Crusial M4-CT128M4SSD2 ショートレビュー

先日サーバーが壊れていたと書きましたが、ほぼ同時期にメインPCのHDDも調子が悪くなっており、その修復の矢先にサーバーがぶっ壊れたので、それはもう大変な騒ぎになっておりました。

調子が悪くなっていたのは技あり楽ラック2.5RAIDとSeagate Momentus 7200.4*2をRAID 0で組み合わせたシステムで、なんだかHDD同士の書き込みタイミングが合わない感じでプチフリのようにOS全体が一瞬止まったり、ひどいときには青画面を吐いて落ちる状態になっていました。

ローレベルフォーマットでもすれば治せるような気もしたんですが、元々この装置はHDキャプチャ用に用意したもので、そろそろ本来の業務に専念させたかったところだったので、思い切って生まれて初めてのSSD購入に踏み切りました。

11-08-04.png
現在のシステムドライブの使用状況から容量は128GBのものを選ぶことにし、ベンチマーク結果などを参考にCrusial M4-CT128M4SSD2を選びました。

その他の構成は以下の通りです。
PhenomII X4 940
ASUS M3N-HT Deluxe
XFX GeForce GTX 260
DDR2 1066 4GB
ASUS Xonar D2/PM
Windows 7 x64
AHCI有効・NVidia nForce Serial ATA Controller

初回起動時にCrystalDiskInfoで撮影したディスク情報。ファームウェアは最初から0002になっていました。SATA 600対応のSSDですが、マザーボードのチップセット・nForce 780a SLIが未対応のため本来の速度は発揮できません。


M4-CT128M4SSD2 0002.png
M4-CT128M4SSD2


SV RAID.png
技あり楽ラック2.5RAID+Seagate Momentus 7200.4*2


実測値の比較。
シーケンシャルライトは数値がほぼ横並びになっており、おそらくこの辺がSATA2の限界スピードなのでないかと思われます。そのほかの結果はM4-CT128M4SSD2が圧倒していますが、これはSATA 600にすれば更に伸びるとのこと。うーん・・・あ、いやいやいや、PCI-Eの拡張カードいくらだろうとか考えてないっすよ。

OSをインストールしてみて一番違いを感じたのは起動直後の操作レスポンスで、HDDの場合デスクトップアイコンが表示されてからもしばらくの間反応が鈍い状態が続くのに対して、SSDは即全速での操作が可能になります。その他の場面でもレスポンスの高速化ははっきりと体感でき、ウィンドウ開閉のアニメーションが邪魔に感じるほど。それから今のところプチフリらしい現象には遭遇しておりません。

交換前のRAIDシステムもそれなりに高速だったはずですが体感上SSDの早さは別次元で、もはやHDDには戻れない気がします・・・。

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このページは2011年8月 4日に書いたブログ記事です。

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