とはいえ構造も動きもよく分かってない部分が多い

あなたのたどり着く最後のFM局・・・確かこんなフレーズが命名の由来のLastFMが日本サービスを開始していました。

「FM局というか、こちらの要求に応じて音楽が引き出せちゃうと、ほとんどジュークボックス代わりになっちゃって著作権的にまずいんじゃないの?」というのが海外版のニュースを見て以来の疑問だったんですけど、実際に使ってみると感覚として一番近いのがiTunes Storeのおすすめがストリーミングで流されてくるといったもの。

ピンポイントで「このアルバム!ではなく、キーワードに応じて分類された音楽が流れてくる感じですね。日本楽曲の登録数があまり多くないこともあり、狙った曲を再生するというより好みに合う曲を発見していくのを楽しむスタイルで利用することになります。なるほど、だから”FM”なのか・・・。

アカウントを作成すればiTunesなどの再生記録をLastFM側に送って、ストリーミングされてくる楽曲の選曲精度(?)を上げることもできます。自分の体感だとフィルタリング効果はいまひとつなんですが、サービスが始まったばかりにもかかわらずユーザーによる曲のタグ付けがかなり活発に行われているようなので、これが進んでいくとまた面白いことになるでしょう。

「これがあればiTunesすら要らない」ではなく、聞きたい曲があって起動するiTunesと適当なBGMが欲しいときに起動するLastFMのようにうまく棲み分けが出来そうでした。登録曲数と選曲精度が上がってくると競合を始めそうな気もしますが、まずはおもしろいおもちゃ程度に接してあげると結構楽しめそうです。

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このページは2008年8月10日に書いたブログ記事です。

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