反ユーザーフレンドリー論者とGoogle Chrome

新しく手に入れた8800GTのことをうなうな書いているうちにGoogleが新しいブラウザをリリースしましたね。即ダウンロードして使ってみたのは言うまでもありません。

確かに軽い、そしてインストールするだけで一通りの機能が使えてしまうお手軽さ。Googleの目指したところははっきりと達成されているんですが、うーん、なんか、それだけなんだなあ。

AppleやGoogleが好む「細かいことは全部PCがやってくれます」という設計思想は相変わらずなじめず、一通り使ってみて、いざ設定をいじろうとするといじれる項目がほとんどないオプション画面に呆然とさせられるのもいつもどおりの展開。

まあ、携帯やミニノートに積むべき(というかベースは携帯電話用ブラウザなんですけど)ブラウザといったところで、「使い込む道具」であるところのPCで走らせるブラウザじゃないですね。早さはとにかくすばらしいのでFirefox拡張のIE Tabのごとく、レンダリングエンジンだけをGoogle Chromeに切り替えるFirefox用拡張でも出ないかなと、感想はそんなところでした。

リリース後に早速セキュリティ上の欠陥が指摘されたり、むしろそれそのものがスパイウェアまがいのソフトなのではないかなど、物騒な続報ばかりが続いておりますがはてさてどうなりますやら。

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このページは2008年9月 4日に書いたブログ記事です。

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