Google Nexus7 ショートレビュー

というわけでようやく手が空いたので、まずは親父様の買ったNexus7を横取りしてレビューです。

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はじめに外観から。
比較用に置いたiPhone3GSには非光沢フィルムが貼ってあるせいもありますが、それを差し引いてもNEXUS7のディスプレイは綺麗に映ります。


裏面。
箱の中に入っていた「端末に貼ってね!」と書いてあるリサイクルシールを見つけて、素直に貼っちゃうのがおっさんクオリティ。ざらざらしたバックパネルは手触りが良く、グリップ感は上々。高級感は無いものの安っぽいわけでもありません。普通が一番です。

重量は公称値370g。
普段使っているiPhone4Sが140gで、いつも重い重いとケチを付けているiPadが680g。iPad miniが308gらしいので、スケール的にはまあ順当な感じでしょうか。自分にとっては寝っ転がって持っていても苦にならないぎりぎりの重さといった印象です。

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親父様が撮影してNEXUS7に放り込んでいた写真から1枚。
うーん、なんか綺麗さが全く伝わらないなあ・・・。

NEXUS7のディスプレイ解像度は1280x800ピクセル(216 ppi)と、自分が普段使っているiPhone4Sの960×640ピクセル(326ppi)より密度が粗いものの、一眼レフカメラの写真を映す程度なら十分なもの。7インチディスプレイの大きさも相まって、みんなでのぞき込むには手頃なサイズと美しさのバランスが保てています。2万円弱で買えるタブレットのクオリティとしては驚異的でしょう。


動画は何故か残念な感じになります。
コントラストが全体的に白の方に飛び、黒も灰色気味に。写真は違和感なく映るんですが、内蔵の動画プレイヤーのせいでしょうか?

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スピーカーは背面に大型の開口部があります。
見た目はなんとなく高性能なのに音質は100均のスピーカー並。iPhone4Sのモノラルスピーカーの方がずっといい音でした。

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2万円でこれだけのハードウェアが手に入る(しかも送料無料&Google Playストアで使える2000円のチャージ付き)のは驚異的なコストパフォーマンスと言えます。

ただ、使い勝手の面では「直感的操作」の点でiOSデバイスとの差は大きいと言わざるを得ず、Windowsと比べても「常識さえあれば直感で操作できる」点でWindowsの方が使いやすいというのが自分の感想です。

Androidアプリって、一つの操作を選ぶために何段にもなったメニューを常に行き来しなければならないことが多くて、使っているうちに段々面倒になってくるんですよね・・・。

NEXUS 7本体に起因する問題ではないのですが、Androidはやっぱり肌に合いません。まあ持ち主である親父様は喜んで使っているようなので別にいいですが。

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自分が勝手に思い描いている"両親用タブレットのロードマップ"では、2年ほど経ってLightningコネクタ搭載の各種インフラと格安データ通信用のnanoSIMが安定して手に入るようになったら、NEXUS 7からSIMフリーiPad miniに乗り換える予定となっています。

NEXUS 7はそのときまでのつなぎ。
価格を考えれば非常に魅力。Androidはしっかり使い込んで設定を整えないとどうにも使いにくいため、自分から「とりあえず買っとくか」という気にはならないものの、他人から購入相談を受けたら迷わずお勧めできる、Androidタブレットの現時点での決定版と言ってよさそうです。

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このページは2012年10月28日に書いたブログ記事です。

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