ショートレビューの最近のブログ記事

軽くノイローゼになるほどイヤホンケーブルという存在が嫌いで、たまたま目にしたEarinに飛びついたことで遂に平穏を手に入れた筆者のモバイルミュージックライフ。

しかし先日その・・・ズボンのポケットに入れたまま洗って・・・しまったんだよね、あのめっちゃ高価だったEarinを・・・。見事に壊れましたとも・・・ええ・・・。

とりあえずSBH50にイヤホン繋ぐ方式に戻して外出してみたものの、あまりの鬱陶しさに半日で挫折。「もう嫌や・・・お外出かけとうない・・・」と、このままでは俺のリアルがガチでヤバくなる気がして直ちにEarin M-2をポチ。

しかし発売延期に定評のあるEarinのこと、案の定年内に発売されるかどうかすら怪しい雰囲気になってきたため、中継ぎを用意することにしました。

もっと安いのもありましたが、あまり安いのもちょっと怖いので売れ筋を選択。
とはいえこの価格でも下手な有線イヤホンより安いため、手にして使ってみるまでまともに動くかどうかすら半信半疑でした。

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到着。
これってサウンドーツだと思ってたらサウンドーツなんですね。
peatって何だ?・・・泥炭?朝ドラのマッサンでウィスキー作るときに良くピートがどうとか言ってましたね。どうでもいいか。


値段の割に外装が豪華ですが、付属品もずいぶん豪華です。
イヤーピース3個、イヤーフック3個、クリップ2個、ケーブルオーガナイザ2個等々・・・。


本体。
ケーブルが妙に細いとか、ボタンにクリック感が無いといったありがちな安っぽさは見あたりません。

イヤホン部分の底には磁石が仕込んであって写真のように両端をくっつけることができ、商品説明によれば「これで鞄の中でもケーブルが絡まなくなるよ!」とのこと。「あっそ」と首にかけて使っているうちにイヤホンを外しているときは先端をくっつけてネックレスのようにしておくことが出来ることに気づきました。えっ、この磁石、本当はこう使うもんなんじゃね? 真相は謎。

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ペアリングは2台まで対応。
イヤホンの電源を入れると最後にペアリングした機械に自動で再接続されます。もう1台の機器に切り替えるときは機器側からbluetooth接続先でQ12を選んでやればOKです(同時に2台からの音がミキシングされて鳴るわけではありません)。

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肝心の音質は・・・うーん、こんなもんか。
ザラザラした音でボーカルや伴奏などそれぞれにメリハリが無く、有線イヤホンで言えば1000円以下くらいのもの。安っぽいイヤホンは良く「ドンシャリ」と表現されますが、こいつは「ドン」の音圧がないので、ただの「シャリ」です。

自分は基本的に「外を歩き回って聴くなら音質なんて必要十分でいいじゃねえか」な人なんですけど、こいつの音の悪さは相性の悪い曲に当たると雑踏を歩きながらでも分かるくらい酷い音になってしまうレベル。残念ながら音質まではお値段以上というわけにはいかなかったようです。

手持ちのイヤーピースと交換すると耳の穴との密着感が増したおかげか、だいぶ「ドン」が強くなりましたが、「シャリ」の主張が強いのは相変わらず。まあマシにはなりました。

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bluetoothの接続安定性はこれまで使ってきた数々の機器の中でもかなり優秀な部類。
この記事を書くまで一週間ほど、iPhoneSEとペアリングして山手線の車内、ヨドバシ秋葉原のオーディオ売り場、都内のビル街などを歩いて回りましたが、勝手に切断されて電源を入れ直すような目には一度も遭いませんでした。

ただ、稀に音が飛び飛びになることがあり、その場を離れると元に戻るんですが、問題の場所に戻ってくるとまた同じ症状が出ることがありました。症状が出たのは田舎のホームセンターの水草売り場で、強力なノイズ源があったとも思えないんですが・・・特定周波数のノイズに弱いというような弱点があるのかもしれません。

遅延は比較的少なく、動画を見る分には問題なさそうです。音ゲーはさすがに無理でした。

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最後に恒例のバッテリー駆動時間チェック。
iPhoneに接続して音量を50%に設定し、総再生時間12時間の録音ラジオ番組をどこまで再生できるかチェックします。

結果は7時間31分25秒でした。Amazonの商品紹介ページには6時間と書かれていたので、公称値よりは結構頑張っている感じです。

個人的にはこれだけ持てば十分な感じ、「こんなんじゃ足りない」って方はもう一個買って交互に充電しながら使ったらいいんじゃないですかね。

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【まとめ】
音質の部分ではやや厳しめの評価となりましたが、質感や接続の安定性などは予想を大きく上回るもので、全体的な完成度とコストパフォーマンスの高さは十分お勧めに値する製品と言えます。

ワイアレスイヤホンの入門用として、あるいはもっと高価なワイアレスイヤホンを使いたいけど満員電車の中などで使うのは怖いというような人のサブとしてなど、使い潰すつもりで買える価格ですから色々用途が考えられると思います。

個人的にはearinの後継はトゥルーワイアレス一択のつもりだったのが、このタイプのワイアレスイヤホンも案外取り回し悪くないなという感想に傾きつつあるため、earin M-2の予約キャンセルを含めて運用を検討中。

欲を言えば価格が倍でも良いからもう少しいい音の新製品を出して欲しいかなあ・・・と。

 

【はじまり】
ドライブレコーダー(GARMIN GDR32)が壊れました。
4年使った末の故障なので損した気分にはならなかったものの、車内という過酷な環境に放置される機材だけに、やっぱり延長保証は付けたほうが良かったかもしれません。

約5万km走って事故らしい事故が映ったのは一時停止ガン無視な90歳の爺ちゃんの軽自動車に脇から突っ込まれた1度きり。耳も遠くてもはや会話すら難しいお方だったので過失割合も揉めようがなく、正確な事故発生時間の確認以外ドライブレコーダーが役に立つ事はありませんでしたが、元々車載動画が撮りたくて付けていたものなのでやっぱり無いと困ります。

条件は
・GPS内蔵
・画角が広い
・大容量SDカードが使用可能
といったところ。

ある程度候補を絞ったところで「ユピテルのドライブレコーダーはカタログスペックでは対応SDカードが32GBまでなのに128GBのカードでも動作報告がある。しかも64GB以上のカードを挿すと1ファイルあたりの記録時間が1分から5分に伸びる」という情報を見つけ、ユピテル製を買うことに決定。

Amazonで見ると似たような型番でいくつか品揃えがありますが、大きな違いは駐車中の録音機能の有無らしく、個人的にそのへんの機能はいらないのでその分価格が若干お安めのDRY-AS400WGcを購入しました。 前回の反省を踏まえて延長保証にも入りました。


以下約4ヶ月使用してのレビューです。




【取り付け状態と撮影画像】
給電方法は今時珍しくminiUSBだったため、今までのドライブレコーダーの配線がそのまま流用できました。


撮影の都合で液晶が暗く見えますが、実際には昼間でもしっかり見えるくらいの明るさです。



レンズが大きいため外から見ると結構な存在感。



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撮影した動画から抜き出した1フレーム(クリックすると拡大します)。
速度約55km/hで走行中の1コマですが、両脇の車両のナンバーまでしっかり映っています(左の車は一般車両だったのでナンバーの下2桁を画像加工で消してあります)。全コマきっちりナンバーが映るわけではありませんが、コマ送りで見れば大体どれかのコマにははっきり映っている瞬間があるので実用上は問題ないでしょう。


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土砂降りの高速道路。
雨粒が映り込むほどの雨量でも、ワイパーさえ効いていれば一番大きな数字くらいは読めます。
以前使用していたドライブレコーダーと比べてもかなり広角になっておりフロントガラスほぼ全面が撮影範囲になるほどの画角がありますが、端の方はかなり無理矢理引き伸ばしている感じで、この画像の橋のように色々なものが歪んで見えてしまうのはご愛嬌。


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夜間撮影はどうも苦手な様子。
全体的にブレが多く松屋のどでかい看板すら文字が読めません。走行中の車のナンバーを読むのはほぼ無理だと思います。またこのドライブレコーダー特有の現象として高速で移動する光源に変な残像が入ります。この画像だと対向車のヘッドライトがそれで、深海魚の目みたいになっています。




【その他の機能】
事前情報のとおり32GB超のmicroSDを挿しても使えてしまうようで、手持ちの64GBのmicroSDは本体に挿して初期化するだけで問題なく動作しました。1ファイルあたりの録画時間も5分になっています。

128GBはー・・・持ってないので不明。ネットで見るといけるって情報があるので多分いけるんじゃないでしょうか。責任はもてませんけど。5分録画の時のファイルサイズは390~430MB程度。64GBのカードなら13時間強の録画ができる計算です。


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録画データはMOV形式の動画ファイルと、速度やGPS位置情報、Gセンサーの測定結果などを記録した独自形式のファイルが生成され、付属の専用プレイヤーで再生すると動画の他にGoogleMapによる位置情報なども含めた記録が閲覧できます。

もちろんMOVファイルだけなら通常の動画プレイヤーでも再生できますが、以前使用していたドライブレコーダーでは位置情報と一緒に車速も動画に埋め込んでくれていたのが、本製品では位置情報だけになってしまったため機能的にはちょっと後退した感があります。

下手なドライブレコーダーだと真っ黒に映ってしまうこともあるLED信号機についてはフレームレートを微妙にずらす対策がされており、50Hz/60hzどちらの地域でもとりあえず真っ黒になることは無いようです。




【まとめ】
まだ夏を超えていないので耐久性についてはなんとも言えませんが、その他の点については概ね先代よりも性能がアップしました。

特に画角の広さは素晴らしく、画質もそれなりに高いため車載動画の撮影も捗りそうです。夜間撮影に弱いのが気になりますが、以前と比べて映りが悪くなったわけでもないため、現状はこんなものと諦めて今後に期待といったところでしょうか。

撮影されたMOVファイルは特に変な癖もなくNASに保存してiPadやAppleTVでそのまま再生できます。先代の微妙に独自規格が混じっていた動画ファイルに手こずらされていた身としてはこの点も評価ポイント。

単なる事故発生時の保険としてならもっと安い製品でもいいと思いますが、ドライブの記録用なら必要十分な機能を備えたいいモデルだと思います。

 

さて購入してから3週間ほど経ったのでぼちぼちレビューをば。
まずリモコンが赤外線からBluetoothに替わったため、リモコンと本体の間に障害物があると即アウトだった第3世代と比べ取り回しが抜群に良くなりました。

タッチパッドの使い勝手は普通・・・というかタッチパッド自体が好きじゃない自分が手のひらを返すほどのフィーリングは特に無し。

Siriも普通。Webブラウザが内蔵されていないAppleTVでは検索機能といってもAppStoreかYouTubeくらいしか出番が無いため、あまり恩恵に預かるシーンがありません。

WiFiの接続速度は大幅にアップ。第3世代でネットワーク経由の動画を再生すると30Mbpsくらいからコマ落ちが目立つようになり結局有線接続頼りになっていたものが、第4世代では全く問題なく再生できるようになりました。

第4世代用にリリースされていたSpeedTestアプリで計測してみると、少なくとも60Mbpsくらいは出る模様。接続先のWiFiアクセスポイントの機材がやや古めでここがボトルネックになっている可能性もあるため、実際はもっと早いかもしれません。

とりあえず個人的にはリモコンの使い勝手が良くなったことと、WiFiで用が足りるようになったことの2点だけでも満足しています。他の人に勧めるにあたって、まだ併売されている第3世代の倍の金額を支払ってまで買うほどの違いかというとやや微妙ですが・・・。

せめてSafariを標準搭載してTVでネット検索くらい出来るようにしておけば、ぱっとしないイメージしかないスマートTVとやらのいくらかマシな事例になりえたでしょうに、何故Siriを積んでおきながらSafariが無いのか、かなり疑問です。

今のところ目の覚めるような素敵アプリにも出会えていないですし、AirPlayが主な購入目的なら第3世代でいいんじゃないかなあというのが正直なところ。

 

毎週溜まりまくる録音されたラジオ番組を消化するために、電車に乗っている時や洗車・外作業の時は片耳にイヤホンを突っ込んでいるのが常で、動きまわってもケーブルが引っかからないよう腰のベルトにつけたbluetoothレシーバーに服の下を通したイヤホンケーブルを繋ぐのが自分の基本スタイルです。

ところが昨今、何故かイヤホンケーブルが120cmに統一されてしまい、大量に余るケーブルが上着の裾から垂れてダサいうえにどこかに引っかかる。束ねればオモリのように揺れまわってイヤホンが突っ張るなど深刻な事態に直面。ケーブルの長さが気に入らないという理由でリケーブル可能なMMCXタイプのイヤホンを導入したりしていました。


現在使用しているSONY SBH50とONKYO IE-FC300&ヤフオクを通じて好みの長さに作ってもらった手作りケーブルのセット。音はいいんだけど取り回しがどうにもイマイチ。





完全ワイアレスなヘッドホン・EARINの話はKickstarterに登場した頃からなんとなく聞いてはいたんですが、まあバッテリー持続時間と価格がね・・・とパスしていました。

しかし日々溜まり続けるイヤホンケーブルへのストレスがある日爆発、「あ゛あ゛!?前に言ってたアレ、日本でも正式発売になったんだって?オウ、もうこの不思議なカードで買ってこいや!!」てなわけで1月中旬にヨドバシ.comで注文。発送は3月頭になるよと連絡が来ていたのが2月10日、唐突に現品が到着しました。


パッケージがきっちり日本語化されている一方で保証書は外装にセロテープ貼りでした。発売以来とにかく売れまくっているそうで、保証書を中に入れる手間も惜しんでどんどん発送してるんですかね。おかげで随分早く手に入れられましたが。


パッケージ背面。


内箱は個人的に見慣れたMDF素材。


蓋には磁石が仕込んであり気持ちの良い開け閉めが楽しめます。
・・・必要か?このギミック・・・。


とりあえず100円玉と並べて記念撮影。


御存知のとおり収納ケースも兼ねており、充電中は赤いランプが点灯します。
収納中はこんな感じですがイヤーピースをつけると結構キツキツ&プラスチックのテンションに任せてパチンとはめこむだけなのでうまく収納するのに少し慣れが必要です。

ちゃんとはまっていないと蓋が閉まらないので「充電のためにしまったつもりが充電されていなかった」というようなことにはなりませんが、内箱に磁石仕込むくらいのこだわりを見せてくれたぶん、肝心の本体収納部分の設計がやや雑なのが余計に残念に感じられます。


収納ケース上面の充電用microUSB端子。
上の穴はストラップホールで、充電中は端子の下側部分が赤く、充電終了後は緑に光ります。


本体の充電ランプとイヤホンの充電ランプはそれぞれ独立して機能します。





それではiPhone5sとペアリングしてみます。
EARINのイヤホンにはボタンどころかインジケーターランプすら無いため、特にbluetooth機器を使った経験がない人だと使い始めは多分戸惑うと思います。まあ安易にランプなんか付けて傍から見たら耳が光ってるように見える超小型イヤホンなんてのはもっと御免なのでこの辺の判断は正しかったと思いますが。

収納ケースから取り出すと自動的にペアリング待ち受け状態になるので、iPhone側からEARIN L (またはEARIN R)を選べばペアリング設定が完了します。初回設定を済ませておけば、次回以降は収納ケースからイヤホンを取り出すだけで自動的にペアリングが開始されます。


Android・iOSそれぞれに専用のモニタリングアプリが配信されており、接続状態やバッテリー残量などが確認できます。初回起動時には収納ケースに記載されているシリアルナンバーの入力が必要です。

少し細かく動作の説明をしますと、両耳使用でスマートフォン本体と接続されるのは常にL側のイヤホンで、R側はL側イヤホンと繋がります。何故R側もペアリング出来るようになっているかというと、収納ケースから片方だけイヤホンを取り出した場合はモノラルモードで鳴らせるようになっているからで、どちらか片方だけケースから出して片耳につけ、もう片方はケースに入れて充電するといった使い方ができるわけです。

