初期導入の仕上げに
「iPhone4の前後両面ガラスは割りそうだし取り扱いが面倒そうだから嫌い」
とかねてから言っていた不満点を解決します。
具体的にはフロントパネルにマイクロソリューションの保護フィルム・PRO GUARD AFを貼り付け、バックパネルは社外品の斜角付きメタルバックプレートに交換します。
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始めに保護フィルムの貼り付け。
3GSにはパワーサポートのアンチグレアフィルムを貼っていましたが、Retinaにアンチグレアは特性を殺してしまうと聞いたため、4Sにはグレアタイプを選択してみました。
画面の写りは滲みもなく満足。アンチグレアフィルムと比べるとさすがに指紋が残りますが、しっかりしたフィルムなので服の袖やズボンでも気にせずガシガシ拭き取れます。
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バックプレートの交換はiPhone4S購入から先走ること数日、海外の通販サイトでプレート(15.50ドル)と交換用ドライバー(1.99ドル)を注文しておきました。利用した通販サイトはこちら(→http://cnn.cn/shop/index.php)。円高のおかげでキャッシュカードの支払いをドル口座から直接決済したら、送料5.2ドルを含めても1800円弱でした。すごいなあ円高・・・。
10/26に注文するとすぐに注文完了のメールが届き、翌日には「もうすぐ送っから!」という内容のメール、その後・・・11/2に「今送ったから!」のメールが届きました。一週間近く何やってたんだよ? 超アバウト。11/4に香港を出たあと通関等諸々を経て我が家に届いたのは11/9でした。
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プチプチから取り出してみるとプレートの質感はまあまあといったところ、値段からすればがんばっている方でしょう。材質は謎。触るとひんやりするので金属のようです。ヘアライン加工は綺麗なんですけど、黒いリンゴマークまでヘアラインになってしまっているのはちょっと減点。
念のため電源を切ってから作業を始めます。
バックプレートはドックコネクタ両脇のネジを緩め、上にずらしてから持ち上げると簡単に取り外せます。ネジ穴が小さくてしかも特殊な形なため、極細のマイナスドライバー等で回そうとすると苦労するらしいですが、今回は専用ドライバーを1.99ドルで購入したので楽々。
外すとこんな感じに。
プリントの再現度は社外品と言われなければ分からないレベル・・・いいんですかねえ・・・?
メタルの方は金属プレートの上にプリントされている感じで純正ほど丁寧な作りではないので、使っているうちに剥がれてきそうな気もします。
右・純正、左・斜角付きメタルバックプレート。
パネル内側は純正に比べ細工が簡略化され金属パーツが減っています。受信感度の低下等が気になりましたが、今のところ効果のほどは不明。
斜角付きメタルバックプレートは4用にも同じものが発売されており、以前のモデルはネジ止め部分がプラ製で使っているうちにネジ山がバカになってプレートが外れるなんてトラブルがあったみたいですが、後日金属製に変更されたとのことで4S用は始めから金属製になっています。
カメラレンズ&LEDライト窓の比較。
ここも純正と作りが違うのが気になるところ。特にLEDライトの窓が純正では凸レンズ状になっているのに対してメタルプレートではただの窓になっているのと、メタルプレートは板厚が増したぶんカメラが奥まった位置になっているのが相違点です。
取り付けと逆の手順でプレートを装着します。交換だけなら2~3分で出来てしまうでしょう。
本体との間に黒い枠があるのがいいアクセントになっています。
今回注文したガンメタルはホームページの写真よりちょっと青っぽいものの雰囲気は悪くありません。サイドのアルミと合わせるならシルバーも格好よかったかも。
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最後に念のため交換前後に撮った写真を比較してみます。
iPhone4S純正バックプレート装着時 (実サイズ表示)
iPhone4S斜角付きメタルバックプレート装着時 (実サイズ表示)
明るさ等が違うのは実際の撮影日時の違い等によるものなのでプレートは関係ありません。
影の写り込みなどは無く、問題なくカメラが使用できています。
プレートに角度が付いた分シルエットが少し丸みを帯び、ガラスよりも滑りにくい金属プレートに変わったぶん、手に持ったときの安定感がぐっと増しました。元に戻すのもごく簡単ですし、一般的なケースを買うよりも安いので、iPhoneを裸で使う派の人もバックプレートは使い捨てるくらいのつもりで交換してしまうのもありかもしれません。
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