2012年3月アーカイブ

コメント欄よりWiFi経由でのスマートループ情報取得についてご質問をいただきました。ありがとうございます。しばらく放置していたこのネタですが、せっかくの機会なので現状確認もかねて再度実験してみました。


【用意したもの】
・carozzeria 楽ナビLite(AVIC MRZ-85)
・au IS06(CobaltBlue3無料版インストール済み)
・au iPhone4S用マイクロSIMカード
・無線LANアクセスポイント

前回はbluetooth接続アプリにPdaNETを使用しましたが、バージョンアップしたCobaltBlueが好評のようなのでこちらに切り換えてみました。


【ナビと携帯のペアリング】
下準備としてナビとAndroid端末をbluetoothでペアリング接続しておきます。説明書通りにちゃっちゃとやっちゃってください。

作業が終わったらナビゲーション画面で【メニュー】→【設定】→【設定】→【bluetooth設定】→【接続機器設定】と開いて、今設定したAndroid端末にハンズフリー機能が割り当てられていることを確認します。


【通信接続設定】
ここの設定は本当に必要なのかいまいち分からないんですが、一応成功時の設定をメモ代わりに書いておきます。

通信接続設定の場所はナビゲーション画面から【メニュー】→【設定】→【設定】→【通信接続設定】と進んだところ。最初の【プロバイダ設定】は「その他のプロバイダ」を選択。

以下の設定は

・接続先名称→適当に自分で覚えやすいもの
・接続先電話番号→*99**24#
・ID→空欄
・パスワード→空欄
・プライマリDNS→008.008.008.008
・セカンダリDNS→008.008.004.004
・Proxyサーバー→設定無し

にしてあります。
うちの環境では3G回線でも上記設定のままスマートループ情報が取得できました。


【端末側の準備】
とりあえずGoogle Play(元Androidマーケット)からCobaltBlue3をインストールしておきます。今回は渋滞情報の取得だけなので無料版を使用していますが、お天気情報や再生中のCDタイトルの取得などを行うには有料版が必要とのこと。

アプリを起動して【スタート】ボタンを押すと左上(機種によって違うのかな?)にアイコンが表示され、通信待ち受け状態になります。

何もしていない状態ではパソコンマークが赤色で表示されていますが、ペアリング接続したbluetooth機器が通信を行っている間だけパソコンが青色になります。

CobaltBlue3が確認できることを確認したら一度【中断】ボタンを押して通信を切っておいてください。


【カーナビ起動から渋滞情報取得までの手順】
ここまでの作業で準備は完了しているはずなのですが、実際のデータ取得は出来たり出来なかったりかなり不安定です。正直なところ自分でも成功失敗の条件がよく分からないので、ダメな場合は色々試行錯誤してみてください。以下は自分の環境での成功手順です。

Android端末の電源オン&WiFiに接続している状態でCobaltBlue3を起動せずにカーナビを起動、カーナビにbluetooth機器の接続完了メッセージが表示されたらCobaltBlue3を起動して【スタート】ボタンを押し、待ち受け状態をオンにします。

カーナビのナビゲーション画面の【渋滞】ボタンを長押ししてスマートループ情報の取得を開始させます。設定に問題がなければCobaltBlueのアイコンが青色に変化し、【渋滞】ボタンの上に「DATA」というアイコンが出現します。


highslidePicture

スマートループデータ渋滞情報の取得が完了しました。

PdaNETを使用したときは情報取得が電源投入直後の1回しか出来ず、新しいデータをダウンロードするにはカーナビを再起動するしかなかったんですが、CobaltBlue3では連続して情報取得が可能になりました。ただ、カーナビとのペアリングが突然解除されてしまったり、Cobaltblueが勝手に終了してしまうこともあり、まだ安定性には若干の不安があるようです。


【3G回線経由での情報取得】
最後にIS06にauのiPhone4S用マイクロSIMカードを挿した状態で、3G回線経由の情報取得をテストしました。カーナビやAndroid端末の設定は全てWiFi接続と同じままでしたが、こちらもCobaltBlue3で無事接続を確認できました。


【ご注意】
今回の実験ではauのiPhone用SIMを使用しましたが、ISフラットiPhoneスタートキャンペーンの適用を受けている場合、AndroidにiPhoneSIMを挿して使用した月は480円の割引額が適用されなくなります。

Androidスマートフォンによるスマートループ接続はまだ不明で不安定な部分が多く、上記のとおり設定しても必ずしも成功するとは限りません。また3Gデータ通信による接続はキャリアとの契約用途外の使用となり、通常のパケット定額制度とは別に請求が発生する可能性があります。

