秋の夜長の核ゲー

DEFCON
HARPOON以来、久々に”正しい”現代戦シミュレーションに出会えた気がするゲーム。核ミサイル一発弾着につきM単位の戦果が表示されるあたりに究極に効率化された核時代の戦争を感じることができます。

静かなオペラのように画面から不意に流れてくるすすり泣きや子供の(?)せき込む声も、まるで「マイクが間違った音を拾っちゃいました」と言わんばかり。ほぼ理想の極地と言っていいシンプルで機能的なコンソールが残酷で偏愛的な世界の終わりを淡々と紡いでいきます。

なんて書いていたら現実世界の方がシャレにならなくなっちゃったんですけど、コンピューターゲームって本来こういうものだったんですよね。暗くて、病的で、一番遠い身近をシミュレートするという。

コメントする

おもうツボ

月別 アーカイブ

このブログ記事について

このページは2006年10月10日に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「とは言いながら脱MS系なら割とどれでもよい」です。

次のブログ記事は「それでこれとこれはつながるの?とか、無線LAN売り場の店員は多分大変」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type