タイトルの通り新しいHDDを買ってきました。
戸棚を埋め尽くすCD・DVDを見ていたら無性にイライラしてきたため、全部データ化して突っ込むことに。自分の性分ではHDDって突然欲しくなって突然買ってくる部類のパーツなんですよねえ。
前回、初SATA HDDを投入する際には静粛性に定評があるとされるHGSTを買いましたが、思いつきで秋葉原に来てしまった今回は本来愛してやまないSeagateのものを買うことにしました。自分の中ではSeagateとはイコールBarracuda ATAIVなのです。6年前に3台買い、全機が生存、なにより静か、遅いけど。
既にBarracuda11が出ていますが、250GBモデルが欲しかったので10を購入してきました。値段は確か7180円だったような・・・。
家路についてから「は!そういえばよく話題になる5年保証とか生産国とか、確認するのすっかり忘れてた!!」と大ボケに気づいたものの、恐る恐る鞄から取り出してみればでかでかと踊る5年保証の文字、パッケージ見た時点で思い出せよ、自分・・・。生産国はタイでした。
昔はメーカーのサイトでシリアルナンバーを入れてみるまで保証があるかどうか分からないなんてこともありましたがいつのまにか保証を全面にうたうことにしたようです。これなら購入前でも簡単に見分けがつきますね。保証シールは袋に貼られています。捨てちゃ駄目です。
表と裏。まあ・・・普通?
裏側の基盤が裏返しに付いているのは信号ケーブルをケースに引っかけてHDDを駄目にした経験がある筆者のようなユーザーへの配慮でしょうか。どちらかといえばこのほうがいいよね!
手にとって気づいたのは重さと薄さ。え?間違えて2.5inch買って来ちゃった?と不安になるくらい軽いです。厚みも標準的なHDDと比べて2/3くらいしかありません。
注意点として、このHDDには4ピン電源コネクタがありません。
SATAドライブ専用コネクタが付いていない古い電源で使う場合には、4ピン→SATA変換コネクタ(こんなの)を用意する必要があります。
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続いて速度を測ってみます。
使用するソフトはHDBench3.40 beta6。HDDの速度測定ならFDBenchにしろよという声が聞こえてきそうですが、家のVista x64だとエラーを吐かれます故。その他の環境はいつもの通りです。
【測定環境】
Athlon64 X2 EE 5200+
Gigabyte GA-M52S-S3P rev.2.0
Gigabyte GV-NX88T512HP
DDR 800 2GB
Windows Vista Ultimate x64
HDBench3.40 beta6 |
MODEL | Read | Write | RRead | RWrite |
Seagate Barracuda 7200.10 | 80000 | 81374 | 32047 | 32153 |
Hitachi HDT725050VLA | 57560 | 56078 | 28047 | 24674 |
Seagate Barracuda ATA IV | 32068 | 28756 | 22800 | 20963 |
Hitachi HDT722525DLA380*2 (nForce520内蔵 RAID0) | 116894 | 96331 | 37007 | 47451 |
参考値のRAID0には及ばずともかなりの善戦です。
Windowsエクスペリエンスインデックスのハードディスクのところが4.1から5.9(最大値)まで上昇しました。Vista自体の反応速度も明らかに向上しています。
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最後にその他のチェックすべき項目について。
駆動音は回転音・シーク音ともに静かで、一般的なケースに内蔵するなら静音化しなくても特に気にならないでしょう。ただ振動がやや気になる大きさです。しっかり固定しないと共振するかもしれません。
発熱の低さはすばらしいの一言。HGSTだと使用後に手で持っていられないくらい発熱する普段のバックアップ作業でもBarracuda 7200.10は人肌くらいにしかなりません。最近は自作ケースを設計するとき必ずHDD用ファンを付けるようにしていましたが、こいつを使うならそれもいらないかも。
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PCパーツ交換では久々に文句なしのいい買い物が出来ました。今後誰かに相談されたときもHDDはこれを勧めるようにしたいと思います。万一故障しても5年は大丈夫ですし、これでHDDに困らされることはしばらく無いでしょう。