サーバーOSをWindows7にするためのエトセトラ・後編

前編後編で済ませるつもりだったのにまた長ったらしくなってしまっております。

手持ちのサーバーをXPから7に移し替えるには単純にデータベースをコピーしてアプリケーションをインストールすればOKというわけにはいかず試行錯誤が必要になりましたが、特に行き詰まるところもなく元の機能全てを復元することが出来ました。

OS自体の性能として目につくのは、まずXPの時よりも起動がかなり早くなった点。Webサーバーがサービス扱いで起動出来なくなり、スタートアップからアプリケーションとして起動していることなども関係しているのかもしれませんが、黒地のロゴ画面からデスクトップに切り替わった後のタスクトレイのアイコンが並んでいきマウスカーソルの砂時計が消えるまでの時間が大幅に短縮されました。とはいえ起動しっぱなしのサーバーにはあまり関係ないんですけど(おい!)。

共有ドライブに外部からアクセスしたときのレスポンスも向上しているようで、ディスク周りなのかネットワーク周りなのかよく分かりませんが何かしらの調整が入っている感じがします。もちろん本来の目的だったOSの自動バックアップ・巻き戻し機能も正常に動作しており、結論としては我が家の環境ではサーバーOSをXPから7に取り替える価値は十分ありということになりました。まあ本当に乗り換えるかどうかはRC版のお試し期間が終わる頃に改めて考えることにしましょう。

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サーバーとは特に関係ないおまけ。
バージョン6.4を最期に、以降はそびえ立つ糞であり続けたMediaPlayerがようやく自己主張を諦めておとなしくなり、MP3やAACファイルの再生時にはアートワークを表示する形のシンプルでやや機能美を感じさせる姿になったのが7の変更点の中では一番うれしいものでした。

機能面でも標準で多くのコーデックに対応し、VAIO TypeTのようなPCでも再生支援機能が有効になるなどかなりの実力派でもあります。メインPCのプレイヤーはMediaPlayerClassicが不動の地位を占めてきましたが、Vista対応版が出たら少し考えてしまうかもしれません。

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このページは2009年12月25日に書いたブログ記事です。

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