L・Rのイヤホンは同じ形で、Rを左耳に入れても特に問題ありません(モノラルモードと言いつつも結局ステレオの片側が鳴っているだけな点に目をつぶれば・・・ですが)。イヤホンを交互に充電しつつ片耳運用すれば、バッテリーの持ち時間はむしろ他のどんな製品よりも長く使える点も本製品のユニークなところといえます。





無事ペアリングが終わったところで音質のチェックに移ります。
おじさんはね、bluetoothの完成度では他の追随を許さないSONYのレシーバーに曲がりなりにもMMCXクオリティなイヤホンを繋いで使ってたから音質にはちょっとうるさいんだよ。我ながら面倒くさいやつだな。

まず耳に装着して聞こえてきたのはSBH50を使って以来久しく覚えのなかったホワイトノイズ。ん、まあこんなものでしょう。

傾向としては今まで使ってきたどのイヤホンよりも自室のデジタルアンプ+スピーカーセットに一番近い鳴り方をします。今までは「この曲、イヤホンで聞くとボーカルがちゃんと前に聞こえるんだけどスピーカーで聞くとなんか後ろに紛れる・・・」と思っていた曲が、EARINではやっぱりボーカルが埋もれる感じになり、良くも悪くも素直だなあといった印象。

また驚くくらい細かい音を拾うため、筆者の好きなピアノジャズライブの音源ではペダルを踏んだ時の音や演者のつぶやき、観客席の咳払いまで聞こえるようになり、より響くようになったホールの残響音と相まって没入感が大幅に高まりました。反面大量のサンプリング音が同時に鳴るポストロックなどとは相性が悪く、いろいろな音がいっぺんに出すぎて訳が分からなくなります。とはいえポストロックの相性の悪さはSBH50の頃から感じていた問題ですが。

ややいただけないのは左右の定位がどうもふらふらする点。左で鳴るはずの音が右から聞こえるというようなレベルではないので普段使いではあまり気にならないと思いますが、静かな環境で聞くとイヤホンの醍醐味である頭の中心で音が鳴る感覚が左右に振れ続けるのが感じられちょっともやもやします。

R側イヤホンの音が一瞬飛ぶDropoutと呼ばれる現象は、満員電車の中だと3~5分に1度くらいの割合でしゃっくりのように発生します。本当に一瞬なんですけどイヤホンの遮音性が元から高いぶん音が飛ぶと耳がキーンとする感じが強く、発生した時は不快感があります。原因はやはり電波干渉によるようで、試しに秋葉原ヨドバシカメラのテレビコーナーで装着してみたら盛大にDropoutしまくってました。スマートフォンとのbluetooth接続が切断されてしまうような不具合は今のところ発生していません。

当たり前の話ですが完全ワイアレスなのでケーブルが擦れた時に鳴るタッチノイズがありません。休日にイヤホンをつけながら作業することが多い筆者にとっては本当にありがたい存在です。





本製品でもう一つ気になるところといえばバッテリーの持続時間でしょう。
iPhoneはbluetooth接続されたイヤホンが切断されると自動で音楽再生が止まるので、前回SBH50レビューの時と同様にライブラリにある長時間のラジオ番組をひたすら再生させ、バッテリー切れで再生が停止になった時間を記録する実験をやってみました。

結果。
・ステレオモード:2時間42分
・モノラルモード:3時間14分

・・・あるぇ?
代理店の仕様表を見るとステレオモード最大3時間・モノラルモード最大11時間って書いてあるんですけど、ステレオモードはともかくモノラルモードの動作時間仕様と違い過ぎじゃね???

謎です。
まあ上述のとおりモノラルモードで左右のイヤホンを交互に充電していけば実際の使用では大幅に使用時間が伸ばせますし、更に収納ケースにモバイルバッテリーでも繋げばいくらでも連続使用できますから、あまり気にしてませんけど・・・。





全体的に完成度の高いEARINですが、現時点でのメジャーな不具合として10分切断問題というのが発生しています。これはモノラルモードで使用していると約10分で勝手にイヤホンの電源が切れてしまうもので、筆者のところでもガッツリ発症したため公式のFAQでメジャーな不具合であることと対策があることを知るまで結構焦りました。

対策方法はごく単純で、モノラルモードで使用を開始したらスマートフォンのアプリを起動し、イヤホンのバッテリー残量がモニターできる状態にします。以上です。


この画面を表示させたらアプリを終了させずにバックグラウンドで動かしておけば電源が落ちることはありません。また、ステレオモードではこの問題は発生しないようです。





そんなわけで怒りに任せて今まで買ったこともないような値段のイヤホンを衝動買いしてしまったわけですが、2週間使ってみた感想は「これで3万円なら安すぎるくらいだな」と思うくらい別次元に快適です。

Kickstarter発祥なだけあって作り手の「こういうのが欲しい!」というコンセプトが非常に明快で、しかも妥協なく作りこまれているのが気持ちよく、そんな面倒な語りを抜きにしても取り回し抜群でしかも良い音がします。

購入前はペアリングがL側のみという情報もあったためバッテリーの心配をしつつの購入でしたが、実際には両耳交互に使えるため片耳で使う限りバッテリーの心配がないことは上で何度か述べたとおり。外出時の使用では基本的に収納ケースもポケットに入れて持ち運ぶため、こまめに外してその都度充電すれば両耳使用でも結構持つなといった印象です。

現状では自分にとっての決定版といえるイヤホンに出会えた気分ですが、同様のコンセプトのイヤホンは今後Appleを筆頭に色々と発売の噂があり、これの買い替えを検討する頃までにはこのタイプ・コンセプトのイヤホンが一大勢力になっていることを願うばかりです。

 

自分が睡眠に関して全く節操がないのは仲間内では有名な話。

もはや病的というか、まあ病気なんですけど・・・それはいいとして、気がついたら午前2時で部屋の灯りも消さずに布団に入っていたなんてことがザラにありますと、大抵は布団からスイッチを押しに出て行く気力すら起きずそのまま点けっぱなしで朝を迎えてしまうわけです。

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音響すらiPhoneで自在に操作できる時代に照明一つどうにもならないとは実にけしからん話。どうにかならんのか、なんかこう、あるでしょ?

調べてみるとスマートフォン経由で家電のリモコンと同じ信号を飛ばして、家電を操れるスマートコントローラ(?)が地味に人気みたいです。

ほう・・・。
ただ家電のリモコンは赤外線式なので遮蔽物に弱いという宿命があります。
試しに家電のリモコンを全部抱えて設置候補地から送信テストをしてみましたが、やっぱり反応しないものがちらほら。

もう一つ問題なのは、シーリングに赤外線スイッチを付けても壁スイッチがオフになっている時はリモコンで灯りが点けられないという当たり前にして致命的な弱点。そして最後の問題は、スマートコントローラで操作したい家電がとりあえず天井照明しかない現実。

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・・・なんか別の方法を探そう。

そして見つけてきた第二の手段。

スイッチ本体にリモコン受光部が付いていて、スイッチでもリモコンでも照明をオンオフできるという代物。

スイッチにすぐ手が届くPCの前かベッドの上が定位置の自分の生活ならリモコンを枕元に常備しておけばいつでも操作可能で、壁スイッチのオンオフを気にする必要もありません。

値段が結構お高めなのとスマートフォンで操作するのに比べて近未来感が薄れるのが弱点ですが・・・いいや、買っちゃえ!

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購入。
いかにも業者向けっぽいパッケージング・・・とかそういう問題ではなく、壁スイッチの交換作業は電気工事士の資格を持っている人がやらないと違法です。今回は昼飯のラーメン一杯で釣ってきた知人にやってもらいます。


設置前と設置後。
交換作業はものの10分もかからずに終わってしまいました。


見た目はただのスイッチみたいですが、なんとスイッチが外れてリモコンになります。

我が家ではリモコンは常に外した状態で枕元に置いておき、部屋の入り口とベッド上の2カ所から照明をオンオフできるようにしました。受光部が壁にあるというロケーションの良さも手伝ってかリモコン感度は良好です。


スイッチとリモコン双方にチャンネル切り替えスイッチがついており、1つのリモコンで3つまでスイッチを遠隔制御可能。

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価格や工事に資格が必要な点など導入にはややハードルの高い製品ですが、効果に魅力を感じられるならメリットは大きいと思います。

寝床から出てくることなく生活するための便利グッズがまた一つ・・・。

 

以前知人に依頼されて自宅の無線LAN環境を整備したことがありました。

「光回線が母屋に引き込まれちゃってるんで、どうにかして離れから無線LANで接続できるようにしてくれ」という無茶振りに、「じゃあ母屋と離れの間に細い塩ビ管埋設してLANケーブル通しましょう」という至極真っ当な提案をするも、何故かあえなく却下。

仕方なく中継機能のあるアクセスポイントをガレージに置いて凌いでいたんですが、設置当初からひどい気分屋で不安定になるたびに接続設定をリセットする状態。そして先日、とうとう全く繋がらなくなってしまったため、代替品を購入することに。

「・・・というか有線じゃダメなんすか?」
「いや、有線はちょっと」
「・・・。」

機器の選択はこちらに任せてもらえたため、「電波強度がLEDで確認できて便利そう」「隣接するコンセントに干渉しななさそうな本体デザイン」といった理由で、PLANEX 忠継大王(MZK-EX300NP)を選んで参りました。


"中継"ではなく"忠継"です。
顔を見た感じ、"忠犬"とかけてるんでしょうか? いや、かかってねえだろ。





「手間賃代わりにうちのblogのネタにさせてもらうんで、届いたらその場で開けますよ?」と許可をもらっていたため、即開封&写真撮影。


本体サイズは大きめのACアダプタくらい。
プラグが上寄りなので2穴コンセントなら、下段にこれを挿しても上段は比較的余裕をもって使用できます。


犬の目にあたる部分にコンセントが挿せるのも特徴の一つ。
それにしてもこのビジュアル、どこかで見たような・・・・あっ!




接続設定はWPSに対応(としか書いていなかったのですがAOSSも使えました)しているため、アクセスポイントもこれに対応していれば基本的にはボタン一つ(詳細な手順は機器によって異なります)で設定が完了します。

初期設定が必要なのは忠継大王~アクセスポイント間だけで、それ以外の機器は再設定なしでそのまま中継を利用できます。

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SSIDステルスを使用している場合などWPSが使えない環境では、接続設定をPC等のブラウザからIP直打ちで行うことになります(詳しい方法は公式サイトを参照してください)。しかし我が家のVAIOで試した限りでは無線LAN接続が妙に不安定で、ログインできてもメニューを何個か辿るうちに接続が切れてしまい、基本設定すらままなりませんでした。

今回の知人宅の整備はWPSでお手軽に済ませちゃったんですけど、Amazonのレビュー等でも非WPS環境でのセットアップで躓いている旨の書き込みがあり、ちょっと気になるところです。




設定が終わったら本製品を中継地点のコンセントに挿し込みます。

この手の商品は、『中継』と言っても元の電波がどのあたりまで飛んでいるのか把握できないと設置ポイントを決めるのに四苦八苦します。その点こいつは本体に無線状態を示すLEDメーターが付いているので、あっちこっちのコンセントに挿して回りながら簡単確実に最適な設置場所を探せるのが大きなメリット。

説明書によると、3本あるLEDインジケータが「3本立っていると近すぎ」「1本だと遠すぎ」だそうで、今回中継器を設置した所は電波が3本中1本しか立たない場所だったんですが、中継器無しではアクセスポイントを見つけられなかったリビングからでもばっちりインターネットにアクセス出来るようになりました。

中継器を挟むとページからページへ移動する際に0.5秒くらいのひっかかりを感じることがあります。ネットをリサーチしても他に同様の症例が見当たらず、今のところ当方の環境特有のものだったのか原因は不明です。




本製品を導入する以前の経験から、無線LANの中継には「回線が不安定」「最適な設置場所を探し当てるのが面倒」と良い印象を持っていなかったんですが、ようやく「実用には問題ない」と言ってもいい製品に出会えました。

「非WPS環境でのセットアップに難がある」「無線LAN速度が300Mbps止まり」「5Ghz帯無線LANに非対応」と、まだまだ物足りない部分は多々あるものの、「とにかくお手軽に自宅の無線LAN環境を改善したい」といった用途にはお勧めできそうです。


 

サーバーのAC電源が故障してしまいました。
購入以来約5年間、ほぼノンストップで動かしていたことを考えると、まあ良く持った方かなと。

ACアダプタさえ交換すればまだ使えるはずですが、導入当時圧倒的だった変換効率の高さはATX電源の進化で優位性がほぼ無くなるか逆転してしまっているのが現状。

また容量の制約やらどでかいアダプタをどこに収めるかなどAC電源の取り回しづらさも感じていたため、久しぶりに内蔵電源に戻すことにしました。

ポイントは「奥行120mm以下」、「優秀な静音性」、そして「最大容量が低めのもの」。
前者2つはサーバー用ケースに入れるうえで必須の条件。最後の容量については、最大容量に対して普段の負荷が低すぎると変換効率が落ちるため、なるべくスペックが低いものを探しました。




そして今回購入したのはこちら。

別にSFX規格である必要はなかったんですけど小さい分にはまあいいでしょう。
外寸はSFX規格通りの125 mm (W) × 63.5 mm(H) × 100 mm(D)。そして内部温度が50度以下の時はファンが停止するという準ファンレス仕様が最大の特徴です。





到着。
さすがSFX規格。パッケージも小さくて軽いです。


ケーブルの出ている位置などはこんな感じ。
見ての通り非プラグイン式ですが、奥行がきついケースへの取り付けだとプラグイン式ケーブルはコネクタの幅が邪魔になることが良くありますし、この電源は内蔵デバイス用のケーブルが2本しか無いので、特にデメリットとは感じられませんでした。

ケーブルの固さは普通ですがATX24PinとEPS8Pinケーブルがやけに短かい(根本からの実測で28cm)のが気になるところ。我が家の環境では長さがぎりぎりでした。



リアビュー。
コンデンサには詳しくないので覗き込んでも善し悪しが分かりません。
パッケージにもメーカーサイトにも「日本製高品質コンデンサ使用!」とか書いてないところを見ると、そんなに大した奴は使ってないんじゃないですかね(適当)。

今までに買ってきたファンレス電源はどれも中にぎっちりヒートシンクが詰まっていて外装は大昔のミニ四駆のシャーシみたいに穴だらけだったんですけど、こいつの中身はごく普通の印象です。



パッケージにはATX電源のネジ穴にSFX電源を取り付けるためのプレートも付属してきます。




本体をなで回すのはこれくらいにして、サーバーに取り付けて電源を入れてみます。
あれ、なんかHDDのシーク音みたいな異音が・・・って、電源コイル鳴きしとるやんけ!なんで?負荷低すぎるから?

