Core Tempの用語解説

当サイトの「システム温度を管理する」に「Core Temp 日本語化」で飛んでくる方が結構いらっしゃるんですが、あれは英語というか用語そのものが羅列されているだけなので日本語化と言ってもメニューのところしか差し替えようがないんじゃないかなあと。

ただ、それぞれの用語の意味を知りたいという方もいらっしゃるでしょうから、自分の危なっかしい知識による説明でよければ下記を参考にしてください。

CoreTemp

・Select CPU
- システムが複数のCPUを積んでいる場合はここで選択できます。

・Number of cores
- 現在選択されているCPUが内蔵しているコア数です。デュアルコアなら2、クアッドコアなら4といった表示になります。

・CPU ID
- プログラムがCPUのメーカー、型番、搭載機能(MMXやSSE、x64等)、アーキテクチャ等を判別するための識別番号で、モデルごとに異なる番号が割り振られています。

・APIC ID
- システムが複数のCPUを積んでいる場合に、それぞれのCPUを判別するために番号が割り振られます。

・Revision
- 改訂番号をあらわします。リビジョンはCPU内部に修正や変更が加えられると上がります。

・Processor
- CPUのモデル名とコードネームが表示されます。

・Frequency
- 現在のCPUクロックとFSBクロック、CPU倍率が表示されます。

・Platform
- CPUプラットフォームが表示されます。

・VID
- 現在のCPUコア電圧が表示されます。

・TCaseMax / Tjunktion(CPUによっては表示されない場合あり)
- CPUが仕様上耐えられる最大温度です。

・TDP(CPUによっては表示されない場合あり)
- CPUの仕様上の最大消費電力です。

・Core
- CPU内蔵の温度計が吐いている現在のコア温度です。


デュアルコアCPUなんてコア同士の距離が10mmも離れていないはずなのに温度が2度も3度も違うのがいつも不思議なんですけど、内蔵温度計なんてそのくらいいい加減なものだから気にするなということなのかもしれません。

コメントする

おもうツボ

月別 アーカイブ

このブログ記事について

このページは2009年1月24日に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「特技は悩みの自己解決」です。

次のブログ記事は「目的は買うことではなく悩むこと」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type