金魚用の60cm水槽には今までコトブキのトリプルボックスを使用していたんですがどうも具合が悪く、ポンプの振動がパイプを伝わり、上蓋を揺らして壮大な共振音を奏でるようになってしまいました。
「ならば上蓋を外してしまえ」と濾過槽をむき出しにしておいたら、ひと夏で水槽一杯分くらい水が蒸発して無くなりました。猛烈な湿度のなかバケツで水を足し、接続部分を輪ゴムでぐるぐる巻きにするなど静音化に血道を上げていたある日、知人が部屋にやって来て一言。
「なんかこの水槽のポンプうるさくね?」
・・・。
そこから上記2つをAmazonで注文したところまでの記憶があまり定かではありません。
両者とも定番の人気商品。
しかし組み合わせて使ってる人が存在していることは確認できたものの、改造が必要なのかなど細かいところの情報が不明です。
まあいいや、レイシーポンプの固定金具とか自作しようと思えば簡単にできそうな形だし、多分どうにかなるだろ。
到着。
箱を開けると同時にグランデ純正ポンプを窓から投げ捨てて、レイシーのポンプと組み合わせてみると・・・あれ?これ乗っけてドヤ顔出来るほどいじくるとこ無いような・・・?
ポンプスペース
のっけてみる
「とりあえず置いてあるだけ」状態でも若干座りが悪いだけで、パイプの長ささえ調整すれば簡単に濾過槽に水が揚げられそうです。
パイプの配管ってなんか興奮しますよね。
ホームセンターで各種塩ビパイプを買いまくるという密かな夢の一つが実現するかと思ったのに、レイシーポンプととグランデに付属してきたパイプを切り貼りしただけでうまくいっちゃいました。
ついでにポンプの座りを良くするため発泡スチロールで土台を作りました。
上の写真に写ってるポンプの下の白いやつです。
ポンプスペースの出っ張りに合わせて四角を切って
穴に合わせて型抜きします。
完成写真は撮り忘れた!
まあ3分くらいで作れます。
座りが良くなった代わりに、発泡スチロールの厚みぶんポンプの頭が高くなってしまい、上蓋が閉まらなくなりました。ダメじゃねえか。
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実際にポンプを回してみると巷の評判通り実に振動が少なくて、土台なんて無くても気になるほどの共振なんて全く無いんだけども・・・あ、せっかくだから例の追加濾過槽つけよう。
実にしょうもない動機でウェット&ドライな追加濾過槽が付きましたとさ。
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P-112Sは単体でも1万円弱と結構なお値段がしますが、一つ買えば10年は持つとも言われる代物。純正ポンプが比較的短期間で劣化して買い換えることが多いのを踏まえると、長期的なコストや手間の面でレイシーポンプを選ぶ意味は十分あると思われます。
今回はP-112Sとグランデ附属のポンプ(GEX GB-600)の性能差を全然気にしないで買っちゃったんですが、P-112Sの方がかなりハイパワーなため、既に純正ポンプで稼働している環境に乗せ替える場合は流量の変化に気をつけて下さい。
また想定外の水量は落水音も大きくします。
こちらは簡単な加工でかなりの静音化に成功したので、また別の機会にでもネタにする予定。→続き