焦りまくっておろおろしていたら10分ほどで消え入るように音が小さくなり、無音になりました。

なんなの?
電源ケーブルを引っこ抜いてしばらく放置してから通電しなおしたりしてみましたが、その後コイル鳴きは起こっていません。




落ち着いたところで消費電力・変換効率の差を在りし日のAC電源のデータと比較してみました。


ホームセンターの安売りで買ったこのチェッカーで、変動する数字をメモするという原始的な方法で測定を行います。

アイドル
(VGA表示OFF)
高負荷時
(CINEBENCH実行)
最大負荷
(起動時)
SilverStone
SST-ST30SF
24~27W46~48W50W
PicoPSU-90 +
80W ACアダプタ
26~29W46~50W54W


80PLUSがBronzeなうえ負荷も低めなので効率を心配していたんですが、なんかきっちり数Wずつ消費電力が下がりました。最近の電源って本当に優秀なのなー。




まとめ。
購入時に挙げた条件を満たす製品がこれしかなかったこともあり、消去法からあまり期待せずに選んだ電源でしたが、パッケージに書いてあることはきっちりこなす堅実さで第一印象は思いの外上々となりました。

奥行き制限があるケースは意外と多いにも関わらず、ATX電源のラインナップがいまいちぱっとしない現状では、変換プレートでATX電源のスペースにも簡単に取り付けできるSFX規格の本製品に交換してしまうというのも有効な手段だと思います。

使用開始直後のコイル鳴きが若干心配なところではありますが、あれ以来一週間経った現時点では一度も再発していません。また何か変化があれば追記します。

 

前回のフォトレポートのときに貼ってあった保護フィルムはiPhone5sを購入した電気屋の余っていたポイントで交換した安物だったんですが、実物に触れたみた感じ大体どこのものでも使い回せそうな雰囲気だったので、3GSの頃からずっと愛用しているマイクロソリューションのアンチグレアフィルムを注文しました。

久々にラインナップ見てみたら随分色々な種類増えてんのね・・・。
今回は"超高精細"なる文句がそそる『超高精細アンチグレア Super HDAG #6』を選択しました。

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iPhone5sにiPhone5(無印)用のフィルムを流用するとどうなるの?と気になっている人も多そうなので、実際に貼ったところの写真を載せておきます。

iPhone5s+アンチグレアフィルム

うーん、さすがアンチグレア。黒が締まるねえ・・・。

通話用スピーカー周辺

スピーカーとフロントカメラ以外の場所にも穴が開いているのは5と兼用だから・・・ではなく、各種センサーがこの位置に仕込まれているからです。

ホームボタン周辺

ホームボタンの丸穴もジャストフィット。

他社製フィルムだとどうしても一部が浮いてしまうんですが、バシッと一発で貼れてスピーカー周辺など複雑な形状の部分にも全く浮きが出ないところはさすがマイクロソリューション製。絹のように滑る質感も4Sの頃より更に良くなっているような気がします。

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裏面の保護フィルムは光沢タイプ

Amazonの商品説明には裏面保護フィルムの記載が無く、「あれ?4S用には裏面保護フィルムも付属してたのに無くなっちゃったのかな?」と思ってたんですが、パッケージを開けたらちゃんと入っていました。

ただこの背面フィルム、ペラペラの光沢タイプで妙に安っぽいです。
4S用のフィルムを買ったときは背面用のフィルムもアンチグレア仕上げのしっかりしたものが入っていたんですけど・・・。

背面カメラ周辺


5sはフラッシュが大型化しているためそのまま貼りつけるとほんのちょっとフィルムがフラッシュに被ってしまうんですが、んー、まあこのくらいなら影響は無いんじゃないかなー(適当)。

iPhoneロゴ部分


ロゴとリンゴマークが微妙に盛り上がっているせいで微妙に浮きが出来てしまうのは相変わらず。

この素材チョイスはツートンの境目部分やロゴマークなど微妙な段差の多い背面に出来るだけ密着させるにはこちらの方がいいという判断なのかもしれません。

「背面が光沢っていうのもガラス仕上げみたいで悪くないかも」と思ったのも束の間、すぐに指紋まみれになってしまいました。背面保護についてはのんびり良さそうなものを探しますかね・・・。

 


じゃかじゃん!
かねてより「800MhzLTE対応のiPhoneが出たら買う」と言っていたとおり、iPhone5sを購入してまいりました。

なんか予約しに行っただけだったのに、在庫ありますからと言われてあれよあれよという間に・・・アルェー? 2年縛りとかの都合、10月頭に代えたかったんだけどな・・・まあいいか・・・。




あまり真面目にレビューしても超音速でネットの海深く沈みそうなので、以下適当に写真でも載せて世の中の隙間を攻める方向で行こうと思います。



左からiPhone3GS、iPhone5s、iPhone4S(クリックで拡大します)

我が家のSシリーズ軍団。
注目してらいたいのが液晶の発色で、青っぽい癖のある3GSや、黄ばみ具合が騒ぎになった4Sと比べ、5sは癖のない自然な発色になっているのが写真でも見てとれると思います。



左からiPhone3GS、iPhone5s、iPhone4S(クリックで拡大します)

裏面。
シルバー&ゴールドモデルのベゼルやホームボタンリングが光を反射して強烈に自己主張するのとは対照的に、スペースグレイは反射を抑えてアルミ素材の粒子感を前面に推し出している印象です。


このアルミは光の具合で全く違う色に見えるのが面白いところで、ちょっと角度を変えるだけでもこのくらい違って見えます。

傷が付かないように保護シートを貼りたいんですが、貼ってしまうとこの絶妙な輝きが失われてしまうし、うーん、悩ましい・・・。



iPhone4Sとの比較。
角の面取り部分が広くなって、方向によってはかなり光を反射します。
照明がきつい店内で見るとシルバーやゴールドモデルはこの部分がちょっとうろたえるくらい激しく光ります。

モックを触りながらシャネルが云々と言っていたお姉ちゃんがいたんですけど、まさにそんな"ラグジュアリー"な感じ。何故か新宿高島屋の化粧品売り場が連想されてなりません。

実物を見るまでは4S白のイメージで「次はシルバーもいいかな」なんて考えていたんですが、新宿高島屋なんて東急ハンズに行くために通り抜けるだけで精一杯のシャイな自分には無理でした。



側面を見比べると、両者のカラーリングの違いがはっきり分かります。

5sは白く見えたり黒く見えたり、あるいは青く見えたりと何とも形容しがたい色味で、これをしてスペースグレイとは良く言ったものです。



上がiPhone4S、下がiPhone5s(クリックで拡大します)


液晶写りの差違についても分かりやすい比較画像を一枚。
iPhone4Sで撮影した同じ写真を表示させているところですが、5sの方が空色の発色が自然で雲がくっきり表現されています。



おまけ。
ホームボタンの直径はリングを含めてほぼ1cm。

表面の保護シートは「iPhone5/5s両対応」と書かれた物を買ってきたら写真の通りジャストフィットだったので、ホームボタン等の寸法は5と同一なんでしょう。

ケース等もほとんどのものはそのまま使い回せると思いますが、背面のフラッシュがデュアルフラッシュになって大型化しているため、そこだけ注意が必要です。

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【まとめ】
いいですねー・・・。

ちょっと面白い現象なのが「5s買ったでー」と周りの人間に見せびらかすと、いきなりひっくり返して裏側を観察し始める人が多いこと。ぱっと見でもアルミニウムの質感が強く印象に残るようです。

あとは5で問題になったベゼルの欠けやメッキ剥がれが解決されているかが気になるところ。また何かネタが出来たら続報を書きます。

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Amazonで注文して見事にkonozamaってたSonyの新型Bluetoothレシーバー・SBH50がようやく届きました。

耳鼻科医の先生お墨付きの「耳の穴の形が変!」な人なのでカナル型の一体式イヤフォンが使えず、オープン型イヤフォンにも差し替えられるBluetoothレシーバーばかり買い換えてきたんですが、


Sony PSP-N270
(Bluetooth入門機)
  ↓
Sony MW600
(愛用者多数。中身はいいけどボタンとタッチパネルが服とこすれて誤動作しまくりで全てが台無し)
  ↓
Jabra Street2
(なにげに生活防水。無難。あまりにも無難)


と来て、今回4度目の買い換えとなります。





・比較

とりあえずJabra Street2と並べてみたところ。
MW600は既に売却処分してしまって手元にないため、大体同じくらいの大きさの単3電池を置いておきます。

横から見た厚み。
寸法は理解していたつもりでしたが、手元に届いて初めて見た実物はイメージより2周りくらい小さくてちょっと驚き。

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パッケージを裏返して更に驚きの事実。
「音楽再生 最大10時間、ラジオ 最大10時間」!?
おいおい、発売前に調べたときにはこんな長時間駆動できるなんて話どこにも書いてなかったぞ?

事実ならこれ以上ない嬉しい誤算。実測して調べないわけにはいきません。結果は本記事の最後の方に。

付属品一覧。
出荷時に取扱説明書の入れ忘れが発覚して一度回収になったのがkonozamaった原因という噂を聞いたものの、真偽は不明。

それよりスタートアップガイドに印刷されている文字がギャグかってくらい小さいのが気になります。なんか印刷もあれだけ安っぽいし、なんなのあれ・・・?






・本体写真


本体外観。
うん、高級・・・ではないな。

絶え間ない誤動作で俺をキレさせ、MW600を処分する直接の原因となった音量調節は一般的なボタン式に。パッケージ裏面でもさりげなく独立ボタンが売り文句にされている(上記写真参照)あたり相当不評だったと思われます。

電源ボタンまで独立したのはかなり好印象。但し各ボタンの押し心地には高級感のかけらもありません。

有機ELディスプレイ。
前面丸ごと真っ黒ですけど液晶部分はこれだけ。

実機だとやけに狭く見えてこの画面でわざわざ「TwitterとかEメール見よう!」って気になる人がどれだけいるのか疑問です。そもそもiPhone使いの自分には関係ない話ですがね・・・。

充電用microUSBコネクタ。

値段なりの安っぽさは許容しますがこのゴム蓋だけはいただけません。厚みが薄っぺらすぎるし、本体との接続部もあっという間にちぎれて無くなりそうな細さです。

コネクタは下向きに付いてますから無くなったまま使っても故障の原因になる可能性は低そうですが、だったらはじめから付けなかった方が良かったんじゃないかという気がしてくるレベル。





・音質と接続の途切れ

MW600を使い始めたとき、Bluetoothにはあって当然だと思っていたホワイトノイズがほとんど聞こえないことにびっくりしたもんですが、SBH50に至ってはイヤフォンを耳にはめたとき「あれ?電源入れ忘れてたっけ?」と勘違いするほどホワイトノイズが聞こえません。

ただそのへんのフィルタリングが強烈なせいか、SBH50を通して聞こえてくる曲の音質は押し出しが無く妙に"平凡"という文字が脳裏にちらつく印象です。

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ちょっといただけないのが障害物を挟んだときの接続の途切れやすさで、iPhoneを置きっぱなしにして5mくらい離れると結構音が途切れます。

途切れはするものの一瞬で復帰するのもSBH50の特徴で、これまでのモデルだと一度途切れると1秒くらい無音になっていたところが、本当に一瞬音飛びするだけで再生が続くのは逆に利点。

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最近のSONYの一部モデルで問題になっている曲送り時に無音になる問題は、その形式にSBH50が対応していないため無関係。

またペアリングが勝手に解除されてしまうような症状も今のところ発生していません。

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【2013/11/23 追記】
iPhone4SをiOS7にアップデートしたところ音飛びが無くなり、MW600並に掴みが良くなりました。

送信元と少し距離を開けたり、ポケットに入れて動き回ったくらいではほとんど音飛びしません。iPhone5sでも接続良好で、iOS側のBluetoothにソフトウェアレベルの修正が入ったようです。





・バッテリー駆動時間の実測実験

さて、いよいよ自分にとっての本題です。
計測方法は単純明快。大量に録り貯めてある深夜ラジオのフィラー放送を連結して作った約14時間分のm4aファイルをPodcastとしてiPhoneに放り込み再生。

SBH50のバッテリーが切れるとBluetoothのペアリングが解除されて再生が止まり、どこまで再生できたかで実際の連続再生可能時間が分かるという寸法です。

計測は普段使っているイヤフォン(Sennheiser MXL 570)を繋いだ状態でiPhoneから50cm離したところにSBH50を置き、ボリュームはちょうど真ん中のところにセット(ちなみに静かな環境だと音漏れするくらいの音量です)。そのままバッテリーが切れるまで放置しました。

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いきなり結果発表。

10時間47分57秒!
MW600(8.5時間)やJabra Street2(8時間)も実用上大体カタログスペック通りの時間でバッテリーが切れていたことを考えるとスペック表記は妥当だったようです。

いやあ、この結果にはちょっと興奮。
外出時に首からBluetoothレシーバーをぶら下げて遠出するといつも帰宅途中でバッテリーが切れてしまい、「バッテリーが10時間持つレシーバーが欲しい・・・」と言っていた自分にとっては悲願のアイテム登場となりました。

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ついでに試したところ、SBH50はバッテリー充電中も全ての機能が使用可能でした。一昔前の製品は何故か制限されてること多いんですよね・・・。





・FMラジオの受信感度

今時チューナーなんか無くてもスマートフォンでradiko受信することもできますし使わない人も多そうですけど、自分はラジオフェチなので一応。

このサイズでチューナーを内蔵している製品のなかでは結構感度がいい方です。

ただしプリセット機能とかは無い(オートスキャンはあり)みたいなので、液晶に表示される情報は周波数のみ。あんま意味ないわあ・・・。





・まとめ

機能面では文句なしだったMW600がタッチパネルの誤動作問題と、わずかながらのスタミナ不足で自分的"決定版"の座からするりと転げ落ち、以来長らく雌伏の時を過ごしてきたBluetoothレシーバー選びでしたが、これで長かった旅も終わりかなあというのがとりあえずの感想です。

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作りが安っぽいのがやや難点ですが、変に凝った外装が中身の良さを台無しにしてしまったMW600に比べれば、これもSONYが学んだ一つの答えなのかもしれません。

konozamaってた間にも1000円値下がりしてますし、「安っぽいんじゃない!安いんだ!」と言い切れる価格になるのも時間の問題のような気が。

見た目も含めて驚くところが無いぶん、積み上げてきたマイナーチェンジの成果が結実した印象を随所に感じさせる一品で、SONY製Bluetoothレシーバーの円熟を思わせる完成度となっていました。

 

というわけでようやく手が空いたので、まずは親父様の買ったNexus7を横取りしてレビューです。

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はじめに外観から。
比較用に置いたiPhone3GSには非光沢フィルムが貼ってあるせいもありますが、それを差し引いてもNEXUS7のディスプレイは綺麗に映ります。


裏面。
箱の中に入っていた「端末に貼ってね!」と書いてあるリサイクルシールを見つけて、素直に貼っちゃうのがおっさんクオリティ。ざらざらしたバックパネルは手触りが良く、グリップ感は上々。高級感は無いものの安っぽいわけでもありません。普通が一番です。

重量は公称値370g。
普段使っているiPhone4Sが140gで、いつも重い重いとケチを付けているiPadが680g。iPad miniが308gらしいので、スケール的にはまあ順当な感じでしょうか。自分にとっては寝っ転がって持っていても苦にならないぎりぎりの重さといった印象です。

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親父様が撮影してNEXUS7に放り込んでいた写真から1枚。
うーん、なんか綺麗さが全く伝わらないなあ・・・。

NEXUS7のディスプレイ解像度は1280x800ピクセル(216 ppi)と、自分が普段使っているiPhone4Sの960×640ピクセル(326ppi)より密度が粗いものの、一眼レフカメラの写真を映す程度なら十分なもの。7インチディスプレイの大きさも相まって、みんなでのぞき込むには手頃なサイズと美しさのバランスが保てています。2万円弱で買えるタブレットのクオリティとしては驚異的でしょう。


動画は何故か残念な感じになります。
コントラストが全体的に白の方に飛び、黒も灰色気味に。写真は違和感なく映るんですが、内蔵の動画プレイヤーのせいでしょうか?

