2011年12月アーカイブ

auのiPhoneが売り上げランキングトップ10からいなくなっちゃったでござる。

というかこのランキングで見るとiPhoneは「安いから買った」って感じが露骨な気が。
そういえば自分がauのガラケーからiPhone3GSに乗り換えたのも、月々の使用料がガラケーを使ってるときより安かったのがきっかけでした。

PCでもスマートフォンでも「お前みたいには使いこなせないからなあ」みたいなことを言われて、「あんなもの道具なんだから使う機能だけしっかりマスターしておけばいいじゃないですか」と返すやりとりを良くやります。

スマートフォンの場合は月5000円前後のパケット代が固定でかかりますからただ持っているだけなのは考え物なんですけど、後は詳しい人なりに聞きながらでも不自由なく使えればそれでいいでしょう。「ただ安かったから」でもなんでも、本人が困らなければ「そのスマートフォン選んじゃダメだよ」みたいに他人が口を挟むことは無いよなと思った次第。まあ自分だったらSoftbankの16GBなんて他人には絶対勧めませんけど。口挟んでんじゃん!

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ついでに。
おもちゃ代わりにAndroidを手に入れてみて一番興味深かったのが、iPhoneとの設計思想の違いに気づけたことでした。Androidを触っているとすぐにガラケーを触っているような感覚に陥ってしまって、なんでだろうと見返してみるとAndroid携帯って少し形が変わっているだけでデザインとか操作性の部分でしっかりガラケーの要素を受け継いでいるんですよね。

逆にiPhoneはあれだけ進化しても「俺はガラケー出身じゃない、iPod出身だ」と主張する部分を譲ろうとしないわけで、例えばロック画面から操作し始める際の優先事項はミュージック関連に特等席が割り振られているわけです。

自分はiPodが好きというよりガラケーが嫌いだったので、両者を使い比べるとAndroidの異物感がどうしてもぬぐえないんですが、そういう視点からスマートフォンを選んでみるのもありなんじゃないでしょうか。最近は「AndroidとiPhoneってどっちがいい?」と聞かれたら「音楽好き?」と聞き返すようになってきています。

 

ぐだぐだですが一応スマートループ計画のオチだけはつけときます。

使用するのはauのAndroid端末・PANTECH IS06。
始めにSIMを挿さない状態で、WiFiでスマートループサーバーにアクセスできるかを試します。

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経路イメージはこんな感じ。

結果。
あっさりできちゃいました。WiMAX等を使用している人なら、間にAndroid端末を挟むことで楽ナビをスマートループサーバーにつなぐことができるようです。スマートループ情報の更新は標準設定でも15分おきですし、信号待ち等にうまいことWiFiスポットを拾っていければSIM無しAndroidだけでの運用もあるいは可能かもしれません。

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では本来のあるべき姿・au iPhoneのマイクロSIMを使った3G回線によるスマートループサーバーへのアクセスを試します。

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イメージ図。

結果。
cobaltblue2を使用した接続はどうやっても接続できず。PdaNETでも繋がったり繋がらなかったりで安定しません。

テスト中はカーナビ再起動のため何度もエンジンを切ったり、Bluetooth接続をやりなおしました。家の駐車場でやっているだけならまだしも、公道で走りながらというのはまず無理。非現実的です。ハンズフリーは問題なく使用可能でした。

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GoogleMapが超高性能な渋滞情報を実装してきた今となっては、わざわざ不安定な3G回線経由のスマートループを使う必要は無い気がします。Android+WiFiなら接続可能とはいえ、BluetoothにSIM無し端末を繋いだ状態ではハンズフリーが使えなくなりますから、色々な手間も含めて天秤にかけると「そこまでして使うほどのものではない」というのが自分の結論。

iPhoneアプリの"早耳ドライブ"が有料のPro版の方でもいいからGoogle Mapの渋滞情報に対応してくれないかなあと、本当にぐだぐだになったところでスマートループ整備計画終了(計画中止?)です。

 

格安でauのAndroid端末・IS06を手に入れることが出来たので、iPhoneのマイクロSIMを挿しての動作確認、PdaNETを使用してのスマートループ接続など、一通りの実験をしてみたわけです。

