Windows7のβリリースから数日経ち各地から歓喜のレポートが続いています。
わずか5カ国語版しかないβ版の中に日本語が含まれているのを見ると、上野の美術館で世界中の美術品を見たときと同様、日本に生まれてつくづく良かったと思うわけです。はい。
まずはありがたくダウンロードさせてもらったわけですが、インストールする気にはならずそのまま放置して既に3日目。うーん・・・別に使う気にならない・・・。
長いこと2000を使っていてXPに移行する理由が無く、互換性と64bitに釣られてVistaに切り替えた自分からするとVistaも決して悪いものではありませんでした。初期のドライバ不足とメモリをドカ食いする問題さえクリアできれば、bitlockerやSidebar Gadget、ShadowCopyなど渋い機能が充実したVista x64は使い勝手のいいOSだったわけです。
しかし逆を言えばVistaは見た目とは裏腹に"渋い機能"しかアピールのないOSでした。事前に公表されていたWinFSなどの目玉機能を失い、登場時にアピールできたのはアプリケーションウィンドウが虚しく回るAeroのみ。そんなものに一定水準以上の性能を要求されても、市場がついてくるわけがありません。「XPで十分」、ほとんどのユーザーが要求するOSの機能はXPが既に十分満たしてしまっていたのでした。
→その2に続く
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