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スピーカーは背面に大型の開口部があります。
見た目はなんとなく高性能なのに音質は100均のスピーカー並。iPhone4Sのモノラルスピーカーの方がずっといい音でした。

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2万円でこれだけのハードウェアが手に入る(しかも送料無料&Google Playストアで使える2000円のチャージ付き)のは驚異的なコストパフォーマンスと言えます。

ただ、使い勝手の面では「直感的操作」の点でiOSデバイスとの差は大きいと言わざるを得ず、Windowsと比べても「常識さえあれば直感で操作できる」点でWindowsの方が使いやすいというのが自分の感想です。

Androidアプリって、一つの操作を選ぶために何段にもなったメニューを常に行き来しなければならないことが多くて、使っているうちに段々面倒になってくるんですよね・・・。

NEXUS 7本体に起因する問題ではないのですが、Androidはやっぱり肌に合いません。まあ持ち主である親父様は喜んで使っているようなので別にいいですが。

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自分が勝手に思い描いている"両親用タブレットのロードマップ"では、2年ほど経ってLightningコネクタ搭載の各種インフラと格安データ通信用のnanoSIMが安定して手に入るようになったら、NEXUS 7からSIMフリーiPad miniに乗り換える予定となっています。

NEXUS 7はそのときまでのつなぎ。
価格を考えれば非常に魅力。Androidはしっかり使い込んで設定を整えないとどうにも使いにくいため、自分から「とりあえず買っとくか」という気にはならないものの、他人から購入相談を受けたら迷わずお勧めできる、Androidタブレットの現時点での決定版と言ってよさそうです。

 

メインPCのディスプレイがHP LP2475wから三菱 MDT231WGに代わりました。
いや、結構前に代わってたんですけど、ここでネタにするの忘れてました。

HP LP2475wの動画の弱さに耐えかねての変更だったんですが、正直感動するほどの違いは無かった。ゲームの映りはいい。あと黒系の色に強い(潰れない)のがはっきり分かるのがいい。

応答速度は色々あるモードによって変わるものの、全体的にかなり向上するらしく、「今までFPSで出会い頭の撃ち合いにほぼ負けていたボクが、このディスプレイを買ってからは高スコアのプレイヤー相手でも負けません」とステマじみたコメントを書けるくらいになりました。

なんだか本当にゲームに強いディスプレイな感じ。

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難点はネットでギラツブと表現されるパネルの映りで、購入前にはギラツブの意味がよく分からなかったんですが、実際に目にしてみると確かにギラツブでした。

例えるならパネル表面に水滴が付くと、水滴がレンズ代わりになって光の3原色が部分的に原色のまま見えちゃうことがあるじゃないですか、あれと同じような原色の光が細かーく画面のそこかしこに見える・・・と言ったら分かるでしょうか。動画再生時などには目に留まらないものの、ネットブラウジング等で画面が白っぽくなると結構気になります。

同じような現象はiPhoneにノングレアフィルムを貼ったとき経験したことがあります。ザラザラの表面がレンズ代わりなってしまっているんだかなんだか、パネル表面処理の不味さに起因する問題なんですかね。

取り柄らしい取り柄がなかった先代・HP LP2475wに比べると、シチュエーションによっては性能向上した感のある三菱 MDT231WGですが、「末永く使っていきたい」とは言いにくいところ。ネット閲覧用のSHARP液晶との使い分けも検討してるんですが、レイアウト等の問題でいい解決策は今のところ思いつかず。

 

ドスパラからなにやらお知らせメールが来ました。
要約すると「お前の買ったCrusial M4はファームウェアアップデートしないと使えなくなる可能性があるから急いでやれ」とのこと。

あー、そんなのあったねえ。
こういうのって詳しく型番調べると大抵「対象外でした」で終わっちゃうからあんまり良く見てなかったんだけど、一応調べておきますかね。どれどれ・・・って、あら、ダメだわ。

詳しいことはこちらに載っているので参照してください。

ところでこのSSDって不具合とは別に、ファームウェアを002から009にアップデートするとアクセス速度が大幅に上がるって話を聞いたことがあります。買って以来全然アップデートしてなかったんですが、そのへんはどうなんでしょう? ついでに計ってみました。

m4_002.png
ファームウェア ver.002

m4_309.png
ファームウェア ver.309

ある程度誤差がありますが、あんまり変わった気がしません。
やっぱりマザーボードの限界(SATA 3.0Gbps)に達しちゃってるんですかねえ。

まあこんなものかと特にヤマもオチも無く終了です。

 

初期導入の仕上げに
「iPhone4の前後両面ガラスは割りそうだし取り扱いが面倒そうだから嫌い」
とかねてから言っていた不満点を解決します。

具体的にはフロントパネルにマイクロソリューションの保護フィルム・PRO GUARD AFを貼り付け、バックパネルは社外品の斜角付きメタルバックプレートに交換します。

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始めに保護フィルムの貼り付け。
3GSにはパワーサポートのアンチグレアフィルムを貼っていましたが、Retinaにアンチグレアは特性を殺してしまうと聞いたため、4Sにはグレアタイプを選択してみました。

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画面の写りは滲みもなく満足。アンチグレアフィルムと比べるとさすがに指紋が残りますが、しっかりしたフィルムなので服の袖やズボンでも気にせずガシガシ拭き取れます。

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バックプレートの交換はiPhone4S購入から先走ること数日、海外の通販サイトでプレート(15.50ドル)と交換用ドライバー(1.99ドル)を注文しておきました。利用した通販サイトはこちら(→http://cnn.cn/shop/index.php)。円高のおかげでキャッシュカードの支払いをドル口座から直接決済したら、送料5.2ドルを含めても1800円弱でした。すごいなあ円高・・・。


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10/26に注文するとすぐに注文完了のメールが届き、翌日には「もうすぐ送っから!」という内容のメール、その後・・・11/2に「今送ったから!」のメールが届きました。一週間近く何やってたんだよ? 超アバウト。11/4に香港を出たあと通関等諸々を経て我が家に届いたのは11/9でした。

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プチプチから取り出してみるとプレートの質感はまあまあといったところ、値段からすればがんばっている方でしょう。材質は謎。触るとひんやりするので金属のようです。ヘアライン加工は綺麗なんですけど、黒いリンゴマークまでヘアラインになってしまっているのはちょっと減点。

念のため電源を切ってから作業を始めます。
バックプレートはドックコネクタ両脇のネジを緩め、上にずらしてから持ち上げると簡単に取り外せます。ネジ穴が小さくてしかも特殊な形なため、極細のマイナスドライバー等で回そうとすると苦労するらしいですが、今回は専用ドライバーを1.99ドルで購入したので楽々。

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外すとこんな感じに。

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プリントの再現度は社外品と言われなければ分からないレベル・・・いいんですかねえ・・・?
メタルの方は金属プレートの上にプリントされている感じで純正ほど丁寧な作りではないので、使っているうちに剥がれてきそうな気もします。

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右・純正、左・斜角付きメタルバックプレート。
パネル内側は純正に比べ細工が簡略化され金属パーツが減っています。受信感度の低下等が気になりましたが、今のところ効果のほどは不明。

11-11-13-6.png
斜角付きメタルバックプレートは4用にも同じものが発売されており、以前のモデルはネジ止め部分がプラ製で使っているうちにネジ山がバカになってプレートが外れるなんてトラブルがあったみたいですが、後日金属製に変更されたとのことで4S用は始めから金属製になっています。

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カメラレンズ&LEDライト窓の比較。
ここも純正と作りが違うのが気になるところ。特にLEDライトの窓が純正では凸レンズ状になっているのに対してメタルプレートではただの窓になっているのと、メタルプレートは板厚が増したぶんカメラが奥まった位置になっているのが相違点です。

取り付けと逆の手順でプレートを装着します。交換だけなら2~3分で出来てしまうでしょう。

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本体との間に黒い枠があるのがいいアクセントになっています。

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今回注文したガンメタルはホームページの写真よりちょっと青っぽいものの雰囲気は悪くありません。サイドのアルミと合わせるならシルバーも格好よかったかも。

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最後に念のため交換前後に撮った写真を比較してみます。
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iPhone4S純正バックプレート装着時 (実サイズ表示)

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iPhone4S斜角付きメタルバックプレート装着時 (実サイズ表示)

明るさ等が違うのは実際の撮影日時の違い等によるものなのでプレートは関係ありません。
影の写り込みなどは無く、問題なくカメラが使用できています。

プレートに角度が付いた分シルエットが少し丸みを帯び、ガラスよりも滑りにくい金属プレートに変わったぶん、手に持ったときの安定感がぐっと増しました。元に戻すのもごく簡単ですし、一般的なケースを買うよりも安いので、iPhoneを裸で使う派の人もバックプレートは使い捨てるくらいのつもりで交換してしまうのもありかもしれません。

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au携帯・W52CAからiPhone3GSに換えた時、電波状態の悪化と並んでグレードダウンしてしまったのがカメラ機能でした。

W52CAは画素数が少ないなりにまあ見られる写真が撮れていたのに、画素数が1.5倍になった3GSはとにかくボケる、そしてノイズが乗る。ブログで普段掲載している400×300ピクセルの写真すらまともに撮れません。

せっかく携帯とiPodが合体してポケットが1つ空いたのに、ちょっとした旅行の時はそこにコンパクトデジカメを入れる羽目になってしまってなんだかなあ・・・と。そんなわけでiPhone4Sのハード面で最も期待していたのがカメラ機能でした。

ご託はこのくらいにして早速撮ってみましょう。
場所は来る人皆に「暗っ!?」と言われ、写真を撮るのに毎回苦労するマイルーム。

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iPhone3GS (実サイズ表示)


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iPhone4S HDRオフ (実サイズ表示)


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iPhone4S HDRオン (実サイズ表示)

3GSでは輪郭をぼかすほど激しかったノイズが4Sではかなり低減されています。
黄色よりでなんだか汚く見えていた壁紙の色も電球色に照らされた自然な感じに。
この3枚だとHDRオフの時が一番実際の明るさに近いんですが、HDRオンの写真では壁紙のエンボス模様やワイドディスプレイのHPマークまではっきり見えるほどシャープさが向上しているのにも注目です。

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同じ部屋の窓際に置かれたカエルの置物と地球儀のパズル。

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iPhone3GS (実サイズ表示)


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iPhone4S HDRオフ (実サイズ表示)


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iPhone4S HDRオン (実サイズ表示)


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iPhone4S HDRオフ(LEDフラッシュ撮影) (実サイズ表示)

こちらも全体的に似たような傾向です。
発色は4SのHDRオフが一番綺麗でしょうか。iPhone4Sの場合HDRオンで撮影するとHDRオフをオフで撮影したものと併せて2枚同時に保存されるので、好きな方を残しておくことが出来ます。

LEDフラッシュは青白さが強く、個人的には好みではありません。地球儀の文字が読めるほどシャープになっているのはシャッタースピードが短く手ぶれが影響しなかったせいでしょう。

窓のとこホコリ積もってんじゃん・・・。

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これが現時点での自分のiPhone4Sベストショット(何撮ってんだよ)。

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iPhone4S HDRオン (実サイズ表示)

ネギの青さ、具の輝き、味噌スープの濁り、全てが輝いていて実にうまそう・・・。
ただ実際の味はそれほどでもなかったです(おい!)。

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こうして写真や動画の出来を見比べていると、他人のiPhone4をいじらせてもらった程度では「ふーん、字、綺麗ね」くらいにしか感じなかったRetinaディスプレイの真価が徐々に理解できるようになってきました。

小さなディスプレイに情報量が詰め込まれることで大画面で見た時に気になるノイズの存在が気にならないことと、画像を気持ちいい具合に"作って"くれるため、別の端末で撮影した素材もiPhoneの画面上で再生させてみたくなる魅力があります。

逆にiPhoneで撮った写真などは本体上での写りが良すぎるので、PCにコピーして表示させたら思ったほど良くなかった・・・なんてことが無きにしもあらず、ですが。


→次回は本体フィルムとバックパネル交換についてです。

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回線については絶賛しましたが、3GS・iOS4時代には無かった問題も散見されます。

まずちょっとした騒ぎになっているディスプレイの黄ばみ問題から。
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左・3GSと右・4Sを見比べてみると、黄ばんでるようなそうでもないような・・・。
ネットで調べると"真っ白"の端末を引くまで交換しまくったなんて人もいるようですが、まあこのくらいならいいかなあ・・・と。

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次、ディスプレイの端の方をタッチすると妙に感度が悪いです。
黄ばみよりこっちの方が面倒が多いので、すわ交換殴り込みかと意気込んでみたものの、少し落ち着いて調べてみると既存モデルでもiOS5アップデート問題が出ているらしいです。ソフトウェア的な問題らしいのでこれも様子見。

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最後、ミュージック(旧iPod)のアルバム表示が変です。
アルバムが二つだぶって表示されているものがあり、よく見ると片方はきちんとしたプレイリストが、もう片方は歯抜けのプレイリストです。iTunes上では1枚のアルバムとして表示されているし、3GSでは普通に扱えてたものなんですが・・・うーん・・・? これも恐らくバグのようです。バグばっかじゃんか!

-

一方で巷でよく言われるようなバッテリー消費が大暴走みたいな状況にはまだ出会っていません。特にGPSを使うようなアプリは使い終わったら即タスクを殺してるのが功を奏しているのでしょうか・・・?


→次回はカメラの進化について。

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じゃん。

iPhone4Sを買って参りました。
更新月は来年2月だったんですが、いい加減電波状態に気を遣いながら端末を使う生活にうんざりだったのと、3GSの隠居後の生活をお膳立てしたら早く隠居させないと色々捗らない状態に陥ってしまったため、「違約金1万くらい払ったらあ!」という気分になってそのまま購入の流れに。

移行に際しては元々メールアドレスは前回iPhone3GSに変えた時にgmailにして周りに通知していましたし、連絡先やアプリケーションデータもiTunes経由で新しいiPhoneに復元するだけだったのでほとんどイベントらしい雰囲気もなくあっさり終わってしまいました。

同じ使い方なのに大きく変わったことと言えばやっぱり電波。
例えば自分はStreamtomeを使ってドライブ中にラジオ番組やiPodに入りきらなかったアルバムの曲をストリーミングで聴くというのをよくやるんですが、Softbankは通信出来るエリアに穴があり、よく通る道の途中にも「大体いつも通信が出来なくなって再生が止まる場所」が10kmで3カ所ありました。これがauだと途切れることなく再生可能に。

通話の方も「空が見えるのに電話が出来ない場所」など自分の頭の中にある後ろ向きエリアマップでいちいち試してみましたが、少なくとも生活圏内においては圏外になることはありませんでした・・・auってこんなにつながるんだっけ・・・???

やや感情的な側面があるのは認めますが、これだけ変わるとauを絶賛するしかありません。手切れ金1万円はさっさと払ってやって正解でした。しかもキャンペーン期間中なので半年後くらいに1万円の商品券が送られてくるらしいです。


→次回はiPhone4S・iOS5の問題について。

 

先日サーバーが壊れていたと書きましたが、ほぼ同時期にメインPCのHDDも調子が悪くなっており、その修復の矢先にサーバーがぶっ壊れたので、それはもう大変な騒ぎになっておりました。

調子が悪くなっていたのは技あり楽ラック2.5RAIDとSeagate Momentus 7200.4*2をRAID 0で組み合わせたシステムで、なんだかHDD同士の書き込みタイミングが合わない感じでプチフリのようにOS全体が一瞬止まったり、ひどいときには青画面を吐いて落ちる状態になっていました。

ローレベルフォーマットでもすれば治せるような気もしたんですが、元々この装置はHDキャプチャ用に用意したもので、そろそろ本来の業務に専念させたかったところだったので、思い切って生まれて初めてのSSD購入に踏み切りました。

11-08-04.png
現在のシステムドライブの使用状況から容量は128GBのものを選ぶことにし、ベンチマーク結果などを参考にCrusial M4-CT128M4SSD2を選びました。

その他の構成は以下の通りです。
PhenomII X4 940
ASUS M3N-HT Deluxe
XFX GeForce GTX 260
DDR2 1066 4GB
ASUS Xonar D2/PM
Windows 7 x64
AHCI有効・NVidia nForce Serial ATA Controller

初回起動時にCrystalDiskInfoで撮影したディスク情報。ファームウェアは最初から0002になっていました。SATA 600対応のSSDですが、マザーボードのチップセット・nForce 780a SLIが未対応のため本来の速度は発揮できません。


M4-CT128M4SSD2 0002.png
M4-CT128M4SSD2


SV RAID.png
技あり楽ラック2.5RAID+Seagate Momentus 7200.4*2


実測値の比較。
シーケンシャルライトは数値がほぼ横並びになっており、おそらくこの辺がSATA2の限界スピードなのでないかと思われます。そのほかの結果はM4-CT128M4SSD2が圧倒していますが、これはSATA 600にすれば更に伸びるとのこと。うーん・・・あ、いやいやいや、PCI-Eの拡張カードいくらだろうとか考えてないっすよ。

OSをインストールしてみて一番違いを感じたのは起動直後の操作レスポンスで、HDDの場合デスクトップアイコンが表示されてからもしばらくの間反応が鈍い状態が続くのに対して、SSDは即全速での操作が可能になります。その他の場面でもレスポンスの高速化ははっきりと体感でき、ウィンドウ開閉のアニメーションが邪魔に感じるほど。それから今のところプチフリらしい現象には遭遇しておりません。

交換前のRAIDシステムもそれなりに高速だったはずですが体感上SSDの早さは別次元で、もはやHDDには戻れない気がします・・・。

 

最近の銃には大抵レイルシステムが付いていて、これでもかと言わんばかりにアクセサリーを装着しまくるのがジャスティス。エアガンのみにありがちな傾向かと思ったら、本物の米軍でもなんだか凄いことになってるのが多いようです。

自分はライトとフォアグリップがあればいいんですが、フォアグリップはともかくライトが悩みどころ。というのも昔Streamlight スコーピオンというタクティカルライトを持っていたんですけど、明るさに比例して発熱も強烈で長時間の連続点灯が難しく、電池も高価なリチウム電池(CR123A)が必要で、バルブが切れたらこれまた素敵なお値段という、いい思い出のないパーツだからです。

-

欲しいのは常識的なランニングコストと寿命・・・平たく言えばLEDで単3か単4の乾電池が使用可能な、レイルシステムに取り付けやすい1インチ径のライト。明るさはそれなりならとりあえずOK! 自分では妥協したつもりだったんですが、しかしこれが全く見つかりません。

かろうじて見つけたSTARのマルチパーパスLEDフラッシュライトもマウントと組み合わせると高価&既に入手困難みたいですし、うーん、ハンズとかヨドバシで適当なの売ってないかな?と探しに行った結果
11-07-25-1.jpg
マウントだけ先に買ってしまいました。
いや、だって特価品になってて安かったもんで・・・。

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その後このマウントを持ってヨドバシのポケットライト売り場に足を運び、そこでパッケージの上から外寸を推し量るという実に怪しい行動を繰り返した末、最後には「まあ駄目だったらマウント削るかスペーサー噛ませればどうにかなるだろ」と、持ち前のいい加減さポジティブさを発揮し、一つのライトを買ってまいりました。
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GENTOS 閃 355 (SG-355B)
大きめのホームセンターなどでも売っていそうな、いわゆるタクティカルライトではない普通のLEDライトです。明るさは100ルーメンとまずまず強力で、電池は単4×3本使用。

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では早速さっきのマウントにはめてみましょう。
・・・ってこいつ、上下2つに分かれるとかじゃなくて1ピースなのかよ。
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大丈夫か!?割れないか!??

