ついにGeodeNX用Mini-ITXマザーボードが発売・・・になったはずなのに各所の反応はどうもいまいちなような?曰く「PCIスロット2本じゃダメ」「Gbit-Etherがオンボードになっていないことにはどうにも・・・」「VIAチップは(略」「高すぎる」かくいう自分の感想も「こんなに出すならTurionでも買う」といったところ。
そんなわけで既存マザーボードの中から素性のいい奴を使っていくわけですけど、特にnForce2チップでサーバー用途はVGAがネックになります。安くてファンレスのVGAカードを探して歩くと、売っているのは大抵Rage128。AGPx4以上にしか対応していないnForce2では使えない・・・と、玄人志向からPCI用が出てるじゃないですか、これだと動くんですな。
VGAチップにはヒートシンクすら存在せず、SDRAMが8M、コンデンサも極小のが数個と、いかにも「電気食べません」的なカード(しかも購入価格は2000円!)が我がPCに刺さっている姿を眺め、アハハウフフと至福の時を味わう。しかし至福の時もわずかに過ぎ、こんどは空になったAGPスロットが気になりだす。
これってさー、AGPx8っていうくらいなんだからPCIの8倍の転送速度がでるわけだろ?
既にPCI規格では飽和状態に近いS-ATAとかGbitLAN用の拡張スロットとして転用出来たりしないのかな、Canopusが昔VGA用のドーターボード型キャプチャを出していたことがあって、それの煽り文句が”PCIより広帯域のAGPを使用することで安定したデータ転送を云々”だった気がするんだけど。
低発熱な数世代前のVGAに加えてBroadcomあたりのLANとS-ATAを搭載し、型落ちになったマザーボードをサーバー用として蘇らせるコンボカード発売!・・・なってことになったらそこそこ売れるような。玄人志向あたりにかけあってみようか?
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