再びMonsterX2。
まずは環境のおさらいから。
・使用PCスペック
PhenomII X4 940
ASUS M3N-HT Deluxe
XFX GeForce GTX 260
DDR2 1066 4GB
ASUS Xonar D2/PM
HGST HTS543225L9A300(RAID0)
Windows Vista x64
・キャプチャ環境
SKNET Monster X2
Driver Ver1.1.19.0
付属キャプチャソフト Ver.3.0.12501.1
720p・60fpsのソースを純正キャプチャソフトのH.264/AAC Codecで録画する場合CPUがボトルネックになり、10Mbps・品質6・AAC 160kbpsあたりで実用上の限界に達しました。これ以上は品質を上げるごとにプレビュー画面の停止やフレームの脱落が増えていきます。一応CPUを3Ghz→3.4Ghzまでオーバークロックしてみたものの改善した様子は見られていません。
H.264使用時のレスポンスは良好で、録画しながらアクションゲームをプレイしても特に遅延は感じられませんでした。データサイズは3分で130MBほどで、動画再生時にはあまり気になりませんでしたがコマ送りしてみると動きの激しいシーンのブロックノイズが目立ちます。
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もう一つ標準装備のMpeg2を試してみたのですがこちらはどういじっても画質がひどくて使い物になりませんでした。純正ソフトにはこれ以外に「その他」の項目があり、任意のCodecを選ぶことも出来ます。ロスレスCodecを使用することも出来ますがプレビューが紙芝居状態になってしまうため、用途はゲームリプレイやトレイラー等の撮影に限られるでしょう。
ロスレスCodecを使用する場合はHDDの転送速度がボトルネックになりがちです。何種類か試した結果、転送速度が100MB前後しかない我が家のRAID0でもどうにか使えたのはLagarith lossless Codecのみでした。データサイズは3分で5GB前後。Lagarith losslessはデコード時にもかなりCPUパワーを食いますが、このCodecでキャプチャできるPCなら再生も問題ないはずです。
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最後にH.264、Lagarith losslessそれぞれでキャプチャした動画から静止画を3点ほどアップしました。使用したのはXbox360のTrails HD。このゲームってなにげにフルシーン60fpsだったんですね、キャプチャして加工するまで気づきませんでした(おい!)。クリックで拡大します。