PCケースを自作する2(外装部分作成編その1)

新しいiPhone買ったよ!とかビッグイベントを挟んでいたらPCケース作成の記事が随分ご無沙汰になってしまいましたが、相変わらず黙々とPCケースを作り続けています。

ただね、その・・・iPhoneのデータを移行するときに撮影しておいたデータを間違えて消しちゃったんだ・・・うむ・・・バックアップも漁ってみたんですけど見つからず。そんなわけで作業完了時の写真しか無い部分もあるのはご容赦を。

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いよいよ本格的な工作をに取りかかろうというところで、今回は外装部分を作成します。
まず今回の作業に当たっては、うちの親父様に多大な協力をいただきました。この場を借りてありがとう、親父様。

自分の木工の師でもあるうちの親父様、趣味ながら腕も工作の知識もなかなかのものなんですが、きっちり説明しておかないと数mm程度の寸法は現物合わせで適当に変えてしまうのが玉に瑕。先日もDVDケースの入らないDVDラックを作ってしまい自分に怒られるなどやや油断のならないところがあるため、基本的に自分が機械の使い方を教わりながら自分の手で部材を切り出していきます。

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18mmの外装構造材は親父様が先輩に教わって自作したという、この丸鋸付き・・・丸鋸付きの・・・なんて言うんだろうね?(おい!) 名称不明の機械を使ってガンガン切っていきます。

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「板厚が18mmもあると見た目がえらいごつくなるなあ」と言ったら、「じゃあ合わせ目をL字に落として組めばいい」とアドバイスをもらい、各パネルの合わせ目を9mm×9mm角落として見かけ上の厚さを薄くすることにしました。さっそく設計が微妙に変わってます・・・。

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今回使用するスイッチ。
長年探し求めていた「オーディオっぽいスイッチ」は、秋葉原のどこだか忘れたショップの閉店処分品で購入しました。然るべきを配線してやれば周りのリング部分が光るらしいですが、紫色に光ってもケバいだけなのでただのスイッチとして使います。接続はジャンク箱から拾ってきたLEDランプのケーブルを流用。

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スイッチ全体がネジになっている便利構造なんですが、さすがに木材に装着することは想定されていないようで厚みがありすぎてこのままでは取り付けられませんでした。親父様の"いつ買ったんだよそんなものシリーズ"の一つ、卓上ボール盤でナット分のスペースを削り込んで事なきを得たものの、あまりの面倒くささに「今回もMDFにしておけば良かった・・・」と少し後悔。

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アクセスランプはいつも通りM8ドリルで開けた穴に接着するだけですが、これも裏側は穴を少し広げて適当な具合に出っ張るように調整しています。

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基本フレームを塗装して貼り合わせ。
開口部が多く嵌め付け部材が少ないため、強度が確保出来ているのかが心配です。

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サイドパネルには上部USB小物入れの底板を嵌め込むための溝を掘りました。
上部パネルは3分割になっており、真ん中は取り外し可能。この部分が小物入れスペースになります。

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現在使っているメインPCケースと並べたところ。
図らずもちょうど小物入れ分背が高くなった感じになりました。


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このページは2011年11月26日に書いたブログ記事です。

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