本サイトを参照したことによって発生したいかなる損害についても当方では責任を負いかねますので、実践にあたっては各自の責任においてこれを行ってください。

 

iPadが欲しい→iPadあったらVAIOいらない→売ったら買えるかな・・・?と危うく処分されかけたVAIOちゃんですが、気が変わって続投させることになったので、購入時以来の悲願だったSSD化を行いました。なんかもう、ネタが周回遅れ過ぎる。

いきなりバラします。
今回は「ソニーが基本的に好き。」さんの記事を参考にさせていただきました。

記事の通りに裏側のネジを外し、本体とキーボードの間に隙間ができたら、右手前から反時計回りにゆっくり固定部分を外していきます。併せて左サイドの銀色のプレートを適当なタイミングで取り外し、一周するとキーボードがフリーになります。完全に外すにはフラットケーブルも外す必要がありますが、HDD交換だけなら下の写真のようにちょっと上に跳ね上げておけばOK。
typeT SSD


typeT SSD
手前中央がHDDスペース。
金具で固定されていますが、ドライバーで指したところのネジを外すと簡単に外れます。

typeT SSD
フラットケーブルからは引っ張って外すだけ。
mSATA規格です。

typeT SSD
今回は交換用にIntelの80GB SSD・X18-Mを用意。
交換前の120GBと比べると容量が減っちゃってるんですが、HDDの時も容量は40GBくらいしか使ってなかったのでまあ大丈夫でしょう。

ディスクを差し替えたら、さっきと逆の手順で組み直します。作業は30分ほどで終了しました。

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あらかじめ作成しておいたリカバリディスクから購入時の状態に復元。さらにそのままWindows7のアップグレードもやっちゃいます。この時点で既にレスポンスの違いを感じる・・・。

ではベンチマークをとってみます。

交換前。

TOSHIBA MK1216GSG

交換後。

Intel X18-M

なんだこれは。
体感速度は明らかに向上し、バッテリー駆動時間も延びている感じです。バッテリー駆動時間は実働で5時間ほどとまだ理想に届きませんが、そのほかの弱点はこれでほぼ無くなりました。あと5年くらいこいつを使うとして、買い換えを考えるときになったらiPadも検討することにしますかね・・・。

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「母さん、俺、こいつ(iPhone)と一緒にauの庭に帰ってきたけど、今の生活にも慣れてきたし、今度、光に入ろうかと思ってるんだ・・・」

というわけで、"頼まれて県内の里山ウォークスポットを調べたら地元が出てきた"という程度には田舎の我が家にもauひかりのサービスエリアが拡大してくるようです。

光回線は主にコストの問題で今まであまり真面目に検討して来なかったんですが、auのスマートフォンも一緒に使えば割引するよってのが始まり、とうとう維持コストがADSLと逆転するようになってしまいました。しかもモデム+スプリッタに月々500円もレンタル料を払っている現状に、GbitEther+無線LANアクセスポイントが付いたゲートウェイを無料貸し出ししてくれるとかいわれちゃうとなあ。

ひとつだけ気になるのが10数年来使ってきたぷららとのお別れ。
「plala.or.jp」のサーバースペースを失うことに関しては、Webサイトやメール等の業務は既に自家用サーバーに移し終えてあるので特に問題ないんですが、長年にわたって安くて品質の高いサービスを提供してくれたプロバイダだっただけにやや寂しいものがあります。

とりあえずもう少し契約内容を検討して、と。
なんかあれだねえ、インターネットの契約っていつの間にか2年縛りとか初期工事費実質無料みたいな、携帯電話の契約そっくりになっちゃったねえ。プロバイダごとの違いもよく分からないし・・・まあ、もう少し悩もうと思います。

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新しいiPadが出るそうで。

前に「iPadがRetinaディスプレイ搭載して来ちゃったら、今手元にあるVAIOとかPS3をまとめて入れ替えられるよね」と言っていただけに再び悩みが増えました。せっかく「VAIO用SSDが値頃になってきたから買い換ようかな」なんて考えていたところだったのに・・・。

iPadを導入する利点。
・メインPCを使用中の間もサブディスプレイとして使える
・バッテリー使用可能時間の問題はほぼ気にしなくて良くなる
・DLNAプレイヤー専用機になっているPS3も代替可能
・夜中枕元で使う時にキーボードが見えないと騒がなくて良くなる
・というか実際にsiriの音声入力試してみたけど、音声入力だけで8割方入力できそうじゃね?

iPadを導入する欠点
・既にiPhoneをもってるのに更にiPadを持つ俺の姿がなんかバカっぽい
・VAIOは本当にいいものなのだ
・家の中でひっきりなしに持ち歩くには重い
・充電ケーブルの引き回しがいまいち美しくできそうにない
・メインPCがのびちゃったときに代替になるWindowsシステムが無くなってしまう

欠点がやや感情論気味になっとりますが・・・。
コストはVAIOを処分して得られるであろうお金と、SSDを購入する予定だったお金を足せばiPad1台ぶんくらいにはなります。てか、iPadってiPhoneより安いのね・・・液晶も電池容量もiPadの方が高くなりそうなのに、なんでだろ?

