオート射撃可能な”けん銃”が必要だってんでそうなったらしいですけど、MP5だってSATじゃ”機関けん銃”扱いだというし、この辺の事情はよく分かりません。

このしゃくれて飛び出したフォアグリップがとにかくダサい・・・ハイダーとの隙間が・・・は!ぶっといサプレッサーつければいいんじゃね?むしろそう考えると機能的じゃね!? なぬ!9mm機関けん銃はオープンボルト式だからサプレッサーを付けても発射音は消えないだろうって?おのれ本当にフォローのしようがない銃だな・・・。まあ確かにミニUZIもオープンボルト式ですけどさらに小さくしたマイクロUZIはクローズドボルト式に変更されてるっていうし、9mm機関けん銃もやろうと思えばクローズドボルトにできるんじゃないですか。超適当。

次、ストック。
イラクには89式小銃とか思いっきり持って行ってたし、今さらこいつにストックつけたくらいでPKOに持って行けないなんて誰も騒ぎません。つけちゃえばいいでしょう。スライド式はガタが出るからダメ。スイング式。こらこら、89式小銃と同じノリで廃莢口と逆方向に倒すようにしたらセレクター操作できなくなるだろうが。

仕上げにダットサイトを乗せる。
うーん・・・個人的に「短機関銃はグリップに弾倉を入れるべき」な人なんですが、SteyrのTMPも結局コケた感がある今、この脳内に浮かんだ改修9mm機関けん銃は、日本製ゆえの精度・グリップ内装弾式故の取り回しの良さ・UZIをまるまるパクった故の信頼性を併せ持つという、TMPが目指しつつも到達し得なかった新たな世代の銃へと生まれ変わったのではないでしょうか!

・・・なんて妄想が3ヶ月くらい前に思い浮かんだままずっと頭から消えなかったので(どれだけ危ない奴だよ!)、実際に写真をくっつけて作ってみました。

9mm機関けん銃改修案

あ・・・なんか、微妙?っすか?
このままストックを向こう側に折りたたむと廃莢口とぶつかるでしょうけど、そもそもそういう問題じゃないような気がします。なんだろう?ダットサイトのスケールを間違っている。いや、そうじゃなくて・・・。

というか、個人用自衛火器も89式小銃にしたらダメなんですか? 結論そこかよ!!

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このページは2007年6月 4日に書いたブログ記事です。

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