939用CPUクーラー・NCU-2000をAM2用に改造する

どさくさ紛れにサーバーまでSocketAM2化してしまった後始末がようやく終わり、気になるのはCPUクーラーだけとなりました。

今まで使っていたのは大型サイドフロークーラーの先駆けNCU-2000。今となってはこの程度の大きさのクーラーは珍しくありませんが、ファンレス向きの広いフィンピッチを取ったものとなると代わりがありません。

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もう古い製品だけにAM2用取り付け金具など期待できようもなく、これが使えないのが939から移行する最大の障害になっていました。いや、本当はAM2で478用クーラーが使えるリテンションというのがあって、それを使えば済んだ話だったらしいんですけど、Intel用の取り付け金具?捨てたよ!そんなもの!!

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とりあえずAM2用の交換リテンションキットを買ってきてみました。これとクーラーを持ってぐるぐるいじくり回していると・・・

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ピコーン!(いつの時代の表現だ?)
分厚い銅板の台座を外せばリテンションにぴったり合わさりそうです。あとはもう、おわかりですね?

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アルミL型アングルをこうやってボルト止めして・・・

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リテンションも裏側からボルトを通します。

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アルミアングルに空けた穴にリテンションのボルトを通して固定完了。これでリテンションを取り付ける要領でCPUクーラーごと取り付けが可能になりました。リテンション裏側にあるネジ頭には念のため後で絶縁ビニールテープを貼っておきましょう。作業工程は30分ほど。

ぶっちゃけこのクーラーって見た目ほど冷えないんですが、分厚い変な銅板を挟むようになっていた標準状態よりもヒートレーンが直にCPUと接するようになった改造版の方が効果があるのは言うまでもありません。CPUに触れる部分が丸ごとヒートレーンなわけですから、ヒートパイプ直接触クーラーも目じゃないぜ!!ということで、ファン付きのリテールクーラーより5度ほど温度が低下しました。

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このページは2008年2月16日に書いたブログ記事です。

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