かなりの恐怖を伴う取り付け作業を終えるとそこには
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なんということでしょう!
取り付けながら「あれ、これもしかしてサイズ合わないんじゃね?」と一抹の不安が頭をよぎりましたが、はまってみるとまるであつらえ品のようなライトユニットが完成しました。
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外寸・全長ともに気持ち悪いくらいぴったりで、ワイド照射の調節・電池交換もこの状態のまま行えます。

-

後から知った情報によると、このライトはMTB用として結構人気のある製品だったようなんですが、外寸がぴったり1インチなので様々なレイル用ライトマウントに対応します。

値段はAmazonで3000円弱、自分のようなぬるいタクティカル趣味の人にお勧めです。
 

iPhoneの充電用にeneloop stick booster(KBC-D1)というのを買っておいたんですが、付属してきたeneloopを使い切ってしまったら、それ以来電池を入れ替えてiPhoneを繋いでもうんともすんとも言わなくなってしまいました。

携帯電話とかで試すと充電ランプが点くのに、うーん・・・どうも電池の出力が弱いようです。心当たりを探ってみると怪しいのは10年くらい使っている充電器くらいしかありません。ちゃんとNi-MH用って書いてある充電器なんだけどなあ?

改めて今時の充電器を調べてみたら、2000円弱のやつでも「充電状態を個別に管理して満タンになったらオートカット」なんて機能が当たり前についてるじゃないですか。なんだここは?21世紀か!うわ、こえー、21世紀。20世紀に買った自分のは「電池を入れたら8時間充電して問答無用で電源オフ(しかも一括)」しかしてくれません。

100円ショップで買ってきたテスターで充電されているはずの電池をチェックしてみると、どれも出力がよれよれのバッテリーが切れる寸前状態です。まあ通常の電池(1.5V)に比べて充電電池は元々出力が弱い(1.2V)んですが、それにしても弱い。

eneloop以外にも長年使っている充電池がそれなりの数あったため、リフレッシュ機能付きの充電器を買って充電環境を整備することにしました。

最近の充電池は基本的にリフレッシュ不要とされているせいか、充電器も同機能が省かれているものが多く、選択肢がほとんど無い状態のなかSONYのBCG34HRE4Rを購入。うーん、またしてもSONY。

その他の機能をチェックしておくと、単4電池を4本同時充電できるのは今時の充電器では珍しいとのこと。真偽は未確認ですが特許技術が絡んでいるとかなんとかで、確かにざっと調べた限りこれが出来るのはSONY製だけでした。

気になったのは2000円を切る実勢価格で、なんでこんなに安いのかはっきりした理由が分からないという、それだけといえばそれだけなんですけど、未だに納得できていません。一応付属の電池は通常の充電池の半分程度しか容量しか無く、急速充電が他メーカー製に比べて遅いなどの弱点はあるんですけど・・・。

エラーチェック機能も当然のように搭載されており、早速古い充電池を入れてみると、何本かエラーが出て充電できないものがありました。オゥアー・・・。それ以外のものはリフレッシュと充電を3度ほど繰り返した後、テスターで図ると満充電時の電圧が向上しているのが確認できました。但しiPhoneの充電には失敗。

この充電器で再充電したeneloopや充電器に付属してきたSONY製の充電池・CycleEnergyならOKだったので、このへんはmobile boosterの仕様なんですかね。

使用不能になった充電池は廃棄して、充電したはずなのに出来ていなかったということも無くなり、「ストックしている充電池に偶にハズレが混じっている」というなんとも言い難い状況をようやく脱しました。2000円弱の投資でどうにかなる問題だと分かっていればさっさと買っていたものを・・・。

 

箱のHDDがいっぱいになってしまいました。

本体には60GBのHDDが付属してきましたが、ソフト一本あたり5~9GBくらい食ううえに新作ゲームトレイラームービーも落とし放題とあっては足りるはずもなく、そう言いつつもHDDをいっぱいにするまで1年半かかったのは良く持った方だと思います。そんなにゲーム買わないしね。

買い換えに当たっては最大容量である250GBのHDDに換装することは初めから決めていたものの、調達部材については思案の余地があり少し悩みました。MS純正のHDDを買うか、今使っているHDDを中身だけ入れ替えるか、社外品のHDDを買うか・・・。

PC用のHDDなら我が家に余っているのでこれを使いたかったんですが、残念ながら換装に使えそうな型番・メーカーのものがありません。新品HDDをバラで買うくらいなら社外品のHDDユニットを買っても価格的にさほど変わらないようだったので、今回は社外品HDDを選んでみました。

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ヤフオクにて送料込み5000円ちょいで購入。
送られてきたパッケージがこれ。外箱は秋葉原でよく見るデザインで脇にはMade in Chinaのプリント。そういえば以前こんな感じの箱に入ったXbox360コントローラー用バッテリーを買ったら1回充電しただけで使えなくなったのを思い出しました。不安。


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パッケージからHDDユニットを取り出したときの感想は「おっ、ちゃちい!」。しかし本体から純正HDDを外してみるとちゃっちさはこちらも同レベルでした。容量表示が何故か上下逆さまです。


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ひっくり返したところ。左側が250GB社外品、右が60GB純正です。
放熱口やMSのロゴシールまでそっくりで、ぱっと見ではどちらが本物か分かりません。純正品のネジがトルクス頭になっているところを十字頭のネジで代用しているのが唯一パチモノっぽい点でしょうか。

新しいHDDを取り付ける前に古い方からデータを待避させます。
といってもXbox360に市販のUSBメモリを挿し、フォーマットしてからゲーマータグとセーブデータを移すだけ。ゲーム自体はUSBメモリに入りきらないのでHDD換装後にインストールし直します。

準備が整ったところでHDDを付け替え、電源を入れ直すとあっさり新しいHDDが認識されてしまいました。あとはさっきと同じ要領でUSBメモリのデータをHDDに移してセッティング完了です。

今回は値段も作業もお手頃な感じであっさり済んでしまいましたが、MSは以前社外品のXbox360用メモリを、チート対策等の絡みもあってアップデートで使用不可にしたことがあり、社外品HDDもある日突然使えなくなる可能性が無いわけではありません。そのあたりの事情を十分理解し、導入は各々の自己責任でおこなってください。

これでまた新しいゲームとトレイラーが集められます。うーん、Portal2はPC版とXbox版のどっちにしようか・・・。

 

録音したラジオをiPhoneでストリーミング再生して聴こう計画のつづき。今度はStreamToMeに手を出しました。

iPhoneとサーバーにそれぞれソフトをインストールするいつもの作業を終えて起動。ローカルネットワーク上のサーバーは自動で表示されますが、3G回線経由で接続する場合はポート解放したうえでサーバーのIPまたはホスト名を直接入力する必要があり、IPアドレスの自動解決なんて親切なことはしてくれないようです。そんなわけで外部からの接続を常用するには固定IPなりDDNSなりを用意しなければならず、他のソフトと比べると導入のハードルはかなり高めになっています。

ファイルの表示方法はフォルダ毎、iTunesプレイリスト毎の好きな方を選択できます。更新ボタンも付いており、サーバー側のデータ変更をiPhoneに即反映できる点は個人的にかなりの好印象ポイント。

プレイヤーは逆に色々と残念なところが多く今後のアップデートに期待したいところ。
まず再生時に表示されるのがファイルリスト下に出てくる極小プレイヤーで、ボタンがあまりに小さすぎて誤爆必至。動画やアートワークが付いている楽曲ファイルならiPhone純正っぽいデザインのプレイヤーに切り替えられることに気づいたんですけど、楽曲情報は表示されずアルバムやフォルダの切り替え時にはリスト表示に戻らなければなりませんし、アートワークが付いていない楽曲だとそもそも切り替え自体出来ません。

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リスト表示と極小プレイヤー

それから楽曲のバックグラウンド再生には対応しているんですが、他のソフトならバッテリー残量の左側に出てくるはずの三角マークが表示されず、ホームボタン2回押し後タスクバー(?)を左にスライドさせると出てくるプレイヤーの簡易操作にも非対応です。

操作の反応は特に音声ファイルの再生・ソートでは今までのソフトで一番早いように感じられます。動画はそれほど最適化が進んでいないのか、AirVideoの動きには遠く及ばずZumocastと比べてもロード時間で劣る感じ。ちなみにZumocastでは再生不可能だったRadikaで録音したm4aファイルがこちらでは問題なく再生できました。

AudioGalaxyはファイルソートの面倒くささやデータ更新頻度に難があり、Zumocastはサーバーソフトの挙動に疑問がある現状、消去法で残された最後のオーディオストリーミングソフトとしてStreamToMeを試してみました。まあ良くできてるとは思いますが、オーディオストリーミングソフトでは唯一有料であること、グローバルIPを自動で解決してくれる仕組みが用意されていないこと、動画再生の挙動がいまいち悪いことなどを考えると、他人にはZumocastを勧めちゃうかなあというのが正直なところ(もちろんZumocastのデメリットも伝えたうえで、ですが)。

ストリーミングをよく使うならAirVideoとの併用で快適なストリーミング生活環境を構築できそうです。

 

ワイアレスヘッドセットについて、今まで導入した2つが
・Logitech LBT-HS121C2BK→全く使い物にならない
・Plantronics Voyager 510→ノイズが乗るが意思の疎通はできる
と、共にあまり芳しくない結果に終わり、Bluetooth自体あまり期待してはいけないものなのかなと思うようになっていたんですが、新しいカーナビでiPhoneとのオーディオ接続やハンズフリー通話を使ってみたら音のクリアさに愕然。やっぱり俺が買ってきたヘッドセットって何かおかしかったんじゃないか・・・?と疑念にさいなまれていたところに、ペンダント型のレシーバーなら外出時も便利に使えるよ!という思いつきまで頭に浮かんでしまい、堪えきれず新しいものを買ってきてしまいました。

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PSP Go用のワイアレスヘッドセット・PSP-N270。PSP Go用となっとりますが中身は同社製のDRC-BT15と同一で、単なるBluetoothレシーバーとしても使えるとのこと。定価で5000円を切る価格設定ながら、HSP・HCP・A2DP・AVRCPと(自分で書いていて何のことか良く分からない)Bluetoothヘッドセットの各規格に対応しており、iPhoneと組み合わせても遺憾なくその実力を発揮してくれる・・・みたい。なんだこの伝聞ばっかりの説明。あ、マルチペアリングにも対応なので今回のように色々な機器とつないで使い分ける用途にも合いそうです。

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パッケージの中身は本体と充電用USBケーブルだけ。イヤホンとか余計な付属品は要らんですし、このほうがいいです。

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意外と厚みがあります。全体のサイズは単三電池くらい。重さはほとんどなく、結構安っぽい質感です。

iPhoneと接続して音楽を再生してみると、わずかにホワイトノイズが聞こえるもののあまり劣化した感じもなく、外で聞くくらいなら気にならないクオリティの音が出ています。レシーバーからの本体操作も再生・一時停止、ボリューム上下およびiOS 4.1から新規対応になった早送り・巻き戻し操作まで全て問題なしでした。

続いてPCと接続。
いつも通りボイスチャットソフトのmumbleを起動し、レシーバーのマイクとイヤホンは会話だけに使うように設定してテストします。・・・発信・受信共にきわめて良好。うーん、ここまで違うと前の2つの不良すら疑いたくなるレベル。受信側をスピーカーから鳴るように設定すればイヤホンは不要になりますから、レシーバーをワイアレスマイク代わりにして完全な意味でのコードレス化も可能。

ヘッドセットとしての機能は十分、オーディオ機器としての性能はあくまで"必要十分"レベルであるものの、コストパフォーマンスを考えればそれだけの価値かあるガジェットでしょう。ああ、またSONYマークが増えてしまった。なんて言いながら最近のSONY製品は割と好きかも。

 

さて、では今度こそ言い訳を。

結局カーナビを買ってしまった理由は、第一にiPhoneアプリに良いナビアプリが無く、またGPS・コンパスが不正確で頼りなかったこと。第二にドライブ中ナビ専用機として使ってられるほどiPhoneが暇じゃなかったこと。比重としては後者9割くらいの要因でカーナビの導入に至りました。

運転中でもストリーミング再生ファイルの選択とか、株価・為替の情報とか、オービス位置情報とか、iPhoneに表示させておきたいものはいくらでもあるわけで、それらのチェックのたびにカーナビを一時停止するなんてことはやってられないのです。

まあ普段常に煽られてる側のドライバーなんでオービスの位置が分かってもあまり恩恵は無いんですけど、早耳ナビを使うと何故かGoogleMapのGPSやコンパスが暴れ回らなくなるので、カーナビの他に詳細地図が欲しい場合にはこちらを使って補助地図にしています。

他に高価で高性能なナビはいくらでもありますが、MRZ85はiPhoneの機能を補うのに絶好の作りになっていて、ナビでもオーディオ接続でもこれ以上必要十分なサポートを提供してくれるものが他にあるとは思えません。カーナビが必要だから買ったというか、リサーチ中にこの値段でこの機能を備えたMRZ85を見つけたから買ったと言ってもいいくらいで、iPhoneと相性の良いナビを探している人にまずお勧めしたい、そのくらい使い勝手がいい一品です。正直、ナビごときに10万も出せるかっていうのが自分の感覚としてかなり強くあるんですけどね。

このシステムでぺっぺぺっぺ表示をいじっていたら「なんか高級車みたい!」と感動してくれた御仁がいらっしゃいましたが、身も蓋もなく言ってしまえばiPhoneが付いてる時点で車載情報端末としてはチートレベルなのです。ドライブ先のお天気情報も燃費計算も大方ついてそうな物はなんでも出せますんで。俺最強!といいつつ今日も煽られる。

 

10-08-26.pngじゃーん!カーナビー!!

・・・ああっ、何そのすげーどうでもいい感じの反応!?俺が人生で初めて買ったカーナビなのに!!?

