Vsita時代のサウンドカード・最終章?

前回までのあらすじ

新敵・WindowsVistaはなんとDirectSound用HAL未装備という欠陥恐るべき荒技の持ち主だった。このままではCreative製以外のサウンドカードでゲーム音声を3D出力できない!というかCreative製でもアナログ出力しか出来ないからうちのサウンド環境ではどっちみち意味がない!どうするウラジミール!?

絶体絶命のピンチに現れたのはなんとCMIチップサウンドカードの雄・Auzentech!彼らの新製品・X-Fi Preludeは驚くべきことにX-Fiチップを搭載しながらEAXをリアルタイムでDolbyDigitalに変換する能力をもっている・・・ことになる予定だったのだ!!

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長いし読みづらい。
そういうわけでVistaでゲームの3D音源を光出力するにはX-Fi Preludeが必須!だと思ってたんですけど、先日何気なく手持ちのゲームをプレイしていたら開始時サラウンドスピーカーに”2/0/0”って表示が出ることに気づきました。これはスピーカーに何チャンネルの光出力が行っているかの表示で、チャンネル本数が変わったときにしか出ないものなのです。

普段ならサウンドカードが勝手にステレオを5.1chに変換しているはずなのに、このゲームは明示的に2ch音声を吐いている。つまりステレオ2chの音声ではなく、サラウンドセットひとまとめの信号のうち2ch分にだけデータを乗せて吐いている。ということは・・・ 試しにオーディオ設定を5.1chにしてみたところスピーカーの表示がDVDをDolbyDigital再生にしたときと同じ”3/2/1”に変わりました。あ、なんだ、EAXが使えないってだけで最近のゲームは元から5.1ch出力出来るの?

ゲームが光出力をパススルー出力しているのか単純なアナログ5.1chをサウンドカードが普段通りデジタルにエンコードしているのか不明ですが、CMI8768P-DDEPCIでもVistaでゲーム音声の3D出力はできてしまうみたいです。

なんだよ、知らずにステレオ音声で必死こいてクリアしちゃったよ、HALO2・・・。

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このページは2007年12月 4日に書いたブログ記事です。

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