小林源文氏の名作(怪作?)・Cat Shit Oneがアニメ化されてたなんて知りませんでした。
日本人の作るミリタリーものなんて、しかもCG・・・と正直あまり期待しないで見始めたんですが、なんかもう、ほんとすいませんでした。すげえなこれ。
先日「日本のアニメ業界はCG慣れしてなくてヤバい」的なことを書いたばかりなんですけど、あれは撤回します。空気感がちゃんと出てるし、日本製アニメらしい地に足の付いた、しっかり体に重力がかかってる感じの(?)アクションも踏襲されていて隙がありません。
加えてスターウォーズに無くて不満だった「よく考えたら現実には再現しづらいカメラワーク」もあったりして、CG技術という点でも存分に楽しませてもらいました。音響だけちょっと惜しかったかな・・・?
更に軍ヲタ的視点から見るとパーキンス軍曹の動きが教科書にしたいくらい美しい。射撃や移動時の遮蔽物の使い方とか、敵と鉢合わせしたときに左手で押し倒しながら撃つとか、弾切れになったライフルからハンドガンへのスイッチとか、ああいうのを訓練された動きって言うんですよねえ・・・ウフフフフ。エンドロールにTOMO HASEGAWA氏の名前があってそれも納得。
しかしパーキンスさん、ボタのM14に苦言を呈しながら自分はSR-47にZITTAのストライクガンっすか。ゴテゴテしたのは嫌いだけどミーハーなのはOKなのかな・・・? ストライクガンにどうやってサプレッサーを付けてるのかは謎。
ANIMATED SERIESらしいので次回作ではラッツの登場に期待!DVD出たら予約してでも買う!!
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