買ってきたのはcarozzeriaのAVIC-MRZ85。「7万もした!」と車に詳しい友人に言ったら、なんかかわいそうな人扱いされました。格安?マジかよ、たかが道案内するだけの機械だぜ? 「iPhoneあればカーナビいらないじゃん」と言っていた自分が買った物ですから値段がいくらだろうとそれはもう大変な方向転換なんですけど。知ったこっちゃないですか、そうですか。

先に簡単に機能自慢をしてしまうと、iPhoneとの相性抜群です。3000円ちょっとのオプションケーブルを付ければカーナビのディスプレイで動画が見られる&音楽再生時には各種曲情報の他にアートワークも表示可能。このへんの機能を使うと大抵の場合iPhone・iPodは外部操作モードになってしまって本体は無反応になってしまうんですが、このナビはコントロールモードの切り替えにも対応しているため必要に応じてどちらからでも操作が可能です。

接続中iTunesしか使わないならともかく、その他のアプリを使う可能性があるならコントロールモードの切り替えは必須でしょう。iPhone本体で操作中は曲情報とアートワークが表示されなくなりますが、曲送り・戻しはカーナビのボタンからでもOK。

Bluetooth接続で音だけ飛ばして鳴らすといった使い方も可能で、Bluetoothヘッドセットなどを使っているとどうしても心配になってしまうノイズもこの環境では全く発生しません。なんでだろう?ポケットに入れたままでも気味が悪いくらいクリアに聞こえます。本体の操作は再生開始・一時停止のみ可能、充電は別に考えるとしてFMトランスミッタと同じことが出来ればいい人ならこっちで十分かも。


なんかただのカーナビレビューになったなあと思いつつ、つづく。

 

再びMonsterX2。
まずは環境のおさらいから。

・使用PCスペック
PhenomII X4 940
ASUS M3N-HT Deluxe
XFX GeForce GTX 260
DDR2 1066 4GB
ASUS Xonar D2/PM
HGST HTS543225L9A300(RAID0)
Windows Vista x64

・キャプチャ環境
SKNET Monster X2
Driver Ver1.1.19.0
付属キャプチャソフト Ver.3.0.12501.1

720p・60fpsのソースを純正キャプチャソフトのH.264/AAC Codecで録画する場合CPUがボトルネックになり、10Mbps・品質6・AAC 160kbpsあたりで実用上の限界に達しました。これ以上は品質を上げるごとにプレビュー画面の停止やフレームの脱落が増えていきます。一応CPUを3Ghz→3.4Ghzまでオーバークロックしてみたものの改善した様子は見られていません。

H.264使用時のレスポンスは良好で、録画しながらアクションゲームをプレイしても特に遅延は感じられませんでした。データサイズは3分で130MBほどで、動画再生時にはあまり気になりませんでしたがコマ送りしてみると動きの激しいシーンのブロックノイズが目立ちます。

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もう一つ標準装備のMpeg2を試してみたのですがこちらはどういじっても画質がひどくて使い物になりませんでした。純正ソフトにはこれ以外に「その他」の項目があり、任意のCodecを選ぶことも出来ます。ロスレスCodecを使用することも出来ますがプレビューが紙芝居状態になってしまうため、用途はゲームリプレイやトレイラー等の撮影に限られるでしょう。

ロスレスCodecを使用する場合はHDDの転送速度がボトルネックになりがちです。何種類か試した結果、転送速度が100MB前後しかない我が家のRAID0でもどうにか使えたのはLagarith lossless Codecのみでした。データサイズは3分で5GB前後。Lagarith losslessはデコード時にもかなりCPUパワーを食いますが、このCodecでキャプチャできるPCなら再生も問題ないはずです。
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最後にH.264、Lagarith losslessそれぞれでキャプチャした動画から静止画を3点ほどアップしました。使用したのはXbox360のTrails HD。このゲームってなにげにフルシーン60fpsだったんですね、キャプチャして加工するまで気づきませんでした(おい!)。クリックで拡大します。

H.264Lagarith lossless
 

キャプチャ環境の整備と現在使っていない2.5インチHDD・Hitachi HGST HTS543225L9A300(2台)の再戦力化を兼ねて、2.5インチHDD用RAIDボックス・技あり!楽ラック!2.5RAID(CERS25R-BK)を購入してきました。

こんなもの無くてもマザーボードの機能を使えばRAIDは構築出来るんですが、導入やHDD入れ替えの際の段取りが面倒なので可能なかぎり使いたくないというのが自分のRAIDに対する基本的なスタンス。

まずは1台でのベンチマーク。
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次にNVRAID。
あまり評判のよろしくないnForce純正のRAID機能ですが、使用中の動作に関して特に気になるような出来事はありませんでした。スコアも順当に倍近くまで上がっています。
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今回導入したCERS25R-BK。
3.5インチサイズの箱にHDDを差し込んで、RAIDモードのスイッチを切り替えセットボタンを押したらセットアップ完了です。さすが言うだけのことはある簡単装着。速度もしっかりでておりNVRAIDとの速度比較は一長一短といったところ。
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3.5インチHDDが上記ベンチマークに匹敵する速度を発揮しつつしっかり省電力もこなすようになった今となっては、2,5インチHDDをストライピングで運用する意味はほとんど無くなってしまっていますが、SSDを2つ入れてお手軽に超高速なストライピングを構築するとか、3.5インチHDD一つ分のスペース・消費電力でミラーリングしたい人にとっては魅力的な選択肢なのかもしれません。

 

ボロボロだったiPodからiPhone 3GSに買い換えて、車載FMトランスミッタとかは今までのをそのまま使うつもりだったんですが、なんかiPhoneは使ってる電圧がiPodと違うとかで充電はおろか音すら出ないじゃありませんか。ソケットは一緒だけど非互換って、お前はCPUか何かかと。

音質にあまりこだわりは無かったものの、電圧の互換性問題を知ってしまった後で新たにトランスミッタを選ぼうとすると、意外にiPhone 3GS対応と明記されている商品が少ないことに気づいてしまい、購入に勇気が要るようになりました。

対応している製品でも接続時に「このアクセサリはiPhoneでは使用出来ません」と機内モードへの移行を促すメッセージが出てしまうなど、本体の仕様がおかしいところもあるらしくiPhoneでFMトランスミッタを選ぶのは思いのほか厄介なようです。

以下は筆者流転の記録です。何かの参考になれば幸い。

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その1:Green House GH-FTC-IPODB
特価品をiPod 5G用に購入。音質は中の下くらいで出力されるボリュームが小さいのが難点。とはいえ他のトランスミッタの性能を知らなかったため、こんなものなのかなとしか思っていませんでした。
使用中に外部からノイズが乗るようなことは無かったものの、受信できる音量が小さいためどうしてもラジオ側の音量をあげざるをえず、そのせいでホワイトノイズが聞こえているようなことはよくありました。
iPhoneには完全非対応で充電も再生も出来ません。まあ特価品の割にiPodと組んで十分がんばってくれましたし、こいつはこのくらいでもういいかなと。

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その2:バッファローコクヨサプライ BSFM03WH
上のトランスミッタが使えなかったため、親父様がiPod nanoに繋いでいたこちらを拝借。音がいいと評判で、自分は音のクリアさを試すときにcapsuleのレトロメモリーを流して、最後のサビのバックコーラスが聞こえるかを判断基準の一つにしているんですが、このトランスミッタを使用中たまたま再生したレトロメモリーで無意識でもはっきり分かるくらいクリアなコーラスが聞こえてきてびっくりしました。
反面、故障しやすいという話もよく聞かれ、自分が借りてきたものも既に部分的に故障しているらしく周波数の変更ができません。持ち主の親父様は「たまに電源が入らないこともあるんだよねー」とも言っていました。ついでに本製品から出力される電力はiPhoneに充電できるぎりぎり程度しかないそうで、実際繋ぐたびに充電できたりできなかったりでアテになりませんでした。
エンジン連動の再生機能は一度停車して自動停止させると、リスタート時の再生がバグって再生と一時停止をものすごい勢いで繰り返すことがあります。音がいいだけに色々と残念な製品。

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その3:Green House GH-FTC-IPOD2TK
手元の2つが撃沈されたため、iPhone用トランスミッタの中で評判のよかった本製品を購入。本体と同じ横幅のトランスミッタを密着接続する形式で、車載マウントと干渉しないか心配でしたが若干隙間が空くものの問題なく使用できました。マウンタに付けたまま縦横に回すとすぐ抜けちゃうのはご愛敬。
他のトランスミッタとiPhoneを接続すると必ず出てきた「このアクセサリはiPhoneでは使用出来ません」のメッセージはこの製品では表示されません。まあ出てきても"いいえ"を押すだけなんですけども。
音質は普通。しかし使用中頻繁に外部からのノイズが乗ります。iPhoneとの相性でもあるのか、使用しているうちにどんどんノイズがひどくなってきて、30分くらいしたらほとんどノイズしか聞こえなくなりました。なんだこれは。
iPhoneから音声信号が出ていないと30秒で電源がオートオフされてしまうのも問題で、3G回線を経由して再生する場合のAirVideoなんかはよほどバッファリングが高速で処理されない限り、再生が始まる頃にはトランスミッタの電源が切れてスピーカーからは砂嵐が流れています。
トランスミッタとして使用するだけなら本体から電源をとって使用することも出来るので、ちょっと何かに音を飛ばしたいような時にはいいんじゃないでしょうか。車載トランスミッタとして評判がいいのは自分には理解できません。

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その4:サンワサプライ PDA-FMT10BK
他に評判のいいトランスミッタが無く、だんだん面倒になってきたため良いも悪いも全く評判を聞かないこの製品を買いました。最初に使っていたGH-FTC-IPODBと同じくシガーソケット側に本体機能がある形式で、うちの車にはこっちの方が電波がよく入りそうかな、と。ちゃちい見た目の割に定価が妙に高いんですけど、実売価格はそうでもありません。
「最初に使っていたのと形が似ている」という購入動機は割と当たりで、たとえiPhoneが刺さっていなくてもとりあえず"無音"という信号をラジオに投げてくれるので、初代のトランスミッタ同様勝手に電源が落ちてその瞬間にノイズが聞こえてくるというような不快シーンがありません。
音質は並で、初代ほどでは無いもののボリュームがやや小さめなところまで似ています。走行中外部ノイズが入ることがありましたが、0.1Mhz刻みの調整機能で適当に空いている周波数を選んでやったところ気にならなくなりました。
サイトには3GS対応と書いてあるのにパッケージ裏の対応機種一覧には表記が無く、3GS対応と書かれたシールが上の方に貼ってあるだけだったりと、適当な扱いにしては一番まともに動きました。

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PDA-FMT10BK購入後にこちらの商品を見つけ、音質など気にはなったもののきりがないので止めました。今度車を買い換えるときにはカーオーディオについてもう少し気を配ろうと思っています。

 
枕元にはラジオが置いてあって、深夜ラジオやサーバー内のiTunesライブラリ楽曲をトランスミッタ経由で流しながら寝るのが一日の最後のお楽しみです。

ところが最近トランスミッタの調子が悪いのと、iPhone関連グッズで枕元がごちゃごちゃになってしまったことと、2つの問題を一挙に解決すべくラジオ付きiPhone対応スピーカーを買うことにしました。

条件は「ラジオのプリセット5個以上」「iPhone 3GS対応」「スリープタイマー搭載」で格好いいやつ。おっと「外部Line in端子付き」も入れておきましょうか。サーバーからのオーディオ接続は有線でもかまわないので。

予算を考えながら探してみると条件に合うものはあまりなく、割とすんなりSDI Technologies iHOME iP99に決まりました。

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そして到着。
プラスチックの外装は高級感があるとは言い難いものの、ボタンやディスプレイの控えめな発光と相まって全体的に優しさがある感じです。外寸はティッシュボックスサイズで大きいと言うほどでもありませんが、iPhoneを装着するとやや間延びした印象を受けます。

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裏面のしっぽはFMラジオのアンテナコードです。コードの伸ばし方である程度改善できたものの感度はあまり良くありません。iPhoneのラジオアプリで受信したり、サーバーのUSBラジオチューナーで受信したものをLineで入力するなどして強引に問題回避しています。

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リモコンとACアダプタ。
リモコンの厚みはiPhoneの半分くらい。スピーカー本体の操作はもちろん、iPhoneライブラリの方も再生・早送り・巻き戻し・プレイリスト選択くらいまで操作可能です。ただしプレイリスト選択は結局iPhoneの表示を見ながら行うことになるので意味があるのかやや疑問。ACアダプタは邪魔になる大きさではありませんが、本体がそれなりに大きいので電源内蔵にして欲しかったところです。

Dockアダプタは3種類付属していて、それぞれiPhone3G・iPod touch2G・iPod nano4Gと書かれていました。アダプタを外してケースに入れたまま使用することも多分可能なはず。一部アクセサリにiPhone 3GSを接続したときに出る機内モード警告はこのスピーカーでは出ません。

音質面では立体音響技術のSRSを有効にするかどうかで奥行き感が全く変わってきます。基本的にオンにしておけば良さそうな雰囲気なのでそのまま聴き比べを行ってみると、特に破裂音の表現が得意なようで、手持ちの音楽ではハードテクノが最も相性良く感じます。逆にピアノは苦手なようでソロ演奏等を聴いていると若干曇った印象でした。全体的にポップス寄りに調整されているようです。

予算よりちょっと高めでしたが、欲しかった用途は満たしてくれたのでおおむね満足しています。
 

結局サーバー用HDDはWesternDigitalのCaviar Green WD10EADS-M2Bを買いました。理由は単純に容量あたりのコストパフォーマンス。心配な駆動音は昔買っておいた「イカ臭いスマドラ」ことQUIET DRIVEに入れてしまえばどうにかなるはず。こんなこともあろうかと件の自作ケースは14cmファンを外せば5インチドライブがちょうど入るようにあらかじめスペースを確保しておいたのさ!いや、マジで。

ツールでシステムを丸ごとコピーして起動。AHCIモードでまっさらな状態をベンチマーク計測した結果は以下の通り。

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5200rpmでこの速度、かつ省電力となればそりゃベストセラーにもなりますわな。静音化ボックスに突っ込んだ甲斐もあり、アクセス音・シーク音はともにほとんど気にならないレベル。発熱も非常に抑えられています。

Caviar GreenがこれならメインにBlackを入れて最強状態に!・・・と早まりかけましたがとりあえずなんとか踏みとどまりました。HDDが余り始めています。どうしようこれ。

 

長々と厳しめのレビューを書き付けてきましたが、致命的な不満点というものはなく、全体的な使い勝手についてはおおむね満足しています。モバイルというカテゴライズの中では限界に近い大きさという制約の中で進化したMURAMASA・MT2-S3からVAIO VGN-TT51JBへのアップグレードはパワー・バッテリーの性能共に約6年間の技術革新を十分に感じさせてくれるものでした。

単純にサイズという面からネットブックと比較され、その価格が話題に上げられがちなジャンルの製品ですが品質面では全くの別物であり、カタログ上のバッテリー駆動時間だけ見てもネットブックはまだまだ「モバイル」ではないのが現状です。反面、優秀な低電圧プラットフォームが登場したことで、既にこの大きさ・サイズのモバイルPCはメインストリーム級とほぼ同等の規格を備えるまでになっており、どちらかというとtypeTもMURAMASAからの進化ではなくメインストリームからモバイルを浸食してきた別の血統のPCと見た方が正しそうで、いずれにせよネットブックと比べること自体がナンセンスなことのようです。

自分自身SONYにアレルギーがあることは否定しません。しかし今回の選択ではこのクラスの製品を継続的にリリースしてきたシリーズはVAIOかLet's NOTEくらいしかなく、当初からの二択状態で今回はVAIOを選びました。今後長く使っていくにつれ自分のVAIOに対するブランドイメージも変化していくことと思われますが、願わくば次回の買い換え時には十分にこなれた実績のあるモバイルPCに数多く登場していてもらいたいものです。

 

レビュー4日目。

本機を選んだ決め手となったHDMI出力。これがあれば動画や写真がテレビに写せるようになり、それらを目的に別途導入を計画していたリビングPCが不要になります。あわよくばHD動画もテレビの大画面で・・・なんて考えてしまいますが、そこで問題になるのが貧相きわまりないIntelチップセットのオンボードグラフィック。強力な再生支援機能が使えるGeForceかRadeonチップを積んだモデルならVGA任せでデコードさせてしまうなんて芸当も可能で、それならばと一時GeForceMが積まれたtypeSの購入を考えたりもしたんですが、性能的にもっと貧弱なtypePでHD動画を再生しているこちらの記事を見て、自分もIntel GS45の限界に挑戦してみることにしました。

