2010年2月アーカイブ

クラン用チャットにはsteamを使っていたんですが、当初の採用理由だったボイスチャットは既にmumbleに移行し、最近はチャットのためだけにラップトップPCに入れるには重い、携帯からアクセスできないなどデメリットの方が目立つようになってしまいました。

そこから自然な流れでメッセンジャーソフトを変更することになり、複数候補の中から無難にGoogle Talkを選択。各自アカウントを作成してクライアントを立ち上げるところまではすんなりいったんですが・・・Google Talkって・・・グループチャット出来ないんですね・・・。

ありえねー、超ありえねー、グループチャット出来ないとか何年前のメッセンジャーだ。Googleデスクトップのガジェットを使うか、ベータ版クライアントを使用することで仮実装状態のグループチャットを使用することが出来るらしいものの、どちらもあまりスマートな感じがしません。

どうにかシンプルに解決する手段はないものかと丸二晩試行錯誤を繰り返し、どうにか問題を解決することが出来たんですが、ぐぐっても同様の情報が出てこないってことはあまり気にしている人がいないのかな・・・?

一応解決策を記載しておきます。
クライアントはPidginを使用し、会話したい相手を右クリック。メニューの「チャットの開始」を選ぶと通常の1対1チャットではなくグループチャットウィンドウが開きます。
10-02-23-1.png

グループチャットウィンドウ左上の会話メニューから「招待」を選んで、招待したいメンバー名を入力。
10-02-23-2.png

相手がGoogle Talkの純正クライアントを使用していてもこの手は有効で、自動的にFLASH版クライアントが立ち上がりグループチャットに参加できるようになります。各ユーザーがニックネーム表示できずアドレスそのままの表示になってしまうなど細かい問題点はあるものの、純正クライアントがグループチャットに対応するまではこの手でしのげそうですね。
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今はもうTwitterが大流行でblogは時代遅れなんてあちこちで言われています。個人的にはblogだってインフラだからそんなに一気に陳腐化はしないだろと思ってたんですけど、なんだか自分のblogのアクセスログを見ていたら少し自信がなくなってきました。

検索エンジンから飛んできた人に対して自分のblogはちゃんと答えを返せているのか、最近疑問です。序文から始まって一応の結論までまとめて掲載している普通の記事と違い、blogの記事は「あれを試してみようと思う」「とりあえず様子見」で終わってしまうものがほとんどで、役に立てているのかいまいち自信がもてない。

後日結論がでるものもあり、出ないものもあり。日記なんてそんなものなのかもしれませんが、調べものの対象になりやすいネタを扱うサイトの姿勢としてはいかがなものなのかなと。そんなことを考えていたらここ数日blogで記事を書けなくなっていました。考え過ぎ・・・ではありましょうが。

情報発信手段はTwitterで十分な人がこれだけいたと判明した今から見れば、blogは過ぎた道具だったのかもしれません。余計なログは消えていかなくてはならない、ネットの世界は広大なはずなんだけどなあ・・・?
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民放ラジオ局ネット配信解禁へ

いやあ、ネットしながら流すならラジオでしょう。
USBラジオチューナーを買ってきたりiPhoneで聴取アプリをインストールしたり回りくどい設備投資をしてきた自分は、早ければ2月中にAMラジオまで聴ける環境が整うなんて言われちゃうともううれしくて体の色々なところから変な汁が出てきそうです。

視覚中心で非リアルタイム・再帰性メディアのネットと、聴覚中心でリアルタイム・揮発性メディアのラジオは元々親和性が高く、余計な壁が取り払われれば大化けする可能性は十分にあります。ラジオで情報を発信し、ネットで内容を補完する。そのサイクルを維持し、ネット上でリスナー同士のコミュニティ形成がなされるようになることがラジオにとっての当面の成功目標になるでしょう。口で言うのは簡単・・・とはいえ、難しくもない気がします。

大手13局同時というメディア挙げての総力戦体制。本気度十分なこの試みで業界に蔓延する悪習を軽く一掃し、もっと多くの人に愛されるラジオになってくれたら、それは自分の理想でもあります。がんばれラジオ!

