後知恵なんですが、XFXのリファレンス8800GTは新旧ファンの両方があって、それぞれ型番が違うわけです。
旧ファンがPV-T88P-YDFPで、大口径新ファンがPV-T88P-YDQ4。別商品扱いで値段も違うはずなんですけど・・・手元にあるPV-T88P-YDFPはパッケージやボードに貼られたシールもPV-T88P-YDFPなのに明らかにファン口径がでかい。ロットアップで区別がなくなったんでしょうか。
おおお・・・気分はまるで伝説の剣を拾ってしまった村人A(その日の晩に魔王軍の襲撃を受け村ごと皆殺し)。これが伝説の新ファン・・・震える手でマシンに装着し、スイッチを入れると・・・
『ブィヤーン!!!!!』
ウワーイ!
・・・誰だ!新ファンが静かで冷えるなんて言った野郎は!?
温度を測ってみると大口径爆音ファンのおかげで確かに冷えていますが、とにかくすごい爆音です。そりゃあファン径が10mm程度大きくなっただけで全ての問題が解決したら誰も苦労しないだろう、常識的に考えて。
ここは慌てず騒がず以前レビューでも使ったHR-11を取り付けてみるのがジェントルマンの対応。起動してフィンに熱が回っているのを確認しつつ、ファン回転速度を落としてみると、ファン速度50%でアイドル65度・全開時75度程度に改善されました。この程度のノイズなら蓋を閉めて机の下に押し込んでしまえば気にならないですし合格でしょう。
思いがけずいいものを手に入れてしまいました。
が、使い道がありません。ここは思い切ってSLIでもしてみましょうか。うーん・・・微妙。
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