格安でauのAndroid端末・IS06を手に入れることが出来たので、iPhoneのマイクロSIMを挿しての動作確認、PdaNETを使用してのスマートループ接続など、一通りの実験をしてみたわけです。
結果は概ね良好、長いことネタを引っ張ってきたスマートループも一応オチがついて良かったね。めでたしめでたし・・・で、終わるはずだったんですが、Google Mapの渋滞情報があまりにも高性能すぎて全てをひっくり返されました。
海外のGoogle Mapで渋滞情報が使えるらしいことは以前から聞いていたものの「VICS的な何かからデータもらってるんでしょ?」とあまり気にとめていませんでした。しかしいざ日本で始まってみたらカーナビより詳細なデータを拾ってくるので出所がどこなのか調べてみたら、あれって個々のスマートフォン端末から位置情報収集して渋滞状況割り出してたんですね・・・AndroidとiPhoneからプローブデータが得られればスマートループなんか目じゃない、完璧じゃん・・・。
試しに近所の渋滞スポットを見てみても、混み始めの位置からほぼ正確に再現されている雰囲気だし、今現在および曜日・時間毎の大体の渋滞状況が自由に閲覧できるって、まるっきりスマートループと同じアプローチじゃないですかこれ。
ネットでは「iPhoneで正確な速度データなんか取れるのかよ?」と訝しむ向きもありましたが、前に自分が3GSに入れて使っていたGoogleMapのシステムに乗っかっていただけのアプリでも時速数km程度の誤差で車速が拾えていたので、センサーが強化されたiPhone4以降のデータならかなり正確だと思います。Androidはよく分かりませんけど。
「もうカーナビ要らない!」なんて言い出す気の早い向きもあるものの、Google先生の道案内は相変わらずかなり怪しい感じですし、ここは一つスマートフォンと融合する形でカーナビメーカーにも本気を見せてもらいたいものです。
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