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iPhoneという未曾有のガジェットに触れてから約10日。「飽きた」と言いながらも毎日タッチし続け、ようやくこいつが何者なのか頭の中で整理が出来てきました。

iPhoneとはつまり電話のふりをしたネットワーク端末なのでした。
こいつは電話も出来ますが実態として通話機能はおまけのようなもので、iPhoneという名前自体が携帯キャリアを乗せて回線を貸してもらうための方便だったのではないかとすら思えるほど携帯電話としては適当です。携帯キャリアを通じて手に入れた通信機能はもっぱら「インターネットをポケットから取り出して使う」ためのもの、格好付けて表現するなら「生活のあらゆる場面をワイアードにする」ためのものとして使用されており、iPhoneを「なんかよくわかんないけどすごいもの」たらしめている要因の大半はこのコンセプトによるものだと言っても過言ではありません。

つまりインターネットが生活により密着する形で存在していたらどうなるかを実演して見せている一例がiPhoneなのであって、このアプローチ自体は先進的ではあっても斬新ではありません。もちろん携帯キャリアからうまいこと回線を拝借する条件を引き出せるだけの力を持った企業はそう多くなかったはずですし、それを実行に移したAppleの実行力は大いに評価されるべきです。しかし今後業界が「道を作る携帯キャリア」と「車を作るスマートフォンのメーカー」といった具合に分業していった場合、Appleがその内の一メーカーに埋没していく可能性も低いものではないはずです。

スマートフォンが独立した一つのカテゴリであると見るならばiPhoneの仕様がカテゴリのデファクトスタンダードになることは難しくありませんが、PCと携帯の中間として見られてしまうとMac-iPhoneラインは亜流でありPCの仕様を基準としたスマートフォンに押し切られてしまう事態は十分考えられます。

幸いiPhoneのインターフェイスは多くのユーザーに受け入れられており、圧倒的な数の対応アプリケーションやオプションパーツなどのインフラ面でもAppleは大きなアドバンテージを持っています。これを武器に各携帯キャリアから回線を差し出させ、携帯とは一線を画したスマートフォン≒iPhoneというジャンルを確固たるものにしていくのがAppleの狙いになるのではないでしょうか。

対する特に日本の携帯キャリアからしたらこのようなビジョンは面白いはずがありません。ガラパゴスと揶揄されようとも、築き上げてきたPCともインターネットとも相容れない独自のインフラが現在の彼らの力と富の源であり、iPhoneの求める「回線だけよこせ」の要求は既に手の中にある小王国を単なる道路へと貶めるに等しいことだからです。元々道路屋に近かった後発のSoftbankこそこの要求に応じましたが、既得権益の膨大なDocomoとauが近いうちに要求を飲むかというと・・・どうもありえないことのような気がします。2つの小王国は「時代遅れ」や「的外れ」と言われようとも、本当に危機的状況になるまでは「日本のユーザーはまだスマートフォンを欲していない」と嘘をつき続けるでしょう。

AppleにとってiPhoneはまだしばらくの間特別な存在でいてもらわなくてはなりませんし、iPhoneが今のままである限り日本でのキャリアは当分の間増えないでしょう。残念ながら個人的な推測としてはそんなところです。
 
飼っている金魚が卵を産みました。はじめは「産みそうな雰囲気・・・?」と半信半疑で機材を買い揃えて様子を見ていたんですが、数日たったら本当に産んでしまって連日パニックです。おろおろしながら孵化の日を迎えたら今度は予想外に大量の稚魚となってしまい、またしてもパニック。適当に数えても確実に60匹はいる新たなる同居者、果たして何匹が成魚になれるのやら・・・。

早くも親馬鹿ぶりを発揮しておりますが、稚魚が孵った日の夜には「そうか・・・今晩はこいつらがこの世界に生を受けて初めての夜なのか・・・!」とよく分からない感慨に襲われて眠れなくなる始末で、仮に自分の子供でも生まれようものならその時はショック死でもしそうな気がします。そんな予定が全く無いのは幸せなのか不幸なのか知りませんけど。
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