どうもこのところ型落ちやら生産終了品ばかりレビューしている気がしますが。
以前から8800GTにつけたら面白そうだと思っていたThermalrightのHR-11。主力製品の購入に予算を食われ後回しにしているうちに代理店のScytheのホームページでは販売終了扱いになってしまったりして、ようやく財布に余裕が出てきたところで慌てて購入してきました。
いざパッケージを手にしてみると箱が意外なほど大きいですが、蓋を開けてみると中身がほとんど緩衝材でずっこけます。まあ変な形のクーラーなので仕方がない。カードと接触する部分には分厚い熱伝導シート兼緩衝材貼られておりショート防止が図られています。
角度を変えれば前・上・後ろと三方向に向けることが可能。事前にネットで画像を探してみましたがこの向きに付ける人はあまりいないようでした・・・。クーラーの詳細なサイズはThermalrightのホームページに掲載されています。
リファレンスの8800GTに装着する場合はコア周辺を正方形に囲むネジを取り外し、クーラーごと付属のネジで締め直します。が、このネジ長すぎて最後まで締めても半分くらいまでしか入りません。今回は手元にあったワッシャーとナットをスペーサーにして適当に固定しましたが、美しくキメたいならホームセンターで短めのM2ネジを買ってきましょう。
ここのまま取り付けてみたらまるで図ったかのようにジャストフィット!
見よ!このサイドフローCPUクーラー(Scythe Infinity)→HR-11→背面ケース排気ファンの華麗なるストリームライン!!
VGAをフルロード状態にするとフィン部は40度弱くらい(手で触った感じ、多分)まで熱を持ち、コア温度が約5度低下しました(Company of Heroes起動時・GPU-Zにて計測)。既に販売終了になってしまっている製品ですが、まだ流通在庫は3500円前後で購入できます。うまく組み合わせられる環境なら投資する価値は十分あるクーラーです。