あとは好き勝手に使えるWindows端末がメインPCのみになってしまうと、何かあったときに困るんじゃないかという漠然とした不安が最後までひっかかるところです。現状ではVAIOも宝の持ち腐れ状態で、他のデバイスの酷使されっぷりからすると勿体ないところなんですけどね。

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うーんうーんと悩みながら家に帰ると、両親がデジタルフォトフレームなるものを買ったらしく、2人でじっと写真を見ていました。そこで見るならすぐ隣にあるテレビ使えばいいのに・・・。

「ところでこれって何インチ?」
「7インチ」
7インチって割とでかいな・・・iPadって9インチだろ・・・?
寝転がってiPhoneを眺めていたら、iPadが急に中途半端な大きさに思えてきました。やっぱりVAIOにSSD入れようかな・・・。

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HDDを整理していたら1ヶ月前に書いた記事を発掘。
このごろこんなんばっかりだわあ・・・。

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Google先生の新しいプライバシーポリシーがヤバいらしいそうで。
個人的には「まあ前からちょっとずつ集めてたんだろうし、こっちもFirefoxベースで自衛対策張り巡らしてたからそんなに心配はしてないけど・・・」と思ってたんですが、この頃Google先生のところに行くたびに「先生やっちゃうよ、いいな?いいな?」とプライバシーポリシー変更の確認が出まくるのを見てたら不安になってきました。

先生が我々に対してざっくりとどういう印象を持っているのかはこちらにアクセスすると教えてくれるみたいです。

「そ、それで先生は俺のこと・・・ど、どう思ってんすか!??」とドキドキしながら聞いてみたら・・・

「あんた誰?」って言われました。
これはこれでちょっと悲しい・・・。

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自分は愛用のFirefoxにGhostery・Adblock Plus・BetterPrivacy・blocksite等のアドオンを入れ、cookieも細かく許可設定して使っていますが、ここまでやるのはただの趣味で、フィルタリングに時間がかかってページによってはなかなか表示されなくなったりしますのでお勧めしまません。

ただ、「トラッキングとか良く分かんない」という人もとりあえずFirefoxPortableにGhosteryだけインストールして使ってみれば、普段自分の行動がどれだけの企業から監視されているのか、ついでに当サイトがいかに良心的な運営をしているのか良く分かると思います。ウフ。

Akinatorとかを見れば、統計によってかなりの精度で個人の嗜好を当てられるであろうことは想像に難くないんですが、ユーザーを不安に貶めるレベルの情報収集によってピンポイントな広告を表示することに果たしてどれだけの意味があるのか、どうも疑問。

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自作ケースの完成はもう間もなくなんですが、あまりの寒さで作業が滞っております。
今週末は久々に暖かかったので少し進捗。電源マウントとHDDマウントを作ります。

電源マウントは「ケーブルのテンションで電源本体が飛んでいかなければいいや」程度のものなので、あまりがっちりした固定方法は用いません。電源本体をあんまりしっかり囲っちゃうと冷却効果にも悪影響だしね。

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排気口側をぐるっと囲むように組んで

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いつもの2.5mmMDFボードでバックプレートを切り出し

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貼り付けて電源をネジ止め。

ユニットごとケース本体に脱着できるようにしました。

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HDDマウントは、がらくた箱を漁っていたら出てきたアルミのマウントプレートを流用。元のプレートが長すぎたため、3.5インチデバイス3つ分のところで切断しました。
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MDFの横材に木ねじでプレートを固定、ユニットとケース本体はマジックテープでくっつけます。見ての通りかなり適当な作りですが、最近のHDDって発熱も振動もほとんど無いんでこれでもいいかなと。

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装着したところ。
ケース前面パネルの4連USBポート用ケーブルを引き回すための隙間を電源ユニットの下面に設けました。HDDマウントは電源の上のスペースに貼り付け。

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180mmファンを装着したフロントパネルを仮留めして試運転してみました。
性能は期待以上に良好。半年にわたって部材が散乱していたマイルームもようやく片付いてまいりました・・・。


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