第2世代Ryzen&NVMe M.2 SSD環境にWindows7を導入する

諸君、私はWindows10が嫌いだ。
WindowsMeの次に嫌いだ。

というわけで宿願のAMD製高性能CPU・Ryzenが出た後もメモリ価格の高騰とOSにWindows10を使わなければならないという2つのデメリットのため、導入に二の足を踏んでいたんですが、なんかどうもRyzen 2xxxシリーズとX470チップセットでもWindows7が使えるらしいという情報が伝わってきたためやってみることにしました。

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今回はマザーボードにGigabyte X470 AORUS ULTRA GAMINGを使用することとし、まずはメーカーのサイトでWindows7用ドライバが存在していることを確認。

ついでにユーティリティの項目で、X470チップセットへのWindows7インストールの際にUSBのマウスとキーボードが使えるようになる"Windows USB Installation Tool"なるツールも発見。


起動してみるとUSBだけではなくM.2 SSDにWindows7をインストールするときに必要なドライバまで統合してくれるらしいチェックボックスがあります。

「おいおいなんだ至れり尽くせりじゃねえか」と両方にチェックを入れ、インストール用USBメモリを作成。できあがりまでの待ち時間にAmazonでRyzenその他のパーツを注文しました。

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パーツたち到着。
今回はこれらも含め、以下のパーツでメインマシンの換装を図ります。
・CPU:AMD Ryzen 2600X
・CPUクーラー:Scythe Mugen4 + AM4マウントキット
・M/B:Gigabyte X470 AORUS ULTRA GAMING
・SSD:intel M.2 SSD 760p 256GB
・Memory:CORSAIR DDR4-3000Mhz 4GBx2
・VGA:Gigabyte GeForce 970

さっそく組み付けてUSBメモリからWindows7のインストールプログラムを立ち上げると・・・ハハハ!動く!USB接続でもマウスカーソルが動くぞ!

が、インストール先として表示されるはずのM.2 SSDが見あたりません。
とりあえずintelのサイトから最新ドライバを拾ってきて"ドライバの読み込み"をやってみると、760p用ドライバを読み込む動作はするもののやっぱり「ドライバが見あたりません」と黄色い三角マークが出てしまいます。

「BIOS(今はUEFIって言うんでしたっけ?)では認識されてるっぽいんだけど、うーん、詰まった・・・」と別マシンで"Windows USB Installation Tool"のフォルダを開き、M.2 SSD用ドライバが収められているらしい場所を開いてみると、入っているドライバはintelのサイトから拾ってきたものより随分日付が古い様子。

「もしかしてツール同梱のドライバが最新のSSDに対応してないのか?」と思い、ツールのドライバを最新に上書きしてインストールUSBを作り直したところ、無事インストール先にintel M.2 SSD 760pが表示されました。

後は特に盛り上がるところもなくWindows7のインストールが完了。
各種デバイスドライバもメーカーサイトからダウンロードしてきたWindows7用チップセットドライバとLANドライバを入れるくらいで不足は無い様子。

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仕上げに普通にWindows Updateをやると「RyzenにWindows入れるな!」というMSの強烈な嫌がらせが始まるらしいので、WSUS Offline Updateでアップデートを実施(というか最近は通常環境でもクリーンインストール後のアップデート失敗が多発するので普段からこちらのフリーソフト頼りですが・・・)。

トドメに嫌がらせお断りパッチ・wufucをインストールして初期設定終了。特にこれで今のところ問題は出ていません。

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ふう・・・なんか事前に色々調べておいたおかげで、思っていたより随分あっさり終わったというか、おっさんが若い頃PC98にWindows95を入れ直すときはドライバとツール取っ替え引っ替えして丸二日かかったりしてな、それで・・・あ?その話は要らない? そう・・・。


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なんかSpeccyのCPU温度表示がぶっ飛んでたり、システム環境表示系ソフトの対応が追いついてなさそうなところは若干ありますが、デバイスマネージャーでビックリマークが出るパーツ等もなくすこぶる順調。

新環境にありがちな妙な動作も見あたらず、むしろ真新しさを感じられるところが無くて不満なくらいあっさり移行が完了してしまいました。K6-2からのアム中がintelに浮気してから6年9か月ぶりの復帰。長かったなあ・・・。

専用ドライバまで用意されている安定した環境をMSがサポート外だと言い張るのは理解に苦しむばかりですが、聞くところによるとGPU内蔵のRaven RidgeコアRyzenはこんなにうまくいかないらしいのでご注意下さい。

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そういえば今回Ryzenマシンを導入した本来の目的は、1080pを60fpsで録画できるはずのUSBキャプチャユニットが、どうも転送速度不足っぽい挙動でフレームドロップを起こすことへの解決策だったのでした。

あれ?
でも本気で忘れてたけど、SocketAM4環境でWindows7ってなんかUSB周りに問題出てなかったっけ?んん?・・・というところで続きはまた後日。

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このページは2018年5月26日に書いたブログ記事です。

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