まずは上記サイトの通りの設定にして1280*720ピクセル・60fpsのMP4(H.264/AVC)
ファイルが30%程度のCPU負荷でコマ落ちなく再生できることを確認。次に同サイズのDivX動画を再生させたところ、定期的に引っかかるように止まりコマ落ちしながら再生されました。DivXは再生支援が効かないためCPU負荷が2コアとも70%~80%に達しています。

デコードのCodecをDivX7からffdshowに変更すると負荷が10%程度低減されましたが、引っかかりとコマ落ちはまだ少し発生します。今度はデコードをMPC HDの内部フィルタに任せてみると負荷50%程度でコマ落ちなく再生できるのが確認できました。WMVはWindowsMediaPlayer使用で特に何の設定も必要なく同じレシピの動画が再生可能でした。

メインPCのVistaは常時10%弱のリソースを何かに使っていることになっており、こんなものなのかと思っていたのですが、typeTのVistaはとてもおとなしく、iTunesを再生しつつこの原稿をメモ帳に書き付けるという自分にとっての典型的なモバイルPC生活でもサイドバーのCPUメーターは2%~8%の間をふらふらするだけです。その一方で4GBあるはずのメモリが意味もなく使用率50%弱に達しているのはご愛敬。

次でまとめます。

 

更に続き。

本機の売りであるらしい液晶パネル。聞くところによれば東芝系列の会社が作っている国産品とのことで、グレアパネルとノングレアパネルのいいとこ取りをしたハーフグレアパネルというものだそうです。購入前に店頭で見たときの印象はちょっとてかりの強いノングレア?といったものでしたが、実機が家にきてやや暗めの自然光の下でのぞき込むと、ぼんやりとしかしそれでいてはっきりそれと分かるイケメンが・・・ノングレアにはない写り込みが見て取れます。

とはいえ、グレアパネル譲りの高コントラストと自動輝度調整機能のおかげで、実際の使用中に写り込みを意識するような場面はほとんどないでしょう。筆者の自宅には5年以上前の液晶しかなかったせいか、本機の液晶はとても鮮やかに見えます。残像は気になるほどではありませんが、自宅の骨董品と比べても違いが感じられず逆に「最新型でもこんなものなのかな?」といった感じ。

パネルの厚みはとにかく薄く、やたらパネルが薄い印象だったMURAMASAと比べても同等かそれより薄いかもしれません。これが天板を閉じたときの本体の薄さに大きく貢献しています。MURAMASAの外枠が金属製だったのに対して、typeTの外枠がプラスチック製になっているのは気になるところで、万一落としてしまったときにはここが真っ先に壊れるんじゃないかという不安が残ります。

他に気になる人は気になって仕方ないだろう点として、動きの激しい動画などを再生したときに画面全体にうっすらと斜めの線が入るのと、薄暗い場所で自動輝度調整が働くと画面全体が青みがかった色合いになり、赤色の鮮やかさが死んでしまうことを挙げておきます。

文字の見やすさや発色はさすがに低価格ネットブックなど比ではない水準に仕上がっているだけに、いくつかある不満点で評価を落とさざるを得ないのが残念です。ホビー用途に重点を置く人ならもっと厳しい評価を下すことでしょう。


続く。

 

その2。
いわゆるMacBookのパクリであるところのセパレート式キーボードは奇抜な印象ながら打ち味は悪くありません。ただストローク距離が短く、押し切ったときの感触が固いので打鍵圧(?)が強い人だと指が痛くなるかも・・・。キー配列もそれほどぶっ飛んでいないため、デスクトップ用からの「慣らし」無しでブラインドタッチ可能です。

どちらかというと問題なのはタッチパッドで、元々タッチ系と相性が悪い自分とはいえ、立ち上がって脇からちょっとといった操作ではWindowsのスタートボタン一つ押すのにも苦労する有様。何故なのかPCの前にきちんと座って、正しい姿勢で操作してやらないと機嫌を損ねる模様で、これがどうにもなりません。カーソルの移動量を最大まで上げて、スクロール機能を切ってもまだ使いづらさがあります。

タッチパッドに苦戦する自分にとって思わぬ助けになったのが指紋認証デバイスで、あらかじめ覚えさせておいた指ごとにアプリケーションを登録しておくと、それぞれの指がアプリケーションラウンチャのスイッチになるという、これがかなり便利なのです。もちろん指紋認証はWindowsのログオンなどにも対応。割といい加減にセンサーに指を当てても正確に読み取ってくれるし、21世紀はすげえなあと感心させられた次第。そこまで大上段に関心せんでもよろしい。


続きます。

 

無事にtype Tが届きまして、納品書の日付はどうみても26日です。本当に(略)。
で、思いついたことをそのまま書き付けたんですが、後から読み返すとあまりにないようがあれなので書き直し。

初起動のあまり意味があるとは思えない初期セットアップ(ユーザーが設定する場所がないならメーカーが出荷前に済ませておくべきだと思う)を終え、見慣れた64bit Vistaのデスクトップとご対面。最初の感想は・・・「バンドルソフト多!!」でした。なんかもうタスクバーの右側が大変なことになってます。そんなに自己主張したいかお前ら、ならばアンインストールしてやる。

まあそれは後回しにするとして、まずはネットワークに繋がないと始まりません。家の無線LANアクセスポイントはMACアドレスフィルタリングを設定してあるので、先にMACアドレスを登録してやらないといけないんですが・・・このPC、どこにもMACアドレスが書いてありません。本体をひっくり返したり、説明書の束を漁ってみても表示はなし。分かったよ、DOSプロンプトからipcofigで見るよ・・・。

無事ネットに接続、大量のバンドルソフトが一斉にアップデートを探しに行き、リソースが飽和して何も出来なくなってしまったの仕方なくコンビニへ。このへんは笑うところなんでしょうか、よく分からないわ・・・。

帰宅後、常駐アプリケーションがリソースを食っていない状態を確認し、初めにHDDのアクセス速度を測っておくことにします。


09-06-28.png
VAIO type T (VGN-TT51JB) TOSHIBA MK1216GSG


比較用に、先代のSHARP Mebius MURAMASA MT2-S3のHDDを交換したとき、その前後でベンチマークしたときの結果がこちらです。

前もって1.8インチHDDは遅いと聞かされていたとはいえ本当に遅いですね・・・。この遅さは4GBにもなるメモリ搭載量でカバーされているはずですが、スタートメニューからプログラム一覧を開いたときなど、場面によっては気になることがあります。どうしても気になるならSSDを買えと、多分そう言いたいんでしょう。優秀なのがCPU使用率の低さで、ベンチマーク中サイドバーのCPUメーターをみていても使用率が5%を超えません。Intelのストレージ廻りってこんな優秀だったっけ・・・? nForceではこうはいかないでしょう。


明日に続きます。

 

最終回は意外と需要の多いリテールクーラーについてのレビューです。まあ自分は撮影だけして使わずにしまい込んじゃうんですけど。

cooler2.jpg
外観。相変わらずしっかりしてます。静音PCやオーバークロックを目指すのでなければ、これで全く問題ないでしょう。そういえばAthlon64 X2 4200+のクーラーに似ているような、あっちはもう手放してしまって不鮮明な写真しか残ってないんですけど・・・同じもの?


cooler3.jpg
Athlon64 X2 5200+のクーラーと並べてみたところ。PhenomIIのほうが断然リッチです。


cooler4.jpg
ピンぼけしちゃって見づらいですが、どうやらFoxconn製のようです。


cooler5.jpg
横から見たらフィンが微妙に曲がっていました。おいおい・・・。

写真に取り忘れてしまいましたが底面は銅製でした。他所のレビューを見ていてもよく冷えていますし性能は十分でしょう。これがついてくるだけでもかなりお得感があります。TDPが125Wオーバーのモデル以外はヒートパイプ無しのクーラーがついてくるようですが、リテールクーラーは秋葉原あたりで特価で売られていることも多いため、欲しいなら探してみてもいいでしょう。

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BIOSでメモリ設定をいじっているとき、以前にはなかった設定が追加されているのに気づきました。中でも面白そうだったのがC1Eと使用コア数の設定です。

C1Eとは省電力機能の一つで・・・面倒だから知りたい人はこちらのリンクを参照してください。正直なところCool'n'Quietとの違いが自分にも分かりません。試しに有効にしてみたものの温度に変化は現れず、性能にも変化らしい変化は見て取れませんでした。とりあえず意味が無さそうなのでDisableに戻しておくことにします。

続いて有効コア数とパフォーマンスの変化を見てみることにします。DDR3版はPhenomII X3 720 BEの3コア版から登場するといわれており、消費電力とパフォーマンスとのバランスに期待がかかっているようですので、今のうちにコア数とパフォーマンスの変化を試してみるのも楽しいでしょう。

4core.png

4コア


3core.png

3コア


2core.png

2コア


ラインナップ上L3キャッシュを積んだデュアルコアPhenomIIは存在しないんですが、ついでなので一緒に測ってみることにします。コア数が減るとL1・L2は一緒に死ぬものの、共有のL3はそのまま生きるようですね。実際のX3 720も同様のスペックになっています。

再起動→BIOS設定→3DMARK06を3セットした結果。3Core・2CoreはいずれもDDR2 1066にて計測を行っています。

Core3DMARK06
4Core
(DDR2 1066)
13042
4Core
(DDR2 800)
12987
3Core12419
2Core11373

個人的な感想としては意外なほどコア数はスコアに影響していませんでした。CPUパワーをフルに使用するはずの3DMARKでこの程度の差だとすると、実際のゲームでは更に差がなくなるんじゃあ・・・ふと気になったので即実行!ソフトは毎度プレイしているCompany of Heroes : Opposing Fronts (Patch 2.301)にて計測しました。

phenom_coh.png

Company of Heroes : Opposing Fronts

オプションから実行できるパフォーマンステストは平均・最大・最小fpsを計測します。結果は2core時にやや落ち込みが見られるものの、コア数の変化が与えるインパクトはあまり大きいものではありませんでした。

ゲーム用途に限定してみた場合、PhenomIIの3コアを選ぶという選択肢は割とアリかもしれません。逆にコア数がパフォーマンスアップにつながらない点ではL3の無い4コアPropusのスコアは厳しいものがありそうだとも言えそうです。


→その4につづく

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ベンチマークは既に巷に溢れていますので、ここでは3DMARK06だけ計っておきます。5200+とGeForce GTX 260の組み合わせで9238と奮わない結果に終わったスコアは、940に載せ替えただけで12987まで上昇しました。

次に今までDDR2 800で使っていたメモリをDDR2 1066に設定します。
「・・・今まで黙っていたが、実はお前は私の本当の子供ではない。お前はDDR2 1066として生まれた伝説のメモリだったのだよ・・・」
「な、なんですって!?」
というわけで(どんなわけで?)、手持ちのメモリはSPD値はDDR2 800なのに1066駆動が保証されているという変な奴なのでした。このところの不況でエルピーダという会社自体がレジェンドになりそうだという、嫌な予感が頭をよぎります。

09-02-12-1.png

DDR2 800


09-02-12-2.png

DDR2 1066

レイテンシ等の設定は全てマザーボードの自動設定機能に任せました。
結果は13042と誤差程度にしか変わらず。設定を詰めていないのも原因でしょうが、既存システムからの乗り換えなら、わざわざ1066のメモリに乗せ換えても効果は薄そうです。

→その3につづく

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色々考えたんだけどまあいいかということで、PhenomII X4 940を買ってきました。

アメちゃんの戦闘機・F-22で使われてるF119ってエンジンにまつわるジョークで、あまりの大推力ぶりにエンジンとアビオニクスさえ付ければバスタブでも飛ばせるとかいうのがあったと思うんですけど、PhenomIIのパワーというのはまさにそんな感じでした。

ただ、バスタブを飛ばすにはエンジン出力以外のものは翼すら必要ないのかもしれませんが、今時のPCシステムはCPUのパワーに任せて全ての処理をこなせるようには出来ていないようです。せっかくのパワーがあってもHDDやLANなどのロースピードデバイスに足を取られ、空回りしているのがPhenomIIの現状に見えました。

冷却装置はAthlon64 X2 5200+で使用していたCPUクーラー・ScytheのMUGENをそのまま利用。ファンの回転数はマザーボードのQ-FAN任せなのでよく分かりませんが、アイドル時やWEBブラウザ中の発熱は5200+の時とほぼ変わらず、フルロード時の温度が48度から56度に上がりました。ただPrime95を使うのでもなければ4コアが全て100%で張り付くような状況が無いので気にするほどのことはありません。

09-02-09.jpg
見た目は当然ながらそっくりです。
4コアなぶんPhenomIIの方が重いかもと手に持って比べてみたものの、5200+との違いは分かりませんでした。それに別に重さって、ねえ・・・。

その2につづく

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GeForce GTX 260導入録、最終回はHybridSLI編です。
前回のデュアルGPU状態のままnForce 780aのオンにしてみると、コントロールパネルにはVGAがずらりと3つ並びました。しかしHybridSLIの設定が出ない。同機能に非対応の8800GTが載っているのがいけないようです。

一度電源を落として8800GTを取り外し、再度電源を入れてみるとタスクバーに設定アイコンが現れました。最近のバージョンのForceWareを入れておけば条件を満たす環境下では勝手に機能がオンになるようです。

まずはハイパワーモードであるGeForce BoostでGTX 260と780aのSLIパフォーマンスを検証。3DMARK06の結果は・・・8789。単体よりスコア落ちてるwwwwwwww なんでですかね?G200コアに対して780aが遅すぎて足手まといになっているのか、CPUのボトルネックが原因なのか。実際にHALO2をプレイして試してみてもおかしな動きなどはしていなかったので、スコアさえ気にしなければ実用上問題はなさそうです。スコアが落ちるGeForce Boostに意味があるのかはまた別問題。

続いてHybrid Powerに切り替えます。
780a登場時にはGeForce BoostとHybrid Powerの切り替えはいちいち再起動が必要という仕様に壮大にずっこけさせられましたが、今は改善が進み再起動無しの変更が可能になっています。未だに手動でしか切り替えられないのは変更時にブラックアウトを含めた10秒ほどの待ち時間が発生するためでしょうか。

Hybrid Powerモードにするとデバイスマネージャ上でGTXが"無効"扱いになります。が、ファンが止まったりといったような目に見える変化はありませんでした。ネット上の他のレビューではファンが止まり、GPU-Zで見るとクロックが0Mhzになると書いてあったのに、そういうありがたい展開は無し。あれー?ブラケット側スロットから排気される空気は生暖かいし、低発熱を指向する静音PCの観点からするとHybrid Powerは恩恵の薄いもののようです。

同時出力がデジタル+アナログでしか出来ない780aチップセットの仕様上、Hybrid SLI状態ではデュアルディスプレイも片側はアナログとなります。世代を経て画質が向上したnForceチップとはいえ、1280*1024の解像度をアナログで出力すると滲みが気になり、結局これが決定打となってGTXは単体にてデュアルデジタル出力運用とすることにしました。

今回はHybrid SLI非対応の8800GTを載せて勝手に機能オフされてしまいましたが、例えばRadeonやUSBディスプレイアダプタをセカンドディスプレイのデジタル出力としたらHybrid Powerを生かしたままデュアルVGA出力できないか、といったあたりが残された気になるポイントです。これはいずれHavok用ドライバが完成しRadeonを買う動機が生まれれば併せて試すことになるでしょう。

今回は最新の機能を重点にテストし、いずれも未成熟であると言わざるを得ない結果に終わりましたが、3Dゲームの滑らかさはスコア云々を超えてはっきりと上昇し、ファンノイズや発熱は大口径ファンモデルの8800GTと比べても低く、動画再生中のメディアプレイヤーをディスプレイ間で移動しても落ちにくくなっているなど、実用面では8800GTを明らかに上回っていると断言できる出来になっています。

GTX 260は既に若干のバージョンアップが施されたモデルが流通し始め、元々流通量の少ない旧モデルは値崩れするのが早いか市場から消えるのが早いかといった状況のようですが、この値段なら買っておいて損はない一品であると言えそうです。

