モンスターハンターはなぜ海外で売れないのか4

なんだかモンスターハンターのアンチ広報のようになってしまっていますが、主題はあくまで「モンスターハンターはなぜ海外で売れないのか」です。これでもただの叩きっぽくなっているところはかなり削っているんですが、読み返してみるとやっぱりひどい。

これだけの純和風設計でありながら、生産や採掘、料理といったオンラインゲームの要素をコンシューマとして違和感のないレベルまで消化したうえで取り込み、日本市場でそれをヒットさせる。「日本のオンラインゲームは黎明期に腐って果てた」と考えていた筆者にとって、MHFの完成度はもはや別次元のものであり、日本でヒットするオンラインゲームとはかくあるものだと体現しているかのような存在でした。

もう一つ恐ろしいことに、カプコンは日本でモンスターハンターシリーズを大ヒットさせながら欧米ではデッドライジングを大ヒットさせています。いずれにもユーザー層を狙い澄ましたシステムを実装し、選ぶハードにも狂いがない。その結果が各々PSPとXbox360のキラータイトルとあってはマーケティング能力と設計力を絶賛するしかないでしょう。

外国人がモンスターハンターを面白くないというのは何ら不思議なことではありません。なにしろそういう風につくってあるんですから。外国人とか自分みたいなのはデッドライジングをやっていればいいわけです。

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このページは2008年10月29日に書いたブログ記事です。

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