レビューの書き方

・・・なんて偉そうな題をつけても、うちもせいぜい月間3000Hitくらいの弱小サイトなんですが。備忘録です。参考になるところだけ参考にしてください。

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・写真を使う
→出来るだけ多く使います。写真だけ見て帰ってしまう人は意外といます。写真ごとのキャプションをつけて、それだけでもある程度内容が通じるようになっているのが理想です。


・数字を重視する
→レビューの中で数字は最も客観的に真実を伝えてくれます。文章が主観的になっても数字データがあれば読者はそれを元に独自の判断をくだせます。ベンチマーク結果など大手で簡単に手に入る類の情報はあまり必要ありません。ボードサイズ・厚さ、シンクの高さなどちょっと突っ込んだ部分のデータが喜ばれます。


・テスト構成
→ベンチ結果を載せるならこれは必然的に必要になりますが、単純に「これとこれの組み合わせで動いた」という実績報告でも個人レビューではかなり喜ばれます。パーツ名で検索エンジンから人が飛んでくる確率も増えますし、こうしてやってきてくれた人はじっくりレビューを読んでくれる良き読者となります。
但しテスト構成の報告は最低限の記載にとどめましょう。たとえば3DMARKならCPU・メモリ・VGA(これはドライバverも)・マザーボード・HDD・OSだけで十分です。いちいちパーツを値踏みし勝手に書き手をブルジョワと勘違いして批判的な態度をとる人って意外といるものです。


・グーグル先生を意識する
→レビューを書くからにはより多くの人に読んでもらいたいものです。検索エンジン対策としてレビューする製品のメーカー・商品名(型番も)・”レビュー”という単語、これらは必ずページ内に配置します。ページタイトルも何の商品のレビューなのか一目で分かるものにします。ついでにサイトの名前も併記しておくとより良いでしょう。
各ページに”Topに戻る”ボタンをつけておくことは非常に重要です。読者はいつもトップからやってくるとは限りません。裏から入ってきた閲覧者でも一発で全体が見渡せる位置に移動できるよう心を配りましょう。リンクの張り方もサイトトップのアドレスを明示的に指定します。「../index.html」とかではなく「www11.plala.or.jp/kr37564/index.html」で指定。javascriptの一つ前に戻る機能を使うのは論外です。閲覧者が望む動作を考えても「戻る」を押したらGoogleに戻ってしまったのでは意味がありません。
よほどの大手サイトでない限りGoogleの検索結果に反映されるまでには結構時間がかかります。筆者の経験上で平均約一ヶ月、アクセスが少なくてものんびり待ちます。はじめはネットショップに埋もれがちですがしばらくすると一気に浮上します。


・リンクフリーの表示
→これは自分もあまり徹底できていないんですが・・・。より多くの人に見てもらうためにもリンクしやすい環境を作っておく=リンクフリーの表示をしておくことはアクセスアップに役立ちます。またあなたが2ちゃんねる嫌いでなければ該当するスレッドを参照してその旨を記載しておくのもいいでしょう。2ちゃんねらーは意外と個人サイトを晒すことに気を遣い、明示的に2ちゃんねるをソースにしたと記載されていない場合はアドレスを伏せるケースが多いからです。


・内容について
→個人サイトのたわいもないレビューですが、それでも「ソース」になりうる点は忘れないようにしましょう。パーツを買ったけど動かなかったなどという場合は特に注意。「あのパーツはヤバいらしい」という噂が広まったあと自分のポカミスで動かなかったことが分かったなんてのは目も当てられません。後で修正しても世間で一人歩きした情報はまず覆らないものです。
レビューにするなら単に「動かなかった」の時点で公開するべきではなく、解決策が示され問題が解消できた時点で始めて世に出るというのが理想です。とはいえ事後の記事のケアは大切に。使用しているうちに出てきた細かい悩みなんかは併設したblogのネタにでもすると、よりコアな情報を求める人には喜ばれます。そういう人ってほとんどいませんけどね。
使い勝手については基本的に不満になる部分を中心に書いていった方がいいでしょう。大手のレビューは実質ほとんど広告みたいなものですので、逆に金を払った消費者の立場なら不満を不満とはっきり書いていった方が読み手の役に立ちます。まあ全文にわたってネガティブキャンペーンの嵐というのも信憑性に?がついてしまいますから、この辺はバランスで。

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以上、日頃の経験とアクセス解析の結果を見ながら思うところをつらつらと書いてみました。まあどちらかというと読み手としての自分の希望みたいなもんですけど。

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このページは2008年1月29日に書いたブログ記事です。

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