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GeForce 8800GT PhysX激闘編。
GTX 260を投入して余ってしまった8800GTの使い道と言えば、今最新の流行であるPhysX専用ボード化でしょう。専用化といっても最新ドライバを適用後にスタートアップに現れる「NVIDIA PhysX Properties」をクリックして、設定からPhysXを演算させるGPUを8800GTに指定してやるだけです。

注意しなくてはならないのがVistaでPhysX専用VGAを使う場合、専用ボード側にもディスプレイをつないでおいてやらないといけないということ。なんでもVistaはドライバの仕様上ディスプレイがつながっていないVGAは動作しないんだそうです(参考)。筆者のようにデュアルディスプレイを常用している環境ならともかく・・・というかXP使えば済む話なんですけどね。

PCI-E6ピン電源ケーブルの不足をVGA付属の4ピン*2→6ピン変換ケーブルでなんとか補い、PhysXのデモを起動してみます。水がだばだばだば・・・効果がよく分からない。NVidiaのサイトでダウンロードできるWarmongerもプレイしてみましたが、こちらもPhysX専用VGAを積んでいることのメリットは体感では良くわかりませんでした。

暖房器具的側面から見るとデュアルVGAの効果は抜群で、PCをつけっぱなしにしたま1時間ほど席を離れ戻ってみるとむわっと明らかにヤバい熱気が室内に立ちこめていました。部屋が熱帯植物園のような熱気を帯びたのは久しぶり、初代AthlonXPをデュアルCPUにして立ち上げた頃以来です。

手持ちのゲームはHavok系ばかりで実用上PhysX専用ボードを置く意味が無いため、一通りのテストを終えた後8800GTは速やかに取り外されました。一部マニアの間ではRadeonとGeForceをそれぞれ3D描画用とPhysX用にしてデュアルVGA運用させるのが流行だそうですが、NVidia原理主義者としてはRadeonのHavok対応ドライバがリリース後にGeForceの3D描画にRadeonのHavokいう逆パターン運用を試してみたいものです。

長文が続き書く方以上に読む方が苦痛であろうGTX 200系導入録、最終回はHybridPowerの効能をチェックします。

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そういえば少し前にマザーボードをASUSのM3N-HTに換えまして、手持ちにあった8800GT*2で8年越しの夢であったSLIっちゅうもんを試してみたわけです。結果、全然早くならない。3DMARK06がシングルで8203だったのが8824。というかそもそもGV-NX88T512HPのレビューしたときと基本構成変わってないのになんでスコアがガタ落ちしてんのさ?

相変わらず落ち着かない神経でVGA換えようかなあ、Hyblid Power使ってみたいし、9800GTX+って外排気冷却でメーカーがXFXでも25800円とか安くね?なんて、出かけついでに秋葉原を徘徊しているととある店でGeForce GTX 260が27800円なのを発見してしまいました。あばばばば、買っちゃった・・・。

早速スコアを取ってみたところ・・・9083でした。なるほど、VGA云々じゃなくてCPUがどん詰まりなんだね。チクショー!!

今のK10には買い換えに値するCPUがありませんし、結局現状ではGTX 260は高価な冷却機構改善アイテムに留まることとなりましたとさ。余っちゃった8800GTどうすんだこれ・・・というところでGeForce PhysX激闘編に続く。

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後知恵なんですが、XFXのリファレンス8800GTは新旧ファンの両方があって、それぞれ型番が違うわけです。

旧ファンがPV-T88P-YDFPで、大口径新ファンがPV-T88P-YDQ4。別商品扱いで値段も違うはずなんですけど・・・手元にあるPV-T88P-YDFPはパッケージやボードに貼られたシールもPV-T88P-YDFPなのに明らかにファン口径がでかい。ロットアップで区別がなくなったんでしょうか。

おおお・・・気分はまるで伝説の剣を拾ってしまった村人A(その日の晩に魔王軍の襲撃を受け村ごと皆殺し)。これが伝説の新ファン・・・震える手でマシンに装着し、スイッチを入れると・・・
『ブィヤーン!!!!!』
ウワーイ!
・・・誰だ!新ファンが静かで冷えるなんて言った野郎は!?

温度を測ってみると大口径爆音ファンのおかげで確かに冷えていますが、とにかくすごい爆音です。そりゃあファン径が10mm程度大きくなっただけで全ての問題が解決したら誰も苦労しないだろう、常識的に考えて。
ここは慌てず騒がず以前レビューでも使ったHR-11を取り付けてみるのがジェントルマンの対応。起動してフィンに熱が回っているのを確認しつつ、ファン回転速度を落としてみると、ファン速度50%でアイドル65度・全開時75度程度に改善されました。この程度のノイズなら蓋を閉めて机の下に押し込んでしまえば気にならないですし合格でしょう。

思いがけずいいものを手に入れてしまいました。
が、使い道がありません。ここは思い切ってSLIでもしてみましょうか。うーん・・・微妙。

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修理のために店頭に持って行くと、見るからに腰の低そうなおじさんが対応してくれました。しかし細かい症状を聞くでもなく、動作検証すら無しに書類を書いて引き受けというのは・・・いいんでしょうか?

こちらが出発前に説明書とにらめっこして確認してきた付属品一式も「無くなるといけないから」の一言で丸ごと返却。バンドルソフトまで帰って来ちゃったのには、これで丸々新品が来たらソフトが増えちゃうなあなんて下心をうずかされます。

「じゃ、修理が終わりましたら連絡等もなく即発送になりますので!」
と、ありがたいような少し不安になるような手続きを経て帰宅。そのまま20日ほど自宅で正座していると、来た来た、来ましたよ、なんの連絡もなく修理品が唐突に。

梱包を解いてみると見ると現れたのは真新しいぴかぴかのパッケージ。シリアルナンバーも全くの別物です。付属品も一揃い入っており、バンドルソフトが本当にもう一つ増えちゃいました。いいのか、これは。そしてグラフィックカード、半透明の袋に入れられた本体を何気なく取り出してみると、そこにはなんと・・・!

続く。
こんなチラシの裏みたいな話、なんでこんなに長引くんだろう。

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穀物価格の高騰に伴い食生活に深刻なダメージを喰らい、精神活動にも重大な影響が出ておるわけであります。小麦粉が高くなると麺が高くなって、麺が高くなって食べる回数を減らすと俺が精神的な脳死状態になるわけであります。おかげで太ったし、もう最悪。

PC周りの購買欲も冬眠状態となり鬱々とWii Fitをこなす日々を続けていると、知人が彼の知人を通じて一枚の8800GTを持って参りました。曰く
「なんかこれ、壊れてるらしいんだけど、壊れてっかね?」
壊れてるって言うんなら壊れてるんじゃないのと画面内のフラフープに集中したまま生返事で受け取り、改めて検証してみるとやっぱり壊れていました。

レシートに保証書まであるんだから修理に出せばいいと言うとそんなに待っていられないと言う。なんのかんのと交渉して、タダ同然で壊れた8800GTを手に入れてしまいました。

XFXのPV-T88P-YDFP。そういえばうちのサイトのレビューで比較用に借りてきた奴もこれでしたね。うーん・・・修理にでも出すか、というところで長くなったので続きはまた後で。

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どうもこのところ型落ちやら生産終了品ばかりレビューしている気がしますが。

以前から8800GTにつけたら面白そうだと思っていたThermalrightのHR-11。主力製品の購入に予算を食われ後回しにしているうちに代理店のScytheのホームページでは販売終了扱いになってしまったりして、ようやく財布に余裕が出てきたところで慌てて購入してきました。

いざパッケージを手にしてみると箱が意外なほど大きいですが、蓋を開けてみると中身がほとんど緩衝材でずっこけます。まあ変な形のクーラーなので仕方がない。カードと接触する部分には分厚い熱伝導シート兼緩衝材貼られておりショート防止が図られています。

hr11-1.png
角度を変えれば前・上・後ろと三方向に向けることが可能。事前にネットで画像を探してみましたがこの向きに付ける人はあまりいないようでした・・・。クーラーの詳細なサイズはThermalrightのホームページに掲載されています。

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リファレンスの8800GTに装着する場合はコア周辺を正方形に囲むネジを取り外し、クーラーごと付属のネジで締め直します。が、このネジ長すぎて最後まで締めても半分くらいまでしか入りません。今回は手元にあったワッシャーとナットをスペーサーにして適当に固定しましたが、美しくキメたいならホームセンターで短めのM2ネジを買ってきましょう。

hr11-3.png
ここのまま取り付けてみたらまるで図ったかのようにジャストフィット!
見よ!このサイドフローCPUクーラー(Scythe Infinity)→HR-11→背面ケース排気ファンの華麗なるストリームライン!!

VGAをフルロード状態にするとフィン部は40度弱くらい(手で触った感じ、多分)まで熱を持ち、コア温度が約5度低下しました(Company of Heroes起動時・GPU-Zにて計測)。既に販売終了になってしまっている製品ですが、まだ流通在庫は3500円前後で購入できます。うまく組み合わせられる環境なら投資する価値は十分あるクーラーです。

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タイトルの通り新しいHDDを買ってきました。
戸棚を埋め尽くすCD・DVDを見ていたら無性にイライラしてきたため、全部データ化して突っ込むことに。自分の性分ではHDDって突然欲しくなって突然買ってくる部類のパーツなんですよねえ。

前回、初SATA HDDを投入する際には静粛性に定評があるとされるHGSTを買いましたが、思いつきで秋葉原に来てしまった今回は本来愛してやまないSeagateのものを買うことにしました。自分の中ではSeagateとはイコールBarracuda ATAIVなのです。6年前に3台買い、全機が生存、なにより静か、遅いけど。

既にBarracuda11が出ていますが、250GBモデルが欲しかったので10を購入してきました。値段は確か7180円だったような・・・。

家路についてから「は!そういえばよく話題になる5年保証とか生産国とか、確認するのすっかり忘れてた!!」と大ボケに気づいたものの、恐る恐る鞄から取り出してみればでかでかと踊る5年保証の文字、パッケージ見た時点で思い出せよ、自分・・・。生産国はタイでした。

bara10_1.jpg
昔はメーカーのサイトでシリアルナンバーを入れてみるまで保証があるかどうか分からないなんてこともありましたがいつのまにか保証を全面にうたうことにしたようです。これなら購入前でも簡単に見分けがつきますね。保証シールは袋に貼られています。捨てちゃ駄目です。

bara10_2.jpg bara10_3.jpg
表と裏。まあ・・・普通?
裏側の基盤が裏返しに付いているのは信号ケーブルをケースに引っかけてHDDを駄目にした経験がある筆者のようなユーザーへの配慮でしょうか。どちらかといえばこのほうがいいよね!

bara10_4.jpg
手にとって気づいたのは重さと薄さ。え?間違えて2.5inch買って来ちゃった?と不安になるくらい軽いです。厚みも標準的なHDDと比べて2/3くらいしかありません。

注意点として、このHDDには4ピン電源コネクタがありません。
SATAドライブ専用コネクタが付いていない古い電源で使う場合には、4ピン→SATA変換コネクタ(こんなの)を用意する必要があります。

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続いて速度を測ってみます。
使用するソフトはHDBench3.40 beta6。HDDの速度測定ならFDBenchにしろよという声が聞こえてきそうですが、家のVista x64だとエラーを吐かれます故。その他の環境はいつもの通りです。

【測定環境】
Athlon64 X2 EE 5200+
Gigabyte GA-M52S-S3P rev.2.0
Gigabyte GV-NX88T512HP
DDR 800 2GB
Windows Vista Ultimate x64

HDBench3.40 beta6
MODELReadWriteRReadRWrite
Seagate Barracuda 7200.1080000813743204732153
Hitachi HDT725050VLA57560560782804724674
Seagate Barracuda ATA IV32068287562280020963
Hitachi HDT722525DLA380*2
(nForce520内蔵 RAID0)
116894963313700747451

参考値のRAID0には及ばずともかなりの善戦です。
Windowsエクスペリエンスインデックスのハードディスクのところが4.1から5.9(最大値)まで上昇しました。Vista自体の反応速度も明らかに向上しています。

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最後にその他のチェックすべき項目について。

駆動音は回転音・シーク音ともに静かで、一般的なケースに内蔵するなら静音化しなくても特に気にならないでしょう。ただ振動がやや気になる大きさです。しっかり固定しないと共振するかもしれません。

発熱の低さはすばらしいの一言。HGSTだと使用後に手で持っていられないくらい発熱する普段のバックアップ作業でもBarracuda 7200.10は人肌くらいにしかなりません。最近は自作ケースを設計するとき必ずHDD用ファンを付けるようにしていましたが、こいつを使うならそれもいらないかも。

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PCパーツ交換では久々に文句なしのいい買い物が出来ました。今後誰かに相談されたときもHDDはこれを勧めるようにしたいと思います。万一故障しても5年は大丈夫ですし、これでHDDに困らされることはしばらく無いでしょう。

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どさくさ紛れにサーバーまでSocketAM2化してしまった後始末がようやく終わり、気になるのはCPUクーラーだけとなりました。

今まで使っていたのは大型サイドフロークーラーの先駆けNCU-2000。今となってはこの程度の大きさのクーラーは珍しくありませんが、ファンレス向きの広いフィンピッチを取ったものとなると代わりがありません。

08-02-15_1.jpg

もう古い製品だけにAM2用取り付け金具など期待できようもなく、これが使えないのが939から移行する最大の障害になっていました。いや、本当はAM2で478用クーラーが使えるリテンションというのがあって、それを使えば済んだ話だったらしいんですけど、Intel用の取り付け金具?捨てたよ!そんなもの!!

08-02-15_2.jpg

とりあえずAM2用の交換リテンションキットを買ってきてみました。これとクーラーを持ってぐるぐるいじくり回していると・・・

08-02-15_3.jpg

ピコーン!(いつの時代の表現だ?)
分厚い銅板の台座を外せばリテンションにぴったり合わさりそうです。あとはもう、おわかりですね?

08-02-15_4.jpg

アルミL型アングルをこうやってボルト止めして・・・

08-02-15_5.jpg

リテンションも裏側からボルトを通します。

08-02-15_6.jpg

アルミアングルに空けた穴にリテンションのボルトを通して固定完了。これでリテンションを取り付ける要領でCPUクーラーごと取り付けが可能になりました。リテンション裏側にあるネジ頭には念のため後で絶縁ビニールテープを貼っておきましょう。作業工程は30分ほど。

ぶっちゃけこのクーラーって見た目ほど冷えないんですが、分厚い変な銅板を挟むようになっていた標準状態よりもヒートレーンが直にCPUと接するようになった改造版の方が効果があるのは言うまでもありません。CPUに触れる部分が丸ごとヒートレーンなわけですから、ヒートパイプ直接触クーラーも目じゃないぜ!!ということで、ファン付きのリテールクーラーより5度ほど温度が低下しました。

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というわけでAbee ZU-400Sが届きました。
最近の通販はほんと早いですね・・・。

早速パッケージを持ってみると意外と重い。安物だからスッカスカなのかと思ったらそうでもないようです。自分で開けて確かめたわけでないんですが中身は汚いらしい・・・。

セミプラグインと言いつつ本体から飛び出すケーブルがごつくて短さの恩恵があまりなかったCorePowerに比べ、奥行きが42mmも短いZU-400Sは格段に取り回しやすくなっています。この手の電源にしてはケーブル・コネクタの作りが凝っていて、24ピン電源ケーブルの追加4ピンがちゃんとジョイント式になっていたり、自作の変態ケースでも余裕で取り回し出来るケーブル長だったのも好印象でした。

負荷をかけてもコイルが鳴いたりするような現状はなし。むしろファンが爆音仕様でそんなことはどうでもよくなってきます。本体を触ってみても別に熱くなってないんですが・・・なんでこんなに頑張ってるんだろう? 低負荷時の時の音は普通~ややうるさめってところですか。もう少しマシなファンに交換すればいい感じになるかもしれません。

耐久性の評価はこれからになるものの、とりあえずつかみはOKな製品でした。この値段だと使い捨てになるのかなあ・・・2年くらいは持ってほしいと思ってますけど。

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