暗号の憂鬱2

再びNVRAIDとTruecryptの相性問題を検証。
RAID0状態でHDBENCHを実行すると素の状態で10万を軽く超えるスコアが、Truecryptで暗号化すると6000前後まで低下してしまいます。1台で計測した暗号化ボリュームのスコアは3万弱なのに、うーん・・・。

RAIDの状態をRAID0(Stripe)からSpanに変えてみると・・・素で6万、暗号化で4000。余計悪くなった!
SATAのモードをRAIDからAHCIに切り替え、HDDをダイナミックディスクに変換したソフトウェアRAIDにしてみると・・・ReadとWriteが素で12万を超えました。この方が早いんじゃないの?で、肝心の暗号化ボリュームは・・・6000。イガー!!

最後にIDEに設定してみたところ、こちらもソフトウェアRAIDでReadとWriteがあっさりと11万をたたき出し、暗号化ボリュームは・・・おお!4万を超えた!!SHA-512でこのスコアならまあまあでしょう。

暗号化なんてイレギュラーな用途自体あれですけど、NVRAIDで異様に遅くなってしまったらIDE設定にしてダイナミックディスク化したソフトウェアRAIDを使いましょう、ということで無事解決。

コメントする

おもうツボ

月別 アーカイブ

このブログ記事について

このページは2008年3月 7日に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「IT企業のよくある失敗」です。

次のブログ記事は「知らない、あっただけ、知らない」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type