いっそMSがDirectX用に買ってくれればいい

PhysXを作っていたAGEIA社が買収?
あー、やっとか。

ああいう「すごい!・・・のは分かる」系のテクノロジーベンチャーは一通りデモが終わったら大手が買い取るのが普通だったのに、PhysXは実際にボードを発売してしかもそれが特売になってたりするもんだから冷や冷やしました。そういえば似たような技術を持ってたHavokもintelに買い取られたらしいですねえ。intelって・・・3D技術何に使うのさ?

デモを見ていると使い方によっては結構面白そうなPhysXですけど、あの複雑な物理演算をゲームの当たり判定に使ってしまうとPhysXカード持ちでないとゲームが出来ない=ターゲットがコア過ぎて売れないというのもまあ分かる話。

もう少し、かつてのVoodoo SLIみたいな現実的なアクセラレータだったら違う展開だったかもしれないんですけどね。一度店頭で見かけた特売のカードですら悩んだ末にスルーした自分みたいなのも少なからずいるんじゃないでしょうか。それ以前に見ても何のカードだか分からない人ばかりだったような気もしますが。

根っからのAMD派だけど、どちらかというとNVidia原理主義な自分としては是非NVidiaに買い取っていただいてメジャー技術にしていただきたい。それにしたって普及度で言ったらRadeonも巻き込まないと片手落ちになるわけで、いくら精密な物理演算が出来ても結局は派手な演出くらいにしか使い道がないのかもしれませんけど。

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このページは2008年1月24日に書いたブログ記事です。

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