人間の死というのもシステム化された社会では実に効率的に処理されるもののようで。
「ヤバい」から「全部完了」まで一週間もかからずに済んでしまうと、まるでそこだけ日付が抜け落ちてしまったかのようです。考え方によっては余計なことを考える暇もない時間を挟んだ方がいいのかもしれませんが。
はあ。
しかしまあ「次はこれ、その次はこれ、はい、はい、はい」で、「お別れです」のあと飯食って戻ったら骨だけがきれいに集められて台に乗っている光景ってあらためて体験してみるとシュールですな。「ああそうか、デカルトからこっちドイツ人が死後の人間についてKörper(体)とSeele(精神)を明確に区別すると言っていたのはこういうことか、Seeleの抜けたKörperはもう要らんのか」と独り言を言っていたらバカだと思われたみたいです。納得がいかない。
ぼんやりと聞いていた曲のタイトルがRebornだったりするとまた変な感慨が。俺が逝ったら向こうの軍曹と一緒にKV-1をぶっ飛ばして遊ぶつもりなんで、先によろしく伝えといてください、婆ちゃん。
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