結果は概ね良好、長いことネタを引っ張ってきたスマートループも一応オチがついて良かったね。めでたしめでたし・・・で、終わるはずだったんですが、Google Mapの渋滞情報があまりにも高性能すぎて全てをひっくり返されました。

海外のGoogle Mapで渋滞情報が使えるらしいことは以前から聞いていたものの「VICS的な何かからデータもらってるんでしょ?」とあまり気にとめていませんでした。しかしいざ日本で始まってみたらカーナビより詳細なデータを拾ってくるので出所がどこなのか調べてみたら、あれって個々のスマートフォン端末から位置情報収集して渋滞状況割り出してたんですね・・・AndroidとiPhoneからプローブデータが得られればスマートループなんか目じゃない、完璧じゃん・・・。

試しに近所の渋滞スポットを見てみても、混み始めの位置からほぼ正確に再現されている雰囲気だし、今現在および曜日・時間毎の大体の渋滞状況が自由に閲覧できるって、まるっきりスマートループと同じアプローチじゃないですかこれ。

ネットでは「iPhoneで正確な速度データなんか取れるのかよ?」と訝しむ向きもありましたが、前に自分が3GSに入れて使っていたGoogleMapのシステムに乗っかっていただけのアプリでも時速数km程度の誤差で車速が拾えていたので、センサーが強化されたiPhone4以降のデータならかなり正確だと思います。Androidはよく分かりませんけど。

「もうカーナビ要らない!」なんて言い出す気の早い向きもあるものの、Google先生の道案内は相変わらずかなり怪しい感じですし、ここは一つスマートフォンと融合する形でカーナビメーカーにも本気を見せてもらいたいものです。

 

少ないながらも安定して検索のあるiPhoneのストリーミングをカテゴリにまとめました。既に我が家では完成済みのネタなので、これから書くことは今のところないんですけどね。以下現時点でのまとめ。

現在筆者が使っているアプリはAirVideoとsteramtomeの2つで、主な用途は数百GB単位でサーバーに録り貯めた動画やラジオ番組の再生です。

ラジオ番組は平行して進めていた録音→自家製Podcast化にも成功したため、基本はそちらを使っているんですが、朝iPhoneを同期する間もなく飛び出していった後の車中で前日の深夜番組を聴くとか、古い番組が急に気になった時などは重宝しています。

WiFi環境でも54Mbpsが使えるようになったらAirVideoが生き生きしだしました。
Retinaで写す各種動画が実に美しいので、次のiPadがRetinaディスプレイを搭載するようだったら、メインPCのサブディスプレイのところはiPadに置き換えてしまおうかなんてこともぼんやり考えてます。

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フォームよりメッセージをいただきました。
ありがとうございます。

syouji様
NHKラジオを録音したときの録音形式の変更についてですが、最近のアップデートでデフォルトの録音形式がM4Aになるなど若干の変更があったようです。旧バージョンからのアップデートではこの変更が適用されておらず、こちらでは変更に気付いてすらいませんでした。どうもすみません。

さて、ご質問にあったキーボードだけでの設定変更についてですが、設定を順に追っていくとメニューの[ツール-チューナー]を開き、プルダウンメニューは無視してTAB、新規チューナーも無視してTABと押して、その下の[NHKサイマル、NHKサイマル(フック)、NHKサイマル(RTSP)]と3種類ある中から[NHKサイマル]を選び、アプリケーションキーを押して[編集]、[その他]タブの[録音-録音フォーマット]から変更が可能でした。

以上、ご参考になれば幸いです。

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いやー、実はRTSなんかのゲームも含めキーボードショートカットってやつを全く使えない性分です。
それどころかExcelで文字を打つのすら面倒くさくてマウスでポチポチとコピペしまくって書類を作っていたら、向かい合わせに座っていた先輩に「お前遊んでないか?」といわれのない疑いをかけられたことがありましてね・・・その話はまあいいか。

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不安がりつつも興味のあったWEBサイトの引っ越し。
数日過ぎて様子を見てみると、GoogleもYahooもあっさりリンクを付け替えてくれて、ほぼ通常営業になっていました。アクセス数はー・・・減ってもいないけど特に増えてもいません。あれー?増えないなあ?

まあそんなに簡単に増えたら苦労しませんわな。
検索エンジンから飛んできてうちのサイトをうろうろしてくれる人は気持ち増えた感じがしますので、とりあえずの目的は達成したと考えることにしましょう。

次はいい加減Radikaのスケジュール録音のことを書こうと思います。
改装にかまけていたらネタが積もってきてしまった。

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今日は5インチベイラックを作成します。

以前「PCケースを自作する」の記事で書いたとおり、5インチベイへのドライブ固定はケース両サイドからネジを回せる作りにする必要があるため、『ケース両脇のパネルを取り外し出来るようにする』か『ベイユニットごと取り外し出来るようにする』というような設計が求められます。

前作では『ドライブをネジ止めせずに前から挿し込む』というトリッキーな方法を採りましたが、今回のメインPCは様々な用途を考慮し、手堅く『ベイユニットごと取り外し出来るようにする』設計を採用しました。

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MDFボードでドライブ固定部分を作成。
調子に乗って作りを精密にしまくったら、なんか5インチベイユニットってのはかなり寸法がアバウトに作ってあるらしく、写真のとおりの順番には取り付けられるけど順番を入れ替えると入らないパーツがあるという、実にハンドメイド感溢れるユニットが出来上がってしまいました。

作り直しも考えたものの、「5インチベイの編成って、もう3~4年変わってないし、多分当分このままだよなあ・・・」と考え直すことにして制作を続行することにしました。一応問題部分は木ねじで留めてあるだけなので、必要に応じて外せるようになっています。

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底板と前面扉。
蝶番のテンションがきついので、底板だけは強度を重視して赤松材を使用しました。更に仮組みして試しにバコーンと閉めてみたら、勢いに任せて扉がDVDドライブに頭突きをかましやがったので急遽ダンパーを設置。

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5インチベイユニットは丸ごと引き出し式にするので、蝶番の固定ボルトが干渉しないようザグリ穴を開けました。そういえば中学生の技術の時間に「卓上ボール盤の鬼」というよく分からない通り名をもらったことを思い出しました。

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ドライブ前面は化粧板を付けます。
よく見るとドライブの間の間隔がバラバラなのが分かるでしょうか。これがいい加減な寸法のドライブがもたらした結果です。下の凸型の切り欠けは蝶番を通す穴、隣がダンパーのもの、上にある丸い穴は・・・

11-12-05-5.png
トグルスイッチを付けます。
これは「光学ドライブって年に何回かしか使わないのに(←お前だけだよ)、なんでずっと通電してんの?無駄じゃね?」という個人的な疑問への回答。これで電源をオンオフします。ドライブ側の接続をタコ足にすれば複数台同時の電源管理も可能です。

11-12-05-6.png
全部組み合わせるとこんな感じに。
さらっと書いてますが、これだけのものを仕上げるのが本当に・・・本当に長かった・・・。

11-12-05-7.png
ケースに挿し込んでみました。
微調整は要りますが、設計ミスはないみたいです。


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えー、平素より当サイトをご愛用くださっている皆様におかれましては、ちょっとびっくりしましたか?気づかなかった?アルェー?

というわけで、住み慣れたぷららからPHP使用制限のくびきを逃れ、主要コンテンツを自家用サーバーに移しました。
http://www11.plala.or.jp/kr37564/

http://raduga.dip.jp/tubo/


最も変わったのはメニューの下にサブメニューが表示できるようになったこと、そして検索エンジンからダイレクトに飛んできてもメニューがちゃんと表示されるようになったこと。ただ見栄えは特に代わり映えしないかもしれません・・・。作る側からするとかなり整頓されて作りやすくなってます。まあその前にとっちらかしたのも自分ですがね。あ、記事も地味に書き換えてます。

リダイレクトも設定させてみたんですけど、Google先生とかがちゃんと引っ越しを認識してくれるかちょっと心配。画像ファイルはぷららに置いてきたから転送量は問題ないと思うんですが、そろそろ光回線に換えようかなあと段々現実的に考えてみたり。

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