ATOK馬鹿が試すGoogle日本語入力

サーバーのOSを入れ替えたついでにGoogle日本語入力をインストールしてみました。サーバーでの日本語入力はインターネット検索とファイル名の指定くらいにしか使わないんですが、IMEではそのレベルですら不自由することが多いため、それよりはマシなのかなあと。

無事インストールが終了して最初に設定を開いてみたところ、キー入力方式がIME・ATOK・ことえりの中から選べることをまず発見。↓で変換確定、←と→で文節変更が基本のATOK式入力が使えないと、タイピング能力が陸に上がったカッパ状態になる自分にとってはこれだけでいきなり好感度アップです。CTRL+無変換キーがカタカナ固定入力に割り当てられていないといった初歩的な抜けはあるものの、矢印キーの使い方がATOK形式になっただけでもタイピング速度はかなり上昇します。心配されていた変換の精度もごく一般的な用途ならば気にならなそうな感じでした。

注目の「もしかして」機能はFirefoxの検索窓で使うと、窓自体がもしかしてを探してきてしまうため今のところ役に立つ場面なし。試しに単語を何個か打ち込んでみると流行とかサブカルチャー系の他、やたらコアな専門用語もそこそこ当ててくれる反面、普段よく使われるはずの単語がこれらに埋もれてしまって入力速度の向上にはあまり役に立ちそうな印象です。ただ気長に使い込んで単語を辞書に覚えさせてやれば、ローカル辞書とクラウドデータベースの相互補完で超強力な変換ソフトの出来上がり!・・・も夢ではないなと勝手に妄想がふくらみました。

最大の売りがちょっと肩すかしだったものの、ATOKと同じ打ち方でドカドカと文字入力できるソフトが無料で手にはいるようになったのは自分にとって大変ありがたいことです。サーバーや仮想マシンなど「日本語入力はたまにしか使わないけど、それにしてもIMEは使い物にならない」くらいのPCには最適な選択肢ですし、Linux・Ubuntu対応版の登場にも期待したいところです。

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このページは2009年12月11日に書いたブログ記事です。

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