4G・LTEのMVNO SIMをiPhone4Sに挿したらどうなるかのテスト

両親にデータ通信専用SIMを挿したiPhone4Sをプレゼントしたら、割としっかり使いこなしていて我が親のことながらちょっとびっくり。所持しているガラケーが更新月を迎え、遂に機は熟したというわけで通話付きMVNO SIMに乗り換えてみました。





データ通信専用SIMを契約した当時とは違い、MVNO SIMと言っても3Gではなく4G・LTEが当然になってしまったこのご時世。3G通信機能しか無いiPhone4Sに4G SIMを挿してちゃんと動くのかちょっと心配でしたが、いつものようにまあどうにかなるだろうの精神で通話機能付きmicroSIMを注文しました。


結果から申し上げますと、データ通信SIMで使用していたGPPのSIMロック解除アダプタに新しいSIMを乗せてAPN設定を変更するだけで、あっさりデータ通信・通話・SMS全て使用可能になりました。





このまま手持ちの資材で速度比較も行います。
【測定日】2015年9月5日(土) 13:05
【使用アプリ】Speedtest.net Mobile Speed Test
【接続先サーバ】Sumida
【使用SIM】hi-ho hi-ho LTE typeD (iPhone4S SIMロック解除アダプタ使用)
【使用SIM】BB.exciteモバイルLTE 0MB (iPhone4S SIMロック解除アダプタ使用)
【使用SIM】au キャリアSIM (iPhone5s)

SIMロック解除アダプタの挿さったiPhone4Sが2台あったので、今現在自分が使用しているiPhone5sと並べて3台同時に測定開始ボタンを押して計測しました。


hi-ho hi-ho LTE typeD (iPhone4S SIMロック解除アダプタ使用)


BB.exciteモバイルLTE 0MB (iPhone4S SIMロック解除アダプタ使用)


au キャリアSIM (iPhone5s)

よくMVNOは平日昼間はもっとどん詰まりになると聞きますが、今回は土曜日ということもあってか3Gにも関わらず「驚きの」と言っていいほど高速な結果が出ました。

ただし下りに比べると上りの速度は明らかに帯域が絞られている様子で、下り速度が計測毎に若干数値がふらつくのに対して、上りは350kbpsでほぼ固定となっています。まあ生放送でストリーミングでもするのでもなければ、十分に実用性レベルだと言ってもいいのではないでしょうか。


おまけ。
今では単なる卓上時計となっている我が家のiPhone3GSも、実は興味本位で脱獄&ultrasn0wでのSIMロック解除済み。試しにSIMを挿してみたらちゃんと3Gの表示が出て通信できるようになりました。当たり前なんだけどちょっと感動。





※※※以下愚痴※※※
本当はここまでのネタをちゃんとした記事にするべく写真もたくさん撮っておいたんですけど、hi-hoと契約する際に内容の齟齬で揉めに揉めて非常に不愉快な思いをさせられ、詳しい導入案内を書く気が無くなりました。

カスタマーサポートの質はともかく上述のとおり回線はしっかりしている・・・といいますか、ここは親会社のIIJから回線を借りて運用しているところなので、個人的にはIIJmioか、同じくIIJから回線を借りているDMM Mobileの方をお勧めします。と最後に冷や水をかけて今回は終了。

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このページは2015年9月 5日に書